ニューオリンズショック3

(前回のつづき)

キャンパスを延々と歩き、やっとのことで学校を出ると、

通りの名前を見て、彼女があることに気がつきました。

いざというときに頼ろうとしていた、唯一の知り合い。

中国人留学生、李さん(女性)が住んでいる住所の通りだったのです。


番地をたどり、表札もないドアが2つある一軒家の片方を恐る恐るノックすると、

出てきたのは李さん本人でした!


李さんは日本にも留学経験があり日本語が堪能で、

さらにキャリアを積むべくMBA取得のために米国にきている才女なのです。


さっそく事情を話すと、


ホテルなんてもったいないからうちにきなさい。

アパートも一緒に探してあげる。


と涙が出そうなことを言ってくれて、

ルームシェアをしている他の中国人留学生とともに、

リビングに居住スペースを作ってくれました。


(その後も、李さんは生活用品を譲ってくれたり、

いろんなことを助けてくれました。

中国人コミュニティの人たちも同様です。

海外でアジア人はこうやって助け合っているんだなあと

実感できた経験でした。)


さらに李さんは車を出してくれて、

3人でチェックアウトと荷物を取るためにホテルに向かいました。


ですが、ホテルに着くと、しっかりと施錠していた部屋の中で

僕のカバンが壊され、中身が荒らされていたのでした。

(つづく)




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