ニューオリンズショック2

(前回のつづき)

ここまでの現地の人との接触で、

まったく何を言っているのかわからないことが何度かありました。

もちろん、自分が学校の授業レベルの英語力しかないせいもあるんですが、

どうも南部なまりの英語をしゃべる人がちょこちょこいるのです。


南部なまりの英語とは、“ねばっこい”と表されることが多いのですが、

スラングや省略した言い回しも混ざって、

人によっては、何語かわからないくらいの人もいたりします。

たとえば、

「Dog(犬)」が「ダ」、「Cat(猫)」が「カ」くらいにしか聞こえない人もいました。


でも、そんな予備知識がまだ身についていない私たちは、

どんどん不安がつのるなか、いきなりクラス分け試験が始まりました。


ペーパー試験だったらなんとかなるだろうと思っていたのですが、

先生の質問に対する回答を紙に書くタイプの試験でした。


でも南部といえど、さすがに英語の先生です。

とてもきれいな発音でやさしい単語を使ってくれるので、

なんとか、言っていることはこちらに伝わるのですが、

それでも、意味が判らない単語がかなりあります。


もちろん、試験もぼろぼろ、面接もぼろぼろ、

自分がこれほど英語がわからなかったのかと

絶望的になりました。

案の定、クラスも一番初心者向けのクラスに割り振られました。

(ちなみに彼女は1つ上級クラス)


しかも学校で探せると思っていたアパートの情報が

学校には一切なく、さらに、

アメリカの不動産屋は一軒家の情報がメインで

学生が借りられるような安い物件は扱っていないと言われました。


また、カップルで来たということで、

ルームシェアやホームステイの類も難しいと言われ、

学校の周りを歩いて「for Rent」の物件を探すのがベストとか

言われてしまいます。


アメリカの大学なので、ものすごい広さのキャンパスです。

この周りを探せといわれても、地理もわからないし、

治安が良くないと言われている南部の町をうろつくことにも不安があります。

空いてるアパートに「for Rent」の表示がある? どのくらいあるの?

あったらどうすればいいの? 第一、借りられるの?


そして、あまりにも通じない英語・・・・・


我々は深い絶望を抱えながら、とりあえず大学から出てみることにしました。

(つづく)


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