知識の「深堀り」と「連携」

前回の記事のコメントで“知識の「深堀り」と「連携」”という話題が出たので、
ちょっと思うところを書きたくなりました。

義務教育には「履修範囲」があり、
最近では「習っていない漢字の使用禁止」という駄目ルールもあるくらいで、
学校の授業で行われる“知識の「深堀り」と「連携」”には、限界があります。

ですが、僕は、「深堀り」と「連携」こそ教育(学問)の本質だと思うのです。

たとえば、昆虫(成虫)の体が「頭、胸、腹」からできていることを習ったら
(小学3年生でならう)、それ以外の構造の生物がいることも
ついでに(さらっとでいいので)教えるべきだし、
「顔」と「頭」という漢字を習ったら(小学2年生でならう)、
「頬(ほほ)」とか「顎(あご)」なんて漢字があることを話題にして
頭部のパーツには「頁(おおがい)」がつく、という知識を教えると、
とっても効率がいいはずなのです。

もちろん、欲張り過ぎると効率が落ちるので、
現行の履修範囲にそれを加えるのはナンセンスだし、
先生の裁量に任せるのはアバウトすぎます。

ですが、高い教育水準が、犯罪発生率を抑えるとか、
生涯賃金の高さ(=国の景気)につながることは明らかなので、
やっぱり、国を挙げて、子供たちに学問の楽しさを教えたり、
知識レベルをかさ上げしたりするのは、
国民全体の幸せにつながることであり、
きちんとお金をかけて改善し続けていくべきことだと思うのです。

僕が一番大切だと思うのは「ものを知るのは面白い!」という心です。
無理やりたくさんのことを教えようとすると、
子供が勉強嫌いになるのも事実だと思いますが、
それは「無理やりだから」であって、
子供には、バケツで水をかけるようにどんどん知識を与えるべきなのです。

知識はどんなくだらないことでもいいのです。

インスタントラーメンの作り方でもいいし、
自転車の手入れの仕方でもいいし、
ポケモンの種類でもいいのです。
(※ジャンルがかたよりすぎるのはダメです)

以前も書きましたが、僕が作っているLaQの本に
学校で習わないような知識がたくさん書いてあるのも、
そうした考えがあるからです。

『LaQ大百科』には多面体の分類が、
『LaQで作る365日』には一年の行事が、
『LaQで作るレッドデータアニマルズ』には絶滅危惧種の知識が、
『つくれるLaQ』シリーズには、それぞれのテーマの豆知識が。

興味があることから、「知識の吸収」を覚えると、
「知識を吸収すること」ができるようになります。
それは、絶対に無駄になりません。

たとえば「理科」の話題から「生物」や「自然科学」など、
より具体的な話に流れる「深堀り」と
同じく「理科」の話題から「漢字」や「文学」など、
異ジャンルの話に流れる「連携」は、
知識を広げる基本的な方法です。

「画像検索」や「Youtube」「ウィキペディア」などを利用すると
知識の「深堀り」と「連携」がお手軽にできますのでおススメです。



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コメント

同感です

あさかわさま

 まったく同感です。学問の礎は、まさに知識の「深堀り」と「連携」によって築かれるのだと思います。
 あさかわさんの書籍に出会えた子供たち(うちの子達はもちろん)は、とても幸せだと思います。

Re:同感です

>YASUさん
ああありがとうございます。
そんな言われると恥ずかしくなります。
ほんますみません。
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