哀愁のエルサルバドル9-ルイスの家の犬-

ルイスの実家には犬が二匹いました。

マルチーズとボクサーです。


↓マルチーズ(写真はwikiより転載)
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↓ボクサー(写真はwikiより転載)左がたれ耳、右が耳を切っている。

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マルチーズはもう高齢で、ボクサーはまだ子ども(2歳くらい?)でした。

もちろんボクサーのほうが、すでにでかくて力も強いのですが、

マルチーズのほうが気が強く、ボスのようでした。


ボクサーは幼かったので、とってもやんちゃで、遊び好きでしたが、

猟犬なので頭がよく、よく言うことを聞くいい子でした。


ボクサーは耳を切るのが一般的と思っていましたが、

ルイスの家の犬は生まれたままのたれ耳でした。

(最近は切らないほうが一般的みたいです)
銀牙―流れ星銀― 3 (ジャンプコミックスセレクション)
銀牙―流れ星銀― 3 (ジャンプコミックスセレクション)
↑(※たれ耳の猟犬は子犬のときに耳を切ることがある。

衛生のためとか、聴力を上げるためとからしい。

奥羽の不動明王ことベン(グレートデーン:「撃・閃通臂抜刀牙」の使い手)が

耳を切っている猟犬)



マルチーズは内戦のときから飼っている高齢犬なのですが、

噛み付き癖がありました。

ちょっとでも驚くと、噛み付いてしまうのです。


ルイスのお母さんによると、

内戦のとき、そこらじゅうで爆弾が爆発していて、

それの影響で、とっても臆病で、

驚くと人に噛み付くくせが付いてしまったとのことでした。


エルサルバドルでは、ちょっとしたことにも、

すぐ戦争の話が結びついてきます。


戦争というものの負のパワーは、ものすごいものです。

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