2011/08/28
哀愁のエルサルバドル9-ルイスの家の犬-
ルイスの実家には犬が二匹いました。
マルチーズとボクサーです。
↓ボクサー(写真はwikiより転載)左がたれ耳、右が耳を切っている。
マルチーズはもう高齢で、ボクサーはまだ子ども(2歳くらい?)でした。
もちろんボクサーのほうが、すでにでかくて力も強いのですが、
マルチーズのほうが気が強く、ボスのようでした。
ボクサーは幼かったので、とってもやんちゃで、遊び好きでしたが、
猟犬なので頭がよく、よく言うことを聞くいい子でした。
ボクサーは耳を切るのが一般的と思っていましたが、
ルイスの家の犬は生まれたままのたれ耳でした。
(最近は切らないほうが一般的みたいです)
銀牙―流れ星銀― 3 (ジャンプコミックスセレクション)
↑(※たれ耳の猟犬は子犬のときに耳を切ることがある。
衛生のためとか、聴力を上げるためとからしい。
奥羽の不動明王ことベン(グレートデーン:「撃・閃通臂抜刀牙」の使い手)が
耳を切っている猟犬)
マルチーズは内戦のときから飼っている高齢犬なのですが、
噛み付き癖がありました。
ちょっとでも驚くと、噛み付いてしまうのです。
ルイスのお母さんによると、
内戦のとき、そこらじゅうで爆弾が爆発していて、
それの影響で、とっても臆病で、
驚くと人に噛み付くくせが付いてしまったとのことでした。
エルサルバドルでは、ちょっとしたことにも、
すぐ戦争の話が結びついてきます。
戦争というものの負のパワーは、ものすごいものです。
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