哀愁のエルサルバドル8- スーパーファミコン-

僕らが泊まらせてもらっていたルイスの部屋には、

ベッドとテレビ、スーパーファミコンがありました。


どんなソフトがあったかは覚えていませんが、

『スーパーマリオワールド』があって、

ルイスと一緒に遊んだことは、よく覚えています。


スーパーマリオワールド
スーパーマリオワールド

ルイスは下手な日本人より、よっぽどゲームがうまく、

隠しルートやショートカットにも詳しく、

かなりやりこんでいる感じでした。


僕が、ルイスのテクニックと知識(『マリオ』に関する)に感心していると、

「内戦の間は外で遊べなかったから、このゲームはすごいやった」

ということでした。


「僕がビデオを見たり、ゲームをしたりするのが好きなのは、

やっぱり、10代のころに外に出て遊べなくて、

そればっかりしていたからだよ」


とゲームをしながら普通に言っていました。


アメリカでもルイスはインドア派で、

ビデオを借りてきてみんなで(ほぼ男友達)見たり、

ゲームをやりこんだりしていました。


でもやっぱり普通にモテたくて、

女の子をデートに誘ったりしていましたが、

いつも、あまり長続きはしませんでした。


ルイスが、結局振られてしまう理由や、

アメリカ人よりも日本人と気が合う理由が

何となくわかったのでした。

スポンサーサイト



コメント

非公開コメント

プロフィール

laqmaster

Author:laqmaster
LaQの本を作っていますLaQマスターこと浅川直樹の告知用ブログです。アメブロから移動しました。表示など調整中。

検索フォーム

ブロとも申請フォーム

QRコード

QR