2011/06/10
ベネズエラ修行編13-スペイン語-
海外旅行で観光地に行くと、カタコトの英語でも通じたりするので、
甘く見ていましたが、南米では驚くほど英語が通じませんでした。
なので、僕らはスペイン語の日常会話を覚えざるをえませんでした。
幸い、「ポケットスペイン語会話集」的な本と、
「地球の歩き方南米編」(会話用例が載っている)を持参していたので、
それをベースに少しずつ実用的な言葉を教わっていきました。
あいさつ、自己紹介、お礼などから始まって、
食事、排泄、睡眠、シャワーなど日常の行動に関する表現、
日用品の名詞、コミュニケーションに必要な形容詞など、
基本フレーズを丸暗記です。
たぶんどこの国でも同じだと思うのですが、
海外で普通の人とコミュニケーションをとるときは、
「言葉を教わる」という行為がとても有効です。
特に、年配のかたや子供は、喜んでつき合ってくれます。
なので、向こうの家族と会話に困ったときは、
「これは何ですか?」
「スペイン語でなんて言うのですか?」という
フレーズを多用していました。
スペイン語には母音がつかない子音だけの発音はほとんど無く、
(th、ght、whなどの難しい発音が無い)
単語はほとんどローマ字読みすればいいので、
日本人には超簡単です。
普通にカタカナ語で単語を読むと、
「お前はすごい発音がいい」と褒めてくれます。
(英語圏の人だと、逆にaとeの中間の音などになってしまい、
スパニッシュにとって“ひどい発音”らしいです)
生きていくのに必要でしたし、
基本的に楽しく学べていたのですが、
僕は「R」の巻き舌発音がどうしても苦手で、
そこだけはいつも注意されていました。
練習すればできると皆が言うのですが、
いまだにできません…。
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