LaQ本小ネタ-LaQを編む-

LaQでできる立体を調べているうちに、

数学的なアプローチから

組める立体を探すことが早道だとわかりました。


ある日、幾何学立体の世界を調べていると

幾何学立体の具体的な作り方のひとつに、

ワイヤーなどを編みこんでいく方法があることをしりました。


これはLaQで再現すると面白そうだと思い、

いくつかのパターンのうちで最初に作ったのが

↓これです。

ariana office info

これをもっとシンプルにしたのが、

『LaQスーパーテクニック』に掲載されている立体

(「頭の体操」問題14)なんですが、

これをきっかけに僕の中で「LaQを編む」という

概念が生まれました。


普通のモデルを作っていても、

ジョイントで接続せずに編みこむように

パーツをつけていくと、とても自然に見えることがあります。


応用テクニックとして便利なので、

「編む」という概念を体感するためにも、

『LaQスーパーテクニック』の「頭の体操」問題14は、

ぜひ作ってみて欲しい立体のひとつです。

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コメント

ほほぉナルホド

nasakawaさんのこういう思考は
未だにあたしの中には未開の領域ですね。
もともと手芸素材を探しているうちにLaQに辿り着きましたが、
こういうモチーフの組み合わせで具体的な表現に発展できると面白いですね。

Re:ほほぉナルホド

>Ken01さん

ドラクエの「メデューサボール」とか作れるかな。

Re:ほほぉナルホド

>Ken01さん

この話題も、ホントは『LaQスーパーテクニック』に掲載したかったのですが、なにぶん子供も読む本なので、小難しい概念は最小限になってしまうのです。「ジョンソンの立体」とか、すでに難しいという噂もありますが、あれは僕にとって“知識”なので、年齢を問わず、子供に浴びるように与えたい情報なのです。

そうですな。

ドラクエのことは分かりません。
すみませんがさっぱり。

確かに難しいかもしれませんが、
「ジョンソンの立体」のようなキーワードは良いと思います。
なんだかよく分からなくても、
こういうものが学術的にも成立している知識として幼いながらにもインプットされます。
自分が子供の頃がそうだったように、
子供というのはとかく背伸びしたがるものだとも思います。
「こんな子供の本で‥」と思うような知識も
大人になってみれば「あれはよくできていた」と思っていただける人が確かな確立で残っていただければ。
単なる作り方の本にとどまるよりも深~い知識として未来の大人の心に刻まれいって欲しいものです。
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