三面怪人ダダ

LaQフェスタでウルトラ怪獣を作っていたときに、

しんたくんから「ダダ」をリクエストされたのですが、

ディティールがわからずギブアップしていました。


なので、画像を見ながら作ってみました。

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↑ダダA


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↑ダダB


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↑ダダC

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↑背面


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↑顔はこんなパーツを挟んでいます。



パーツ差し替えで三面を再現していますが、

ボディはコンパチです。

個人的にはBが気に入っていますが、

いかがでしょうか?


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2012LaQフェスタin奈良その8-来場者の作品-

僕がLaQのイベントで楽しみにしていることのひとつに、

来場者の作品を見ることがあります。


僕の作った本に出てくる作品を作ってくれるのが嬉しい、

ということもありますが、

子供たちが自由奔放に作った作品群は、

とっても刺激的で、なかには本当に感心するものもあります。


いつもはそれを、かなりじっくり見るのですが、

今回は主催者サイドだったということもあり、

あまりじっくり見ることができませんでした。


それでも2日目の昼食の後に、作品テーブルをさっと見て、

これはというものを3点撮影しておきました。


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↑「イマジナルZOO」のホッキョクグマとカバを檻に!

こんなにシャフトを持っている子はいないだろうから、

イベントならではのモデルかもしれません。


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↑やたらと長いカーキャリアー。

こういう発想大好きです。


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↑ちょっとだけ丸まるダンゴムシ。

もうちょっと改良すれば、まん丸にできそうでした。


会場には本がたくさんおいてあるので、

作られるのは、本に設計図が載っているモデルが大半なのですが、

ちょっとした改造やオリジナル作品と出会えるのがたまりません。


本に載っているものの中では、

『LaQランド』シリーズのモデルを作ってもらえていると、

とても嬉しいです。


今回も、ジョッシュやスーパーブルドーザー、スーパーヤタガラスなどを

作ってくれている子がたくさんいて、

とても嬉しく思いました。

2012LaQフェスタin奈良その7-ファイナル王座決定戦-

本番前の雑談で、

スタート直後にパーツ置き場が混乱するとか、

パーツ置き場から遠いと往復だけで時間をとられるとか、

去年はオレンジのNo.1がなくなったとか、

ヨシリツのかたがインタビューしてくるとか、

コワい話をたくさん聞いて、

これは全部作るのは無理かもしれないと思っていたのですが、

なんと1名アシスタントをつけてよく、

希望者はヨシリツの社員さんが

アシスタントとしてついてくれるそうなのです。


全部一人でやらなくてはいけないと思っていたので、

これで一気に気が楽になりました。


しかも、ヨシリツの社員さんだけあって専門用語がばっちり通じます。

実際、シンプルな指示で、いろいろ先回りして動いていただけたので、

とても助かりました。


やっぱりパーツ集めの時間を思った以上に取られたので、

一人だったら間に合わないペースでしたが、

ヘルプのおかげで、制限時間をあまらせて完成させることができました。


イベントの結果は

おりおりパパさんのブログしんじさんのブログ がとても詳しいので、

そちらを見ていただければと思います。


僕は大人気なく優勝する気マンマンでイベントに挑んだのですが、

みなさんの作品は僕の予想をはるかに超えるもので、

特に何もなく終わってしまいました…orz。



今回は、僕が特に感心した4点に絞ってコメントしたいと思います。


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↑優勝したしんたくんの「円盤投げ」。

30分でこれだけの作品をきっちり完成させたのは驚きです。

細部の造形にこだわりつつ、ドラマチックなポーズを再現し、

バランスも取れています。優勝も納得の力作です。


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↑ゆうやくん「オリンピックせい火わなげ」。

ただお題にそったモデルを作っただけで終わらず、

遊べるオモチャにしてしまうところが見事です。

見た目のシンプルさゆえに優勝は難しいモデルだと思いますが、

デザインにも無駄がなく、

オフィシャルモデルにもなりえるクオリティです。

余計なものは作らない潔さも非凡だと思います。


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↑ミッキーさん「馬術 障害飛び越え」。

ドラマチックな瞬間を切り取ったセンスと

全体的な構成が見事なだけでなく、

馬の脚の形や、騎手の服、柵など細部の再現度の高さも見逃せません。

とても完成度が高いと思います。

見た目のアンバランスさは、ドラマチックなモデルに不可欠な要素ですが、

バランスをピタリと取るのは、とても難しいのです。

僕は、最後まで、しんたくんとミッキーさんの

どちらに投票するか迷いました。



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↑しゅうくんとやっくんのおとうさん「オリンピックバス」。

この写真は内部構造がわかるように外側を外しています。

ぱっと見、この作品のすごさはわかりにくいんですが、

まさに「ギミックの達人」にふさわしい作品です。

バスを壁に押し付けて手を離すとバスがバネの力で走るのです!


しかも反発力を最大限に出せるように

4種類のバネの力を複合しています。

さらに、子供が乱暴に扱っても壊れないように配慮されており、

思いっきり押し付けても壊れない構造です。


このモデルのすごさは、触ってみるとわかるのですが、

審査は「モデルには触らない」という条件だったので、

皆さんには伝わりにくかったと思います。

(僕のモデルも皆さんに遊んで欲しかったのですが)


やっぱり、みなさんとてもLaQに詳しく、

作るモデルも合理的な構造で、

きちんとデザインされているものばかりでした。


僕にとっては、とても有意義でしたので、

できれば、毎年参加したいと思うのですが、

こればっかりは、僕が判断できないので、

来年参加させていただけるかわかりません。


でも、またぜひ参加できればと思っています。

2012LaQフェスタin奈良その6-ホーガンくん-

作ったモデルは2つともシンプルだったので、、

それぞれ10分ずつかかるとして、あと1つくらいいけるかな…と考え、

せっかく、ハマクロンとヘッドバンドを使ったので、

ハマクロンミニを使って「特殊パーツ3種競技」にしようと思い立ちます。


「ジャンプ台を作って幅跳び」とかも考えましたが、

モデルをジャンプさせるには相当長いスロープが必要なので、

現実的ではありません。


そこで、短いスロープを走らせたモデルをつんのめさせて、

ボールを前方に転がす「砲丸投げ」を思いつきました。


試作段階でボールもちゃんと転がり、ほぼ原型はできました。


投擲サークルから選手ごと転がり出てしまうのが許せなかったのですが

(ファールになるから)、サークルを一段高くして解決し、

あとはネーミングです。


『たけしのスポーツ大賞』のカール君的なネーミングをしたいと思っていたので、

心の中で「室伏くん」「山本先生」と日本人メダリストの名前をつけていたのですが、

砲丸投げの有名選手をまったく思いつかず思案していると、

「ハルク・ホーガン」の砲丸投げ、というダジャレをひらめきます。


芸術祭はダジャレに寛容ですし、ヨシリツにはプロレスファンも多いので、

「これだ!」とホーガンを画像検索し、

新日時代の黄色パンツに白いリストバンドのホーガンを完成させました。



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↑砲丸投げゲーム「ホーガンくん」。

転がすだけなら、まず失敗しないので、

距離を競うものから一歩進めて

「ボーリングゲーム」にしました。



シャフトとPax(大小)を含めた全特殊パーツと

No.1~No.7の基本パーツをすべて使えたので、

色も全色使うようにカラーリングを調整し

(カラーリングを分散すると、他の人が再現しやすいので)

完成です。


実際に作ってみてギリギリ30分で完成できたので、

本番では時間が足りなくなるかもなーと

若干の不安はあったのですが、

ボーリングのピンや、ファールライン、マトなど、

なくてもいいものを最後に作れば、とりあえず形にはなると思い、

準備を終えたのでした。



つづく

2012LaQフェスタin奈良その5-山本先生-

オリンピックシンプルゲームその2は、

ヘッドバンドを使おうと思いました。


しゅうくんとやっくんのお父さんが作った「ヘッドバンドsoccer」 のイメージで

槍投げかアーチェリーを再現しようとすぐに思いつき、

まずはヘッドバンドで、試作品を作ります。


投擲機構は一発でできたので、

槍投げかアーチェリーのどちらを再現するか検討したのですが、

槍投げで飛距離を競うのはハンマー投げとかぶるし、

子供が遊んだときに

ヘッドバンドを極限まで曲げる子が出ると危ないなーと思い、

(そんなこと考える必要ないんですが)

的を慎重に狙うアーチェリーにしました。


アーチェリーは型がピシッと決まっているスポーツなので、

ポージングに悩むこともなく、射手も一発で完成。


ただ最初、マトはリアルな

↓こういうのを作ろうかと思ったのですが、


No.2とNo.3を大量に使い、作るのに時間がかかりすぎるので、

丸Pax+No.7のシンプルなマトにしました。



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↑アーチェリーゲーム「山本先生」。

腰にはまっている3本の矢で3つの的を倒すゲーム。

矢はヘッドバンドの下を押さえながら撃たないと

ヘッドバンドが外れます。


つづく

2012LaQフェスタin奈良その4-室伏くん-

LaQフェスタin奈良では、

年間チャンピオンの表彰とともに、夜に懇親会があります。


懇親会のイベントとして、

昨年は入賞者がその場でお題にあったモデルを組む

「LaQの鉄人」が開催されましたが、

今年は「ファイナル王座決定戦」という名に変わり、

同様のイベントが開催されました。


今年のお題は「オリンピック」。


昨年の様子を出席者のブログで知った僕は、

このイベントに出たくて今回のフェスタに来たと言っても

過言ではありません。


お題は先行で告知されるので、

しっかり構想を練って準備を整えイベントに挑みました。


イベントの様子は

おりおりパパさんのブログしんじさんのブログ がとても詳しいので、

そちらを見ていただければと思います。


ここでは僕が作ったものを解説していこうと思います。



お題が「オリンピック」なので、

どうしてもイメージは人間に限定されていきます。


時間も限られているのでディテールよりもギミック重視がいいかなーと、

可動モデルを考えました。


まずは『LaQ大百科』に掲載されているハンマー投げのモデルを改良して、

実際にハンマーを飛ばせるようにしたらインパクトがあるよなーと思い、

試行錯誤します。


モデルの説明のときに、ポーンとハンマーを飛ばして

出席者の度肝を抜くイメージだったのですが、

実際にやってみると、

まわすスピードでハンマーが足元に落ちたり、とんでもない方向に飛んだりと、

なかなか一定しません。


作品解説は一回勝負なので、失敗しないシンプルな構造がキモです。


「遠心力をかけておいて、ストッパーで回転を止めれば飛んでいく」

というイメージはあったのですが、

ストッパーの構造とタイミングがうまくいきません。


結局、「ぐるぐるぐるぐるぐるぐる回して~ポーン!」はあきらめストッパーは固定。

「約1回転させてストッパー当たるとハンマーが外れて飛んでいく」という

シンプルな構造に落ち着きました。


これにより、飛ばないということは、ほぼなくなり、方向も安定したのですが、

遠心力が弱く、飛距離が安定しません。


なので、これは「ハンマーを飛ばして魅せるもの」ではなく、

飛距離を競うゲームにしようと思い立ちました。


構造的には完成したのですが、

回転ギミックがあり、ごてごてとデコレーションもできないので、

ぱっと見シンプルで華がありません。


そこで、「ハイパーオリンピック」みたいに、

シンプルなゲームをいくつか作ろうかと考えました。



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↑ハンマーの飛距離を競うゲーム「室伏くん」。

ハンマーが左方向にスライドして飛び出す。

ファールラインと飛距離確認用の旗も作りました。




つづく



2012LaQフェスタin奈良その3-その他作ったもの-

そのほか会場で作ったものです。


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↑ピカチュー。ちっちゃいので気がつかない人も多かったのですが、

子供は目ざとく見つけて、「これなーに」と聞いてきました。


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↑うろ覚えフォーゼ。顔は黒、眉毛は白でした。


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↑ズゴック。多くの大人に「ザクだ!」と言われました。

ズゴックのモノアイは白!


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↑ブースターのつけ方が気に入ってます。




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↑現在製作中のLaQ本に作り方が載るモデルの

応用モデル「ぬいぐるみゾウさん」。

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↑同じく「ぬいぐるみキリンさん」


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↑同じく「ぬいぐるみワニさん」


このほかにも、

テディベア、ぬいぐるみパンダさん、ぬいぐるみウシさん、ぬいぐるみブタさんを

作りましたが、それは写真を撮りませんでした。


なぜなら、それらは今度の本に掲載されるので、

すでにちゃんと撮影済みだからです。


ゾウ、キリン、ワニは、会場で作ったので構造を記録に残しておくために

撮影しています(本には載りません)。


つづく

2012LaQフェスタin奈良その2-ウルトラ怪獣-

前回の続き。


ウルトラマン&ゼットンのパワーはものすごく、

お父さんも子供も反応します。

周りの子供ももっと作ってとリクエストをしてくるので、

調子に乗って次々とウルトラ怪獣を作りました。


とりあえず、会場で何も見ないで作っているので、

細部が甘いのは、かんべんしてください。


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↑キングジョー。ゼットンより1ブロックでかい。

目は黒じゃないほうが良かったかも。

でかく作って分離変形させたいところ。


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↑キングジョー裏


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↑ゴモラ。ちょっとバラゴンっぽいか?


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↑ゴモラ裏。改良の余地はあるけど、

「恐竜じゃなく怪獣」の感じが出せてると思う。


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↑バルタン星人。これもお父さんに大人気。


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↑バルタン背中。燕尾になっていないので改良したいところ。
透明パーツで作ったバルタンを後ろに並べたい。


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↑恐竜戦車。好きな怪獣のひとつ。


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↑恐竜戦車後ろ。

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↑恐竜戦車下。


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↑芸術祭チャンプのしんた君が作ってくれたピグモン。

形状のチョイスが的確なのはさすがです。


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↑ピグモン裏。さりげなく、

内部にパーツを挟み込む高等テクニックを使っています。





ウルトラ怪獣のLaQ本を作りたくなりますが、

版権ものはなかなか実現が難しいのです。



つづく

2012LaQフェスタin奈良その1-ウルトラマンとゼットン-

『2012LaQフェスタin奈良』にスタッフの一員として参加してきました。


実は、LaQのオフィシャルイベントにスタッフとして参加するのは初めてで、

それなりに緊張していたのですが、

なんとか無事に役割は果たせたのかなーと思っています。


今回の参加は、昨年の「LaQの鉄人※」の様子を見て、

(※LaQ芸術祭のチャンプたちが30分でお題にそった作品を作り、出来を競う)

「これはぜひ出たい!」と思ったことがきっかけです。


「イベントで働くから鉄人に出させてくれ」とエライ人にオファーをしたところ、

快諾をいただき、結局、日当まで出していただきました(ありがとうございます)。


「イベントで何をするか?」という部分は手探りだったのですが、

「会場で延々と何かを作りつつ、質問やリクエストなどに答える」という

コーナーを担当し、2日間、会場の一角でLaQを作り続けていました。


最初は現在進行中のLaQ本に掲載予定のモデルを中心に、

応用モデルを少しずつ増やしていたのですが、

来場者のかたの「ウルトラマンを作りたいんだけど難しくて…」という質問を受けて、

ためしに作ったところ好評で、

その後、ウルトラ怪獣を中心にキャラものをいろいろと作りました。


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↑ウルトラマン。模様はてきとー。なで肩なところがお気に入り。


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↑ピースが足りなくて背中はスカスカ。


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↑僕が作ったウルトラマンを見た子供がゼットンの顔を作ってくれました。

その顔の出来がとても良かったので、僕が胴体を作って合体させたもの。

これがかなり好評でした。


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↑ゼットンの背中。芸術祭年間チャンプのきりくさんから

「ふくらんでいない」とダメ出しをくらう。

ぼんやりと自覚していましたが、自分は「即興で何かを作る」のが、かなり得意なようです。


つづく

『LaQ ABC BOOK』電子書籍化

『LaQ ABC BOOK』の電子書籍版が
zinioというサイトから発売になりました。


日本では電子書籍はまだまだなので、
海外での新たな流通を期待しての『LaQ ABC BOOK』というチョイスです。

LaQ公式ガイドブック LaQ ABC BOOK (別冊パズラー)







↑『LaQ ABC BOOK』


とりあえず書籍版からの変更点などはないのですが、

今後、電子書籍ならではの仕掛けなども入れていけるといいんだけどな~と

思っています。


ipadを持っていて、『LaQ ABC BOOK』を持っていないという人は

書籍版より安いですし、買ってみてもいいかもしれません。


実は僕も持っていないので、

買ってみたら感想を聞かせてもらえるとうれしいです。

LaQフェスタin奈良

3/17&18に開催される『LaQフェスタin奈良』の体験イベントに参加が確定しました。


ヨシリツ様の好意によりコーナーを作っていただけることになり、

17日の午前中から18日いっぱいまで常駐することになりました。


LaQに関する質問などありましたら、何でもお答えいたします。

だらだらと何かを作っていると思いますので、

お気軽に声をかけてください。





※もちろん“鉄人”イベントにも参加予定です!

お楽しみに!

プロフィール

laqmaster

Author:laqmaster
LaQの本を作っていますLaQマスターこと浅川直樹の告知用ブログです。アメブロから移動しました。表示など調整中。

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