おもちゃショー1-バンダイ編-

ちょっと時間があいてしまいましたが、

おもちゃショーにいってきました。


ちなみにビジネスデーにです。


とりあえず今日はバンダイ編

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↑圧巻! とか書きたいところですが、

来年の落差を心配してしまいます。


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↑これも。


新ガンダムもパーツカスタマイズ式でした。

もはやトレンド…



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↑プリキュアになった俺


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↑ガンプラで個人的に気になるのはRGのラインナップ。

ストライク→量産型ザクと来て、次はなんだろう?

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↑フル可動宇宙飛行士のプラモ。

これはちょっと欲しい!

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↑本物? と2ショット。

値段がちょっと高い(定価6000円超)


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↑大型スカイツリーのプラモ。

組み立て途中でクレーンを配置できるのが楽しい。



バンダイブースで撮った写真はこんなものです。

(つづく)

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ベネズエラ修行編22-ジャッキー・チェン-

ベネズエラ9日目、カラカスからバルキシメトへ

長距離バスで戻ります。


実は翌日は、ベネズエラ最後の日で、

バルキシメトからカラカス、マイアミへと渡る日でした。


長距離バスで5時間かけてもどり、

一晩寝たらまた飛行機でカラカスに戻るのです。


馬鹿馬鹿しいと思いつつ、荷物も飛行機の予約もあるので

しかたなく、長距離バスに揺られます。


バスは日本でもおなじみの感じの観光バスで、

社内では映画が見られました。


ぼんやり映画を見ていると、カンフー映画で、

よく見ると超若いジャッキー・チェンが主演です。

日曜洋画劇場でジャッキー主演作をやった次の日は、

かならず級友と拳を交わしていましたし、

廊下の木人とバトルしたことも数知れないほどの

カンフー映画絶頂世代の僕ですが、

まったく見たことのない映画でした。


しかも、音声がオリジナル(北京語)でスペイン語字幕という

まったく内容がわからない状況です。


こりゃキビシイと思いつつも映画を見ていると、

どうも、とにかく悪いやつがいて、身内を殺されるんだけど

修行してやっつけるみたいな話で、

ジャッキーは急所をぶつけて跳ね回ったり、

腹を殴られて泣きそうな顔でのた打ち回ったり、

あまりストーリーがなくても楽しめる、

いつもの映画でした。


むしろストーリーの細部がわからないことで、

逆に妄想が膨らみ、なんだか余計に楽しかった気もします。


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↑ベネズエラの長距離バス。



地球の裏側でジャッキーの映画を偶然見られて、

ちょっとうれしかったことを覚えています。

ベネズエラ修行編21-登山その2地獄編-

当時はまったく意識していなかったのですが、

カラカスは標高が850m~1000mあります。


そこからガーッと車で登り、さらに登山をするとなると、

かなりの標高になります。


赤道近辺なので日差しは真夏並みですが、

乾燥していて標高が高いので直接的な暑さはあまり感じません。


ただでさえ慣れない気候なのに、

僕は数日前に極度の下痢で寝込んだばかりです。


たいしたことないと言っていた山はごらんの通りの急勾配です。

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↑この勾配が延々と続く。



そして僕はサンダルでした。


しかも、途中でサンダルの鼻緒部分が切れてしまい、

パカパカになってしまいました。

見事にパカパカになったサンダルを見て

マリアはゲラゲラ笑っています。


挙句の果てに、「あなたは準備をするべきだった」とか

他人事のように言う始末です。


もちろん、お店なんかありませんし、

ビニールのゴミを拾って応急処置をして登山を続けますが、

片足を慎重に持ち上げながらゆっくり進むので、

遅れがちで、体力もものすごい奪われます。


ためしに裸足で歩いてみても、痛いだけです。


一人一人持っていたボトルウォーターも

速攻でなくなりましたし、強い日差し、薄い空気、

妙な肌寒さ、足の痛み、マリアの笑い声が、

心と体に突き刺さります。


しんどい、痛いを通り越して、泣きそうになりながら、

なんとか地獄の登山から生還したのでした。


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↑雲が遥か下に…

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↑カラカスを一望する大パノラマ。

疲れも吹き飛…ばない。

ベネズエラ修行編20-登山その1天国編-

ベネズエラ8日目(カラカス2日目)は、

近くの山へハイキングに行くことになりました。


南米旅行中、僕はスニーカーとサンダルを履き分けていたのですが、

カラカスにはサンダルで来ていました。


ハイキングと聞いて、サンダルで大丈夫かとマリアに聞くと

マリアは「問題ない」と言っています。


前回のハイキングも車でガーッと行って、

そんなに歩かなかったので、まあ、大丈夫だろうと思って

僕らは呑気に出発しました。


まずはみんなでピックアップトラックの荷台に乗って、

山へ向かいます。


ものすごい急勾配のグニャグニャ道をぐいぐい登っていくので、

みんなで荷台に必死につかまります。


早くも気持ち悪くなってきますが、

明らかに空気がひんやりしてくるのに救われます。


とりあえず降りたのは無人のロープウェーの駅のようなところでした。

中に入ると、いきなり建物の隅にでかいカブトムシがいました。


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↑野生のノコギリタテヅノカブト。

比較用タバコは南米の激安タバコ「ベルモント」

たしか80円くらい(当時はヘビースモーカーでした)。


いきなりの大ホームランにテンションが上がります。

荷台でシェイクされ気持ちが悪くなったのも吹き飛び、

「今回はどんな生き物に出会えるか?」という期待で

僕はハイテンションになって山に向かうのでした。

(つづく)

ハイジとクララ2


(昨日の続き)

↓「ハイジとクララのきせかえセット」基本パターン。
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↓何も着せていないところ。

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↓クララのお嫁さんゴッコのシーン(そういう話があった)。

胸にコサージュ&花束あり。ハイジはメイド服。

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↓民族衣装的な服。ハイジは北欧系。

クララは何故かタンゴドレス風。
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↓クララはゴスロリ。

ハイジはジーンズでTシャツをGパンに入れているダサめな格好
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備品で洋服をかけるドレッサーとマネキン的なものも作りました。



クララの膝を直して

「クララが立った!」ゴッコもできます。

ハイジとクララ1

「LaQイマジナルガールズ」セットの中に

「きせかえ人形」の作例があるのですが、

とてもいいモデルだと思っています。



↓イマジナルガールズ



娘がハイジ好きなので、

ハイジとクララのきせかえセットを作ってあげました。


↓ハイジとクララ(顔はともかく)
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↓ちゃんとハイジは車椅子を押せる。

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↓車椅子。いろいろテキトーです。
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↓何も着ていないところ。
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↓何も見ないで作ったせいか、服が微妙に違いますね。


服などは次回に。

LaQ本小ネタ-コンベックス試作-


『LaQ ABC BOOK』で紹介している

コンベックス(巻尺)の試作が出てきました。

↑LaQ ABC BOOK



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↑黄緑の部分は水準器です。


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↑ほんの少しだけメジャー部分が伸び縮みします。


メジャー部分の伸び縮みと、

ストラップ部分の接合を実現させるため、

内部は無駄に複雑な構造になっています。


たぶん、このままでは、読者がだれも再現できないと思うので、

掲載作は、かなりシンプルに作り直しました。

折り紙+針金+LaQ

もらった折り紙のパッケージに

ワンピースの作り方が記載されていました。


↓娘と一緒に3つつくりました。

これはけっこうカワイイと思ったので…

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↓針金でハンガーを作り…
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↓LaQでドレッサーを作って飾りました。
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相当前に作ったのですが、

いまだに残っているので、

気に入っているのだと思います。

ベネズエラ修行編19-日本食を教えてくれ-

海外での定番コミュニケーションのひとつに、

日本食を作ってあげることがありました。


主に彼女が作るのですが(もちろん僕も手伝います)、

だいたい“巻き寿司”が定番で、

材料は、お米、海苔、醤油、ワサビ、エビ、シーチキン、アボカド、ゴマなど。


どの国でも日本食を売っているお店があって、

(日本食食材店がなくても、中国系、韓国系の雑貨屋に行くとあったりした)

材料には困りませんでした。


お米もジャポニカ米(ササニシキやコシヒカリも売っている)で

品質は安定しているんですが、

水が硬水だと、炊き上がりがおまりおいしくなく、

それを理解するまでに何度か失敗をした記憶があります。


南米には巻き簾を持って行っていて、

それを使ってみんなでワイワイとお寿司を作り、

ベネズエラでももちろん、

その後に行った各国でも盛り上がっていました。


あと、ニューオリンズで好評だった

「鳥のから揚げ(生姜醤油味)」も作ったのですが、

ベネズエラの生姜(ものすごいゴツイ)が半端なくスパイシーで、

不評だった思い出があります。

ベネズエラ修行編18-日本語を教えてくれ-

南米には日系人がそれなりにいるとはいえ、

僕らが滞在したのは一般家庭なので、

どこでも日本人というだけで珍しがられました。


向こうもいろいろと日本のことを聞こうとするのですが、

普通の人なので、あまり日本の知識がなく、

質問はかなりざっくりとしたものになりがちです。


たとえば、

「日本はどんな国だ?」とか、

「人口はどのくらいなんだ?」とか

「結婚は何歳くらいでするんだ?」とかです。


それで、だいたい

男性は「日本語を何か教えてくれ」

女性は「日本食を何か教えてくれ」

という流れになります。


男性は「“愛してる”はなんて言うんだ?」が超定番で、

聞いてすぐに彼女に言って、キスしたりする男ばかりでした。


たま~にシモネタになることもあるんですが、

たいてい誰か(主に女性)が諌めて普通の会話に戻ります。


普通の家庭でシモネタがNGなのはやっぱり万国共通みたいです。


ただ、ベネズエラでは、マリアがシモネタ大好きで、

しつこいくらい使ってきて、

ちょっときつかったりしました。

ベネズエラ修行編17-折り紙ナイト-

カラカスで泊めてもらった家では、

子供が学校でもらった折り紙があるから教えてくれという

流れになりました。


折り紙 はニューオリンズでも、たまにやっていたので、

見ないで折れるレパートリーがたくさんあります。


どんどん折ってあげると、アメリカよりも日本人が少ないので新鮮らしく、

ワオワオ言って、日本人はみんなこうなのか!

とか大げさに驚きます。


「日本には折り紙の試験があって…」とか

「日本には折鶴を武器にして闘うスケバン刑事がいて…」とか

ウソを教えてもよかったのですが、

その語学力がないので、正直に、

「私は特別です」と普通に説明しました。


カラカスで泊まった家では、子供とお母さんに折り紙を教えたり、

すごく仲良くできた記憶があります。



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↑ちなみに折鶴を武器にしていたのは大西結花。


ベネズエラ修行編16-シモン・ボリバル-

ベネズエラ7日目は首都のカラカスへ観光に連れて行ってもらいました。


長距離バスで5時間くらい。

当時のメモを見ると運賃は1000円くらいだったようです。


メンバーはマリアとお父さん。

親類の家に2泊して、バルキシメトに戻るスケジュールです。
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↑マリアのお父さんinカラカス。

首都だけあって都会。



カラカス1日目は、ラテンアメリカ独立の父と呼ばれる「シモン・ボリバル」の

生家とそれに付随する博物館へ行きました。


シモン・ボリバルは、ベネズエラを含む南米の5カ国を

スペインから独立させた功労者なのですが、

ベネズエラでの彼の人気はものすごく、

通貨単位もB(ボリバル)ですし、紙幣のデザインにもなっています。



一般家庭にも彼の肖像画は当たり前のようにありましたし、

なにより、皆が皆、彼をとても誇りに思っていることを強く感じました。


国民的な英雄がいて圧倒的な支持をされている、というのは

今の日本には無い感覚なのですが、少なくとも、

国家的にそういう教育をしているんだろうなということは感じました。

それがいいのか悪いのか微妙なところだとおもいますが…。


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↑シモン・ボリバルのでっかい像。

彼の生家は、カラカスにきたら行かなあかん、

というノリを感じました。


LaQ本小ネタ-ゴム動力車-

LaQと輪ゴムを組み合わせた

「動く車」の試作です。


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↑後ろに引いて手を離すと前に進む「チョロQ」式の車です。

写っていませんが、内側にハマクロンミニが使ってあります。


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↑No.7で作った六角柱の中心に輪ゴムを通してタイヤにします。

(もうひとつ短くてもOK)

写真では使っていないのですが、中心に、一箇所No.2を使っておくと

輪ゴムの空回りを防げます。

このタイヤを四角いワクに入れて、

ハマクロンミニを付ければ出来上がりです。



なかなか思ったように遊べないのですが、

輪ゴムの長さや本数を増やせば、

パワーと持続力を調節できます。

車重も調整ポイントになります。


フローリングやタイルの床だと滑って走らないので、

布団や畳の上で調節してください。

LaQ本小ネタ-試作の形2-

昨日に引き続き、なんとなく作った試作の形その2です。


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↑三角で作ったナナメの四角柱を

お互いが支えている形(内側で接続している)。

サインボールを乗せるミニバットの形です。

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↑中心に四角(No.1)があって、ねじっていく形。

お花や海中の生き物に使えそうかな…。

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↑クロスさせた棒と箱、動きそうだけどあまり動かない。


3つ目は見た目は幼児の玩具っぽくてかわいいんですが、

触るとあまり動きが無くて面白くない、という

ガッカリ系です。

LaQ本小ネタ-試作の形-

LaQでなんとなく作って、

これは何かに応用できそうだな~という形ができると、

なるべくデジカメで撮影して残しておくことにしています。



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↑詰め込みを使わずに、縦に直線を三本並べる形。


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↑頂点を対角線で結んだ立方体。


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↑平面に縦のピースをナナメに固定した形。


そのうち、何かに使えるといいのですが……。

子どもが体験するべき50の危険なこと

『子どもが体験するべき50の危険なこと 』という本を買いました。
子どもが体験するべき50の危険なこと (Make: Japan Books)/Gever Tulley
¥2,100
Amazon.co.jp

以下アマゾンの内容紹介です。


本書は、さまざまな分野から選んだ50の活動を通して「本当の危険を見きわめる力」と「それに対処する力」を身につけるための書籍です。「ナイフを使う」「目かくしで1時間すごす」「強風の中で手作り凧をあげる」「やりを投げる」「ミツバチの巣を探す」「車を運転する」「指を瞬間接着剤でくっつける」などの活動を親子で行うことで、道具を使う技術、とっさの際の身体の使い方、テクノロジーと社会の仕組みなどに関して、体験にもとづいた知識を得ることを可能にします。大人の読者にとっても、子供のころの感覚を取り戻したり、気づかないうちに設けていた制限に気づくためのきっかけになることでしょう。



なかなか面白そーだなーと思い買ってみました。


まだパラ見なんですが、思った以上に過激でした。


書評の項目以外に、

「走っている車から物を投げよう」とか「電子レンジに変なものを入れてみよう」

「高いところから落ちてみよう」「火遊びをしよう」

「ポリ袋爆弾をつくろう」「友だちに毒を食べさせよう」なんて項目もありました。


ちなみにポリ袋爆弾は重層、毒は塩のカタマリなんですが、

まだちょっと、このシャレがわかる年齢じゃないので

子供と一緒には読まないほうがいいかなーという感じです。


内容は面白いんですが、

もう少しコンパクトで安い本だと良かったなーと

いったところです。



トミカ(建機限定)

昔から建機は好きなんですが、
別にミニカーをコレクションしたりはしていませんでした。

なのですが、

『つくれるLaQ!②はたらく車』をつくったときに、

資料と称してトミカをいくつか買って以来、

そのダイカストボディに魅力を感じるようになってしまいました。


リーズナブルな値段とはいえ、下手に手を出すと危険なので、

慎重に、「これは」というものだけを買っています。


やっぱり建機を中心に

ギミックがついているものが好きで

ローラー、ブル、ショベル、クレーンなどがツボです。

たとえば…

■トミカ 日立建機 ホイールローダー(071/箱/タカラトミー)□
¥275
楽天
↑「イマジナルハマクロン」の仕事をしたときに購入。
かなり好き。

トミカ 063「前田製作所 かにクレーン [ブリスター]」【11/03/16 TEK25 TA】

¥189
楽天
↑『つくれるLaQ!②はたらく車』をつくったときに購入。

フォルムは好きなんだけど、つくりがイマイチ。

トミカ 052「ヤンマートラクター エコトラ EG300シリーズ」
¥258
楽天

↑これもかなりカワイイ。未購入


期間限定価格!!トミカ002 範多機械 アスファルトフィニッシャ F1741WZ
¥198
楽天

↑6/18発売の新商品。「アスファルトフィニッシャー」!
これはかなり好き!

トミカは毎月新商品がでるので、
たま~にチェックすると、
好みの車両がでていたりします。


LaQの検索

おかげさまで僕が制作したLaQの本は11冊を数えました。

(12冊目製作中です!)


『LaQ大百科』『はじめてのLaQ』『LaQスーパーテクニック』など

しっかりと内容を詰め込んだ本を作るためには

情報収集が欠かせません。

本のネタになるヒントを求めて、

日々ネット上の検索などをマメにしております。



主な検索エンジンといえば「Google」や「Yahoo!」など。

方法もweb検索だけでなく、ブログ検索や画像検索など

いろいろな方法がありますが、

僕のオススメは「goo 」のブログ検索です。


普通に「laq」で検索をしても、だいたい同じところが引っかかるので、

しょっちゅう検索をする意味はありませんが、

goo 」のブログ検索だと、

ほぼ毎日どこかのブログでLaQの話題が更新されています。


ブログ検索は「Google」でも「Yahoo!」でもあるのですが、

goo 」のブログ検索はダントツで更新が早く、

他よりも明らかに広くカバーされます。


検索語は「laq」で十分ですが、

「ラキュー」や「la-q」でも引っかかることがあるので、

たまにそれらで検索するのもアリです。


全国のLaQユーザーの動向、傾向を知りたいかたは

ぜひお試しください。



ベネズエラ修行編15-ベネズエラの家-

ベネズエラ6日目はマリアの兄貴の彼女の家にお呼ばれしました。


ベネズエラでは、何軒かのお家に遊びに行ったのですが、

僕らが行ったところは、みな比較的裕福な家だったと思います。


大金持ちのお屋敷というわけではないのですが、

どこも内装に個性があって、とてもかわいい家ばかりでした。


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↑ベネズエラの住宅地。こう見るとフツー。


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↑兄貴の彼女の家。お花がいっぱいのカワイイ家。

お母さんの趣味。


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↑近所の女の子の家。ペンキで塗った白い壁に

インテリアとして、たくさんの工具を打ち付けてある。

お父さんの趣味。

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↑近所のおじさんの家。家にバーがあって、

天井の一部は鉄格子がはまっているだけ。

つまり、星を見ながら飲める。

雨が少ない乾燥地ならではの建築。



いろんな国で一般のお宅にお邪魔させていただきましたが、

ベネズエラは、内装の個性が

家ごとにはっきりしている印象です。



これは、かなりいい体験だったと思っています。

ベネズエラ修行編14-スペイン語2-

アメリカでは、絶対に英語で話さないと

いけない場面がありますし(入管など)、

英語を話せないと、ちょっとバカにされるような

態度をとられることもあります。


でも、南米ではスペイン語を強要されたことはありませんし、

スペイン語が話せなくてバカにされる、

ということはまったくありませんでした。

(日本で外国人が日本語を強要されないのと同じですね)



こちらが英語で話して、向こうが理解できない場合、

向こうに英語ができないという負い目があるせいか、

なんとかお互いに理解をしようと、とても頑張ってくれます。


こちらが頑張ってスペイン語を話すと、

すごい喜んでくれて、片言でも

「お前はスペイン語を話せるじゃないか」と

超ゴキゲンになってくれ、とても親切にしてくれます。


南米のスパニッシュ(スペイン語を話す人たち)

特有の現象かもしれませんが、

彼らは、スペイン語に誇りを持っていると同時に、

ちょっと英語にコンプレックスを持っているようです。


でも、コンプレックスを持ちながらも、

陽気なラティーノなので、

決して暗くなることはありません。


日本では普通に散見される「英語コンプレックス」が

外国でもあるのは新鮮でしたし、

常に陽気な彼らが、そういう「負い目」に対し、

恥ずかしそうにする姿は、とても好感が持てました。



世界の公用語である「英語」を学ぶのは

もっとも効率がいい行為ですが、

南米では、英語以外の言語を学ぶのも楽しいもんだなぁと

つくづく思えました。


英語もロクに話せないのに、

さらにほかの外国語を習うなんてありえない

(そんなに記憶できない)と思っていましたが、

必要に迫られるとできるもので、

しかも、それをかじったおかげで、

わかることもたくさんありました。



大学で第二外国語が必修なのも

なんとなく腑に落ちたのでした。



ベネズエラ修行編13-スペイン語-

海外旅行で観光地に行くと、カタコトの英語でも通じたりするので、

甘く見ていましたが、南米では驚くほど英語が通じませんでした。


なので、僕らはスペイン語の日常会話を覚えざるをえませんでした。


幸い、「ポケットスペイン語会話集」的な本と、

「地球の歩き方南米編」(会話用例が載っている)を持参していたので、

それをベースに少しずつ実用的な言葉を教わっていきました。


あいさつ、自己紹介、お礼などから始まって、

食事、排泄、睡眠、シャワーなど日常の行動に関する表現、

日用品の名詞、コミュニケーションに必要な形容詞など、

基本フレーズを丸暗記です。


たぶんどこの国でも同じだと思うのですが、

海外で普通の人とコミュニケーションをとるときは、

「言葉を教わる」という行為がとても有効です。


特に、年配のかたや子供は、喜んでつき合ってくれます。


なので、向こうの家族と会話に困ったときは、

「これは何ですか?」

「スペイン語でなんて言うのですか?」という

フレーズを多用していました。



スペイン語には母音がつかない子音だけの発音はほとんど無く、

(th、ght、whなどの難しい発音が無い)

単語はほとんどローマ字読みすればいいので、

日本人には超簡単です。



普通にカタカナ語で単語を読むと、

「お前はすごい発音がいい」と褒めてくれます。

(英語圏の人だと、逆にaとeの中間の音などになってしまい、

スパニッシュにとって“ひどい発音”らしいです)


生きていくのに必要でしたし、

基本的に楽しく学べていたのですが、


僕は「R」の巻き舌発音がどうしても苦手で、

そこだけはいつも注意されていました。


練習すればできると皆が言うのですが、

いまだにできません…。


LaQ本小ネタ-LaQを編む-

LaQでできる立体を調べているうちに、

数学的なアプローチから

組める立体を探すことが早道だとわかりました。


ある日、幾何学立体の世界を調べていると

幾何学立体の具体的な作り方のひとつに、

ワイヤーなどを編みこんでいく方法があることをしりました。


これはLaQで再現すると面白そうだと思い、

いくつかのパターンのうちで最初に作ったのが

↓これです。

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これをもっとシンプルにしたのが、

『LaQスーパーテクニック』に掲載されている立体

(「頭の体操」問題14)なんですが、

これをきっかけに僕の中で「LaQを編む」という

概念が生まれました。


普通のモデルを作っていても、

ジョイントで接続せずに編みこむように

パーツをつけていくと、とても自然に見えることがあります。


応用テクニックとして便利なので、

「編む」という概念を体感するためにも、

『LaQスーパーテクニック』の「頭の体操」問題14は、

ぜひ作ってみて欲しい立体のひとつです。

LaQ本小ネタ-頭の体操ボツネタ-

『LaQスーパーテクニック』の「頭の体操」コーナーで

ボツにした組み方です。

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↑9個のワクを組み合わせて作る。

大きさ的にゆがまずにぴったり組みあがる。


↓の応用で、ぴったり組みあがる感じは、

気持ちいいんですが、作るのが大変なわりに、

構造も見た目もあまり変わらず、

パッとしないと思ったのでボツにしました。


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↑「頭の体操」問題6。

本当は、ノーヒントで「これを再現せよ」という問題にしたかった。

LaQ本小ネタ-蟹クロー-

『つくれるLaQ! ①海の仲間たち』で

何か動かせるモデルを入れたいという話が出たときに、

ハカセがサメパペットとともに作った

“蟹爪”です。


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↑手に装着できる。

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↑ぴったりと閉じる。



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↑ハマクロンをグリグリして開閉。スムーズに動く。



これを装着すると、ものすごい怪人感が増します。

これを装着して幼稚園バスに乗り込んで、

幼稚園児たちを恐怖のずんどこに叩き落としたくなります。


人間が装着しても蟹っぽくなるようにかなりのボリュームなので、

再現するには大量のピースを使います。


おそらく、個人でこんなに赤のNo.2とNo.3を持っている人は

日本にいないと思うので、本での掲載は見送りました。

facebookその2

匿名SNSと違い、実名SNSは制約が多いと思われがちですが、

実際の制約はそんなに変わりません。


住所や電話番号、メルアドなどの

個人情報を書かないのは当たり前ですし、

マナー(いわゆるネチケット)も一緒です。

政治と宗教の話題がウケないのは飲み屋と同じです。


できなくなるのは、簡単に相手の意見を否定したり

悪口を言ったりすることや、不用意な性癖の開陳など。


また、まったく知らない人とつながるリスクが大きいので、

友人認定に慎重さが求められます。


要するに実名SNSは普段のコミュニケーションの延長に過ぎません。



インターネットの匿名文化は、

歴史的に言えば、とても異質な文化です。


もちろん匿名文化は生き残っていくとはおもいますが、
それが「当たり前」という状況は、やっぱり特殊で、

ツールとして進化が進めば進むほど

実際のコミュニケーションに近づいていくはずです。


なので、実名SNSは今後、間違いなく普及していくと思っています。


(ただし、日本で一般的なネットへのかかわりかたは、

まだまだ匿名が主流なので、急には普及しないと思っています)




facebookはあくまでプライベートなコミュニケーションツールだと思うので、

現時点で僕は、facebookとブログはリンクさせていません。

(僕の名前と仕事を知っている人は容易に両方たどり着けますが)


ただ、フリーランスとして広く活動していくなら、

もうちょっと活用を考えてもいいかなぁ~とも思っています。

facebookその1

最近やっとfacebook がにぎやかになってきました。


※Facebookは世界で流行っているmixiのような

SNS(ソーシャルネットワークサービス)で、

実名登録での利用が標準になっているのが特徴です。


海外での普及率が高いので、外国の知り合いと

つながれるのも大きいですが、

僕はもともと営業用に実名でネットを利用しているので

実名でのコミュニケーションが標準ですし、

インターネットは匿名で参加できることで

生まれる闇も多いと思うので、

もっとFacebookは普及して欲しいと思っています。



もちろん、日本独特のマニアックな文化は

匿名社会でこそ熟成されるという側面もあるとは思うのですが、

気に入らないことに平気で文句を言える場が標準だと、

人間も文化も成熟しにくい気がします。



匿名掲示板はその役目があると思うので、それはそれで、

実際の知り合いが多く利用している実名SNSは、

僕にとってとても便利なコミュニケーションツールなのです。




にぎやかになったきっかけは震災です。


遠隔地の知り合いの情報が欲しい人が大量に登録しだして、

実際に情報交換が活発になってきました。



お互いが実社会の知り合いなので、

きちんと礼節が存在しますし、

ネガティブな意見よりも、ポジティブな意見、

役に立つ情報が飛び交うので、

上手に利用すると高い生産性が生まれます。



オススメですので、皆さんもぜひ利用してみてください。

あと、これを読んでいる僕の知り合いは

ぜひ僕とつながっておいてください。


(つづく)


一緒に遊ぶ工作絵本

無印良品で「一緒に遊ぶ工作絵本」を買いました。


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↑一緒に遊ぶ工作絵本 家具 テーブル・チェア・ライト・ソファ・ベッド

1000円



無印良品の家具をモチーフにした、

のりやはさみを使わずに組み立てできる工作絵本です。



↓のりもの編もあります
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↑一緒に遊ぶ工作絵本 乗り物 飛行機・電車・パトカー・バス・ダンプカー

1000円


僕が工作好きなので、子どもには工作を奨励しているのですが、

この本は

・のりやハサミを使わない(構造がシンプル)。

・無地なので色をぬったり、折り紙を貼ったりしてアレンジできる。

・作ったあとで遊べる。

・デザインがシンプル。

・モチーフにオリジナリティがある。

・出来上がりがとてもカワイイ



などのいい点を感じましたし、

家具や乗り物のディフォルメされた立体造形物への

僕個人の興味もあり、

ちょっと高い気もしたのですが

上の子用に「家具」を下の子(2歳)用に「乗りもの」を買いました。




「家具」は上の娘が喜んで作くり、

ずーっと机に飾っていました。

やっぱり、造形的によても出来がよく、

飾った感じも可愛かったです。



「乗りもの」は僕が作って、色を塗って見せてあげると

下の子が喜んであそんでいました。


もちろん、遊んでいるうちにバラバラになり、

長くは持ちませんでした。


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↑トビウオ風ジェット機


ちょっと高い気もしますが、楽しいです。



↓これが元の本みたいですね。アマゾンで買えます。
立体ぬりえワークブック のりもの編
立体ぬりえワークブック のりもの編

ベネズエラ修行編12-プレステ屋 -

5日目、動物園から帰ってくると、
すでに仲良くなっていた近所の男の子(高校生くらい)が、
プレイステーションをしに行こうというので、
ついていきました。


すると、道端にテーブルを置き、
プレステとTVを置いてある場所があります。


なんと、お金を払って時間でプレステができるお店だというのです。
(レートは忘れましたが、たしか安かった気がします)


一応、RPGとかシミュレーションとか長く遊べるタイトルも
何かの罠のように置いてありますが、
ここは堅くニューオリンズでもルイスの家で遊んでいた
対戦格闘ゲーム『鉄拳3』を選びます。
鉄拳3 PlayStation the Best/ナムコ



¥2,940

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一緒に来た男の子も
「言っとくけど俺は強いよ」的なことを言っています。

ところが、対戦を始めると
ボタン連打のごり押しプレイで、
日本で初代『鉄拳』から対戦をやりこんでいた身としては
話になりません。

普通にやっつけても大人気ないので、
魅せプレイに徹して、
大ピンチになってからの十連コンボや、
大技で盛り上げます。

すると、ゲーム雑誌はおろか、
ゲーセンもなかなか無い場所なので、
やっぱり、どれも見たことが無い技らしく、
すごい驚いて「どうやるんだ!教えてくれ!」と
期待通りの反応です。

ところが、スペイン語が片言以下なので、
なかなか上手に教えられないのです。

まず、「上下左右」と「斜め」を何と言うかわかりません。
さらにプレステのボタン表示「○△□×」も何と言うかわかりません。
「同時」とか「押しっぱなし」とかもわかりません。
道端なので筆記用具もありません。

しかたなく、
「プッシュ」「プッシュ」「プッシュ」
アンド
「プッシュ」「プッシュ」「プッシュ」

とか、やって見せるのですが、
もともと大技は、タイミングがシビアなものが多いので
まったくうまくいきません。

時間が限られているので、そのうちに、相手があきらめて
対戦に戻るのですが、

「すごい技を見せる」→「教えてくれ」→
「うまくいかない」→「対戦に戻る」→

という無限ループでした。





↑キングのジャイアントスイングや
吉光の自殺ダブルノックダウン(映像参照)とかが
受けていました。






ベネズエラ修行編11-ベネズエラの動物園-

ベネズエラ5日目、真夜中のパーティの次の日、

僕らはバルキシメトの動物園に連れて行ってもらいました。


マリアとしては、南米の珍しい動物たちをぜひ見てくれ、

という趣旨で、ノリノリで解説してきます。


南米固有の動物といえば、

アリクイ、ナマケモノ、ワニ、ジャガー、カピパラなど

たくさんいるのですが、

実はどれも日本では、

たいていの動物園にいるメジャーな動物であることを

マリアは知るよしもありません。


しかも、僕は動物に超詳しいので、

メジャーな動物よりも、

変な、地味な動物に食いつきます。


マリア的には理解に苦しむ食いつき方だったと思いますが、

僕は僕で、かなり楽しめました。


ariana office info

↑どこかで見たような感じだが、

どこかが違う謎の鹿。こういうのが好き。




また、この動物園では、肉食獣を除く全ての動物の檻に

かならずイグアナが同居していました。


最初は南米はおおらかだなぁくらいの印象だったのですが、

徹底してイグアナがいるので、

最終的にはメインの動物よりも、

まずイグアナがどこにいるかを探すようになりました。


ariana office info

↑動物は「ゾウとイグアナ」「シマウマとイグアナ」など、

つねにイグアナとセット(肉食獣除く)。




無理せず、のんびりと動物を見て回れたので、

病み上がりの身には丁度いいアクティビティでした。


ですが、それでも日差しにやられた感じがあり、

後半はかなりバテてしまいました。




ベネズエラ修行編10-真夜中のパーティー-

4日目、まだまだ回復できていない僕は

マリアの家でおとなしく休んでいました。


しかし、何事もなく一日を終えるなんて、

17歳のマリアにとって耐えられないことです。


夜には絶対にパーティーに行くぞ、と念を押され、

さすがにそれを断るわけにはいきません。



マリア、マリアの兄貴と彼女、そして僕らの計5人で

兄貴の車に乗り、

僕らは真夜中のパーティーに行くことになりました。


アメ車にノリノリのベネズエラ音楽をガンガンかけて

(カーステはカセット)パーティーに向かいます。


ついたところは小高い場所のちょっと広い

駐車場のようなところです。


似たような若者が周りにたくさんいて、夜景が見えます。


「さあ、パーティーだ!」的なことを言いながら、

酒が配られ、みんな飲み始めてしまいました。


マリアは17歳、兄貴は車、

カーステの音楽をガンガンかけて

陽気なスパニッシュたちは

すでに踊り始めています。


やっとマリアの言う「パーティ」を理解したころにはもう遅く、

10代の若者たちは熱いリビドーをダンスで発散させています。


じっとしていると「何で踊らないんだ!」と怒られるので、

軽くリズムを取る感じでチビチビとビールを飲んでいると、

マリアが「も~超楽しい!」的なことを言ってきます。


のどが渇いても飲み物はビールだけ、

マリアの兄貴も僕らを楽しませようと超ノリノリです。


きっと僕も10代だったら、もう楽しくて仕方なかったと思います。


でも、病み上がりの28歳(当時)としては

かなりの逆境と言える長い長い夜でした……。



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LaQの本を作っていますLaQマスターこと浅川直樹の告知用ブログです。アメブロから移動しました。表示など調整中。

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