LaQ小ネタ-お見舞い-

去年のことになりますが、

入院中の知り合いへのお見舞いに

LaQで作ったお花をもって行きました。


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↑早く帰れるように「カエル」も一緒に


チューリップと蝶はオリジナルですが、

カエルは『LaQ ABC BOOK』に作り方が載っているモデルです。


小学生の娘さんがいるかたなので、

きっと喜んでもらえたと思います。

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LaQ小ネタ-手土産2-

2010年にガンプラのボックスアートなどを多く手がけるイラストレーター、

天神英貴氏の画集『天神英貴WORKS』の編集をお手伝いしました。



天神英貴WORKS―the ART of HIDETAKA TENJIN (DENGEKI H.../天神 英貴

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↑インクにこだわった超美麗プリント。

掲載画の発色は実際の商品を超えてます。

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↑天神氏の画。この画のオリジナルももちろん掲載。


その縁で出版記念パーティーにご招待いただいたので、

手土産にLaQで作ったトラックを持っていきました。


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↑アドトラック風


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↑pdf画像を縮小プリントアウトして両面テープで貼ってあります。



けっこう綺麗にプリントが出たので、

カワイクできたと思うのですが…。


LaQ小ネタ-手土産1-

『喰霊O+』の仕事をしたときに、

作者の瀬川はじめ先生のインタビューを取るために

仕事場へお邪魔させていただきました。


喰霊0+ (角川コミックス・エース 160-15)/瀬川 はじめ

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↑『喰霊O+』は

『喰霊』連載前のプロトタイプとなる読みきり+αの

ファンブックです。



当時、すでに『喰霊』の連載は終了しており、

新連載の『東京ESP』が始まっていました。


瀬川先生が『東京ESP』のキーキャラクターである

ペンギンのグッズを集めていると聞き、

手土産にLaQのペンギンを持っていきました。


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↑LaQイーグルセットのペンギンを参考に

オリジナルのフンボルトペンギンを作りました。



喜んでいただけたと思います。

東京ESP (3) (角川コミックス・エース 160-17)/瀬川 はじめ
¥588
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↑月刊少年エースで好評連載中。
超能力を持つ謎のペンギンが登場します。

ベネズエラ修行編9-食事など-

ベネズエラの主食はトウモロコシで作ったアレパ というパンです。



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↑写真はwikiより。これはレストランのアレパ。

家庭用はもっとべシャッとしている。



パンに切り込みを入れて、肉や野菜をはさんだり、

ジャムやディップを塗ったりして食べます。


パン自体はトウモロコシの味(コーンフレークに近い)で、

焼くと表面がカリッとして中はもっちりしていて

けっこう美味しいです。


野菜や果物、肉類は普通に美味しいですし、

自分で挟むものを選ばせてくれることが多かったので、

食事が合わないということはありませんでした。



ただプラタノ という甘くない料理用バナナが良く出るのですが、

微妙に甘いんですよ。


ホイップクリームとかを添えてデザートにしてくれれば

きっと美味しいのにと思うのですが、

食事でほんのり甘い、油で焼いたバナナというのは

とても違和感がありました。


あとコーヒーが独特でした。

ものすごく濃く入れて(エスプレッソに近い)

ものすごく砂糖を入れます。

マリアの家のスタイルかもしれませんが、

美味しかったです。



ベネズエラ修行編8-嘆きのマリア-

ベネズエラ空軍基地でマンゴーを好きなだけ食べ

(とは言っても、たしか2つか3つ)、

ピクニックを満喫し、夜は夜でまた飲まされた僕は

ベネズエラ滞在3日目にして、完全に体調を崩し、

高熱&腹痛&下痢で食事もろくにとれない有様でした。


『ブラックジャック』を愛読していた僕としては、

「南米での下痢=死」のイメージが頭をよぎります。


高熱で寒気がするのに掛け布団はシーツみたいなものだけ、

ベッドは真ん中がへこんで寝にくいし、

正露丸もおかゆもありません。


水分をとろうにも水は硬水(たぶん)ですし、

しかたなくコーラを飲んでいる有様です。


襲い来る激痛と便意、

ただで泊めてもらっている家で、

貴重な溜めている雨水を使って

何度もトイレを流す気まずさに耐え、

ベネズエラ3日目はほぼ寝て過ごしました。



実はその日、みんなで車でまあまあ遠い海まで行って、

1泊して帰ってくる、という予定を立てていました。


もちろん、予定はキャンセル。

お父さんは仕事があるので、

日程をずらすわけにもいかず、

その日は家族でだらだらと過ごす日になってしまいました。


僕らもカリブ海でのバカンスを逃したことになるのですが、

17歳のマリアの落胆振りは激しく、

「何で今日なんだ」と、べそをかいています。


翌日、何とか熱は引きましたが、

このダメージはベネズエラの滞在中、

最後まで尾を引きました。

(つづく)



ベネズエラ修行編7-2日目午後・ピクニック-

2日目、午前中はお父さんの職場(空軍基地)に招待され、

さらにその後は近くの山へピクニックへ連れて行ってくれました。


マリアの家から1時間くらい、

街からちょっと行ったところという感じの山で、

ちょっとしたピクニックができる場所でした。


赤道近くなので日差しは強く、

標高が高いのでけっこう涼しく、

空気も薄めで乾燥しており、

空が広く、雲が近くて、

遠くに雨が降っている場所がくっきりわかったり、

大きな虹がでたり…


まったく経験したことがない自然環境に僕らは圧倒され、

それでも、とても快適に過ごせ、

とても楽しいピクニックでした。


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↑車で登っていく。牛や山羊の放牧地がある。


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↑もともとの標高が高いので雲が近い。

水が貴重なため、ため池が多い。


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↑頂上には草原が広がっており、ピクニックに最適。

馬にのせてもらえるアクティビティもあり(たしか50円くらい)。


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↑野生のナマケモノがいました!

生き物好きな僕としては、「南米すげぇ~」と感激しました。

こうして2日目は終わるのですが、

異なる環境、食事、ノンストップアクティビティに

身体が悲鳴をあげ、

翌日、僕は高熱を出してしまうのでした。

(つづく)

コブラ

最近、msnのニュースで実写版『コブラ』のポスターが

カッコよすぎると話題 になったんですが、


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↑しびれますね。




実はこれに先立ち、

宝島から出た↓こんなDVDを買っていました。

1982年~1983年に放映された『スペースコブラ』4話と

2010年に放送されたオリジナルアニメ『COBRA THE ANIMATION』4話が

入って1050円という廉価版DVDセットです。


『あしたのジョー』『エースをねらえ』『ベルサイユのバラ』などを手がけた

出崎統の手腕。


『スターウォーズ』のC3-POや

『ダイ・ハード』のジョン・マクレーン(ブルース・ウィリス)のハマリ役、

野沢 那智の声。



最高です。



当時はイマイチだと思っていた、タートル号のオリジナルデザインも

今見ると、オモチャが欲しくなるくらいです。

(LaQで作るか?)


2010年版も声に違和感はありますが、

アニメのクオリティはかなりのもので、

とても楽しめます。


ちょっとオススメです。

コピーライター

最近ちょこちょこ広告の仕事をやってます。

知り合いの紹介なのですが、

けっこうちゃんとした広告物を手がけています。

(外資系製薬会社とか、外車ディーラーとか)


やっていることは、いわゆるコピーライターで

コンセプトにあったキャッチコピーとレイアウト、内容を提案し、

制作するという仕事です。


高いクオリティを要求される仕事なんですが、

幸い、リピートをしていただいています。


仕事のボリューム的にも、

まだまだ“コピーライター”と名乗れるほどではないのですが、


仕事の柱のひとつにしていければいいなぁと思っています。


みなさま何かありましたよろしくお願いします。


工作-紙袋猫-

出先で子供に何かを作ってあげることが

けっこうあります。


マクドナルドの紙袋で作った猫です。

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↑紙袋を裏返してクレヨンでネコの顔を描きました。


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↑モデルはうちのネコ


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↑裏はオバケ


2歳の長男は大喜びしてくれました。

ベネズエラ修行編6-2日目午前・ベネズエラ空軍基地-

時間は1日戻ります。


ベネズエラ2日目、

17歳のマリアは超はりきっています。


はるばる日本から来てくれた友達を

彼女なりに接待したくて、ベネズエラを満喫してほしくて

朝に夜に、いろんなところへ僕らを連れ出します。


2日目の午前中、まず僕らはマリアのお父さんの職場である、

ベネズエラ空軍基地に招待されました。


マリアのお父さんは、ホントに偉い人みたいで、

いろんなところがスルーパスです。


基地の内部はもちろん、滑走路に戦闘機の格納庫、

小型飛行機の操縦席にも乗せてくれました。


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↑現役戦闘機の前で記念撮影。

左から、マリア、20代のスマートなオレ、同スマートな彼女。

むき出しの弾丸にも触れて、

おおらかな軍隊だなーと思いました。


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↑この小型機は操縦席にも乗せてもらえた。



基地の中は、当たり前ですが一般人立ち入り禁止なので、

木々には果実が実っていたりします。


基地内に実っていたマンゴーは自由に食べていいと言われ、

食べてみたら、うまいの何の。

僕らは腹いっぱいマンゴーをもぎって食べました。


……明日、ひどい目にあうことも知らずに……。

(つづく)

ベネズエラ修行編5-水シャワー-

最初はわからなかったのですが、

シャワーは雨水をタンクで貯めたものでした。


乾燥した高地という土地柄、水は貴重品なので、

温かいお湯を使ってシャワーを楽しむという概念が無いのです。


なので、シャワーは気温が下がる夜ではなく、

温かい昼間のうちに、

乾燥していて汗もあまりかかないので、

毎日は使用しないものだったのです。



現地の人にとっては常識なので、

誰も教えてくれないことなのですが、

水シャワーの場合、

先に石鹸を少量の水で泡立て、体を洗ってから、

最後に石鹸を流して終わるのがセオリーのようです。


勝手がわからない僕らは、

気温が下がる深夜に、

普通に水を全身で浴びてから、震えながら頭と身体を洗い、

最後にまた水で全身を流すというシャワーの浴び方をして、

明らかに体調を崩してしまうのでした。


次の日(2日目)は何とか持ちこたえたものの、

3日日、僕は完全に体調を崩し、

高熱&腹痛&下痢でろくに食事もとれない有様となりました。

(つづく)



ベネズエラ修行編4-修行の始まり-

24時間以上かけて到着したマリアの家では、

とりあえず仮眠を取らせてもらいました。


赤道にほど近いベネズエラですが、

ベネズエラの都市は暑さを避けるために

高地にあることがほとんどです。


マリアの家があるバルキシメトも500mを超える標高にあり、

日差しは強いのですが、乾燥しており、

家も石作り(内装も石のタイルが床と壁に張ってある)で、

ガラスがない鉄格子のはめ殺し窓があったりして

とても風通しがよく、

家の中は快適で、とても涼しいつくりになっています。


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↑マリアの家。女の子はマリアのお兄ちゃんの彼女(超いい子)。

鉄格子のみで窓ガラスがない開口部がある(雨戸のような蓋があることも)




ただ、使わせてもらったマリアのお兄ちゃんの部屋のベッドは

シングルベッドで、真ん中がへこんでおり、

そこに2人で寝るのはきつかったのですが、

疲れていたこともあり、

僕らは夕方近くまでガッツリ寝てしまいました。



もちろん、その夜は歓迎パーティです。


スパニッシュの歓迎パーティなので、

ごちそう&お酒&音楽&ダンスの

日本人にはなかなかハードなパーティーです。


しかも、なんとなく英語ができるのは

17歳のマリア(英語学習暦半年)と

お兄ちゃんの彼女(大学生)だけなので、

とてもコミュニケーションが限られます。


お母さんの「食べなさい」

お父さんの「まあ飲め」

お兄ちゃんの「踊ろう」

が、基本パターンです。

(「踊ろう」以外は日本の親戚と同じです)


がんばってコミュニケーションとりつつ、パーティをこなし、

へとへとになりながら、夜遅く、シャワーを借りようとすると、

昼間に浴びればと言われます。

ですが、ベッドも借りるし、長距離移動をしてきたし、

と言ってシャワーを借りると

シャワーは水しか出ない作りでした。


つかれ切った身体に水シャワー、

高地なので夜は冷え込みます。


部屋には閉まらない窓があって、

掛け布団はバスタオルみたいのがあるだけです。


ベネズエラ初めての夜は震えながら眠ることになりました。

(つづく)

LaQ本小ネタ-太巻き-

『はじめてのLaQ』を作っているときに、

「お寿司」のモデルのバリエーションで

太巻きを入れるか検討しました。


↓太巻きの試作
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まず、六角形のリングを作って、

中にNo.1がどのくらい入るかを試してみたんですが、

17枚も入りました。


なのですが、リングがゆがんでしまうので、

掲載を見送りました。


見栄えが良くないのもありますが、

ジョイントパーツに負担をかけるモデルを

「はじめて」の本に掲載するのは良くないよなぁ

という判断です。


本には掲載しませんでしたが、簡単ですので、

ご家庭でおすし屋さんゴッコをするときは

試してみてください。

LaQ本小ネタ-扇風機-

↓扇風機の試作です。
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試作モデルは、なるべく写真を撮ってから壊すようにしています。


このモデルも写真を撮って壊してしまったのですが、

放射状のフレームやちゃんと回転するファンなど

気に入っており、記憶に残っていました。

(ハマクロンが出たばかりのときに作ったものでしたし)



で、その記憶があったので、

『LaQスーパーテクニック』を作っているときに

その扇風機の構造を使って変形ロボを作ろうと思い立ち、

何も見ないで記憶を頼りに作ったのが

↓これです。
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…だいぶ記憶と構造が違っておりました。


LaQ本小ネタ-地球儀-

『はじめてのLaQ』に掲載された「ちきゅうぎ」の試作品です。


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↑正二十面体にハマクロンシャフトを貫通させた構造


試作ですが掲載作と、ほとんど変わりません。


正二十面体をシャフトで貫通させると、

かなり滑らかに回るので、

何かに応用できないかなーと考えて作ったのが

『つくれるLaQ④昆虫』の「ゴホンダイコクコガネ」です。


↓これ(フンコロガシの仲間)


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同じような構造なんですが、

正二十面体は、かたや地球でかたやウンコになるわけです。


ベネズエラ修行編3-バルキシメト-

二人とも一睡もできませんでしたが、

とりあえず無事にバルキシメトへ行く便に乗ることができました。



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↑謎のジャンルの機内食。味は…



小さいジェット機でバルキシメトの空港に到着後は、

小さなタラップで直接滑走路に降り、

平屋の空港建物へ向かいます。

ニューオリンズ出発から24時間以上たち、

ヘトヘトの僕らでしたが、かなりテンションが上がります。



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↑滑走路へ直に降りたのは人生初でした。



空港ではマリアが家族と一緒に待っていてくれました!


ベネズエラでの段取りは全部エスメランサがやってくれていたので、

安心しきっていましたが、

やっぱり、「もしいなかったら…」という不安はありました。


久しぶりの再会に僕らもマリアもハイテンションです。


マリアと一緒に来ていたお父さんに自己紹介し、

家の車で早速マリアの家まで向かいました。


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↑マリアの家の車


バルキシメトは日差しは強いのですが、

乾燥しているので暑さは気にならず、

思っていたより過ごしやすい感じです。


娘をアメリカへ留学させていただけあって、

マリアの家は比較的裕福です。

(お父さんはベネズエラ空軍のエライ人)


ですが、家は豪邸ではなく普通の広さ
(平屋でたぶん3ベッドルーム+LDKくらい)

お手伝いさんは使わず、

お母さんが全て家事をやっていました。

(実はお手伝いさんがいないのは珍しい)


マリアの家ではお兄ちゃんの部屋を貸してくれることになりました。


マリアはさっそく僕らを遊びに連れ出そうとしましたが、

さすがにヘトヘトだった僕らは、

ちょっと寝かしてくれと言い、

仮眠を取らせてもらいました。


ただ、17歳で元気いっぱいのマリアは、

せっかく、はるばる日本から友達が遊びに来たのに、

と不満顔でした。


この年齢差によるギャップは、後々まで後を引くのでした……。

(つづく)

ベネズエラ修行編2-カラカスの闇-

カラカス空港へは、11時ごろ着きました。

荷物を回収して入国審査をしたらもう深夜でした。


国際空港だし、それなりに稼動しているだろうと思っていたのですが、

真っ暗で、非常灯しか点いていません。

もちろん売店の類は全部閉まっています。


人もどんどんいなくなります。

職員にどこで朝の便を待てばいいかを聞くと、

となりにある国内線のターミナルへ移動しておけと

言われました。


移動してみると

国内線ターミナルも真っ暗です。


人を探して、どこにいればいいかを聞いてみると

ロビーにいろと言われました。


ロビーには旅行者らしき人は一人もいません。

それなのに、子供が走り回っています。


どうやら、子供たちはいわゆるストリートチルドレン、

つまり、空港ロビーをねぐらにする子供たちのようです。


みんな小学生くらいです。

なかにはもっとちいさい子もいました。


だいたい10人くらいの子供たちが、

薄暗い空港ロビーにいて、僕らを遠巻きに見ています。


僕らは恐る恐る見通しのいいところに座り、

そこで一晩過ごすことにしました。


パンや水は買ってあったので、それを食べていると。

子供が近寄ってきます。


食べ物をくれと言っているのはわかったのですが、

パンはちょうど食べきってしまいました。


空になった袋を見せて、もうないと言うと、

袋に残っているパンくずをくれと言うので、

袋をあげると、そのまま立ち去っていきました。


子供好きな僕らですが、さすがに

それ以上やさしくはできませんでした。



僕らは薄暗い空港ロビーで緊張しながら、

長い一晩を過ごしたのでした。

(つづく)


※この日記は1999年当時の様子を書いています。

現在の状況とは異なると思います。

ベネズエラ修行編1-いざカラカスへ!-

久々に登場の海外ネタシリーズです。


なぜ久々かというと、ブログは写真がないと面白くないと思うのですが、

当時はデジカメを持っておらず、

紙焼きの写真しかありません。


なので、今までに掲載した当時の写真は、

写真自体をデジカメで撮って掲載しています。


大量の写真があるので、それが面倒臭くて

なかなか新シリーズに踏み込めなかったのでした。


なのですが、ここしばらくLaQネタが続いたので、

気分を変えるためにも、海外ネタを復活させようと思い、一念発起しました。



さて、

南米周遊一国目は赤道に程近い、常夏の国ベネズエラです。


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泊めてもらうマリア の家は首都のカラカスからやや離れた、

バーキシメイトという都市です。

(ちゃんとした発音は「バルキシメト」でした)

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通常そこまでいくには、長距離バスを使うのですが、

スペイン語ができないで長距離バスで移動するのは難しいし危ないと

エスメランサ に言われ、

僕らは素直に国内線でバルキシメトへ移動することにしました。


バルキシメトへの国内線は早朝便しかなく、

首都カラカスへは深夜到着の便だったので、

空港で時間をつぶして朝に乗り換えるというスケジュールでした。


ちょっと長めですが、南米でも羽振りのいいベネズエラの首都の国際空港ですし、

エスメランサも大丈夫だと言っていたので、

機内でちゃんと寝ておけば、なんとでもなるだろうと高をくくり、

僕らはフライトスケジュールを組んだのでした。


出発当日、お世話になりっぱなしの友人に早朝から(出勤前に!)

ニューオリンズ空港へ送ってもらい、

まずはフロリダへ飛び立ちました。

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フロリダ空港からベネズエラへの便は午後便だったので、

やや時間がありましたが、観光客も多い天下のフロリダ空港ですから、

お店やカフェもたくさんあります。


僕らは飽きることなく時間をつぶし、

カラカス行きの飛行機に乗り込みました。


いよいよ“飢えたクロヒョウ”ことカーロス・リベラを生んだ

ベネズエラへ上陸です!


ぼくらはもちろん興奮してあまり寝られずに

カラカスへと降り立ったのでした。

(つづく)



マラケッシュ

東京おもちゃ美術館
でやった「マラケシュ」という

ボードゲームが、なかなか面白かったです。

(ちなみにGigamicはフランスのメーカー)





<Gigamic> マラケシュ / Marrakech (正規輸入品)/Gigamic



¥6,300

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サイコロを振って商人を動かし、


自分の領土(じゅうたん)を敷いていきます。



相手のじゅうたんで止まるとお金を払い、


相手が自分のじゅうたんに止まれば


お金がもらえます。





ルールはとてもシンプルなので、


小学校低学年くらいでも理解できますし、


戦略要素があって、運の要素があって、


逆転要素があるという、


なかなかバランスのいいゲームでした。





ボートと小物もカワイイので、


かなり気に入りました。





ただ、値段がちょっと高いんですよね…。



工作-ぶんぶく茶釜-

ゴールデンウィークに行った東京オモチャ美術館 で、

「紙コップで動物をつくろう!」というコーナーがあったので、

子供と一緒に僕もひとつ作りました。



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↑ハサミで切込みを入れて、マジックで色をつけました。

フタのツマミと扇子は、切り取った部分で作ってあります。

ノリは使わずに挿し込んでいます。


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↑2本足でバランスをとっているポーズです。



昔から、こういうちょっとした工作は得意でした。

東京おもちゃ美術館(2回目)

ゴールデンウィークに四谷三丁目にある

東京おもちゃ美術館に行ってきました。


今は「スーベニール 人形と玩具」という企画展示をやっていて、

(2011年4/9(土)~2011年10/2(日) まで)

かわいいモノが大量にありました。


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↑インドの土彩色鳥。

子供のころ家にセキセイインコがいたので、鳥好きなのです。


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↑鳥笛。こんなので鳥が寄ってきたら……。

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↑民芸品も好き(買わないけど)


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↑反則級

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↑プラスチックの熊

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↑右のウサギのゆるさ!

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↑百科おじさんに似ている


いつ行っても楽しいところです。

No.5の誘惑

LaQのイベントをやって気が付いたのですが、

大勢でLaQを作ろうとすると、No.5が足りなくなるようです。



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↑No.5(120度のジョイントパーツ)



終盤はみんなでNo.5を探してジャラジャラとパーツをかき回していました。


120度のパーツは、遊びの範囲が広いので無理がききますし、

とても使いやすい角度です。

また、曲面の構成は、LaQが持つオリジナリティのひとつなので、

試してみたくなるというのもあるでしょう。


僕はNo.6(90度)をすごい使うんですが、

一般の人はカクカクしたモデルよりも、

曲面を多用したモデルのほうが、

作ってみたくなるのかもしれないなーと思いました。


子供の場合、パーツを探すのもあそびのうちなのですが、

大人は時間のロスをとても嫌います。

大人向けのイベントのときは、

No.5 は、別に大量に持っていってもいいかもしれません。

『大人のLaQ教室 in TOIQUE』後記9-オマケ3 -

TOIQUEに残っていたハカセ作「初めての人類」です。


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葉っぱは、コの字型のパーツにNo.5をつけ、

No.7を押さえている形です。
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さりげなく高等テクニックを使っているところは

さすがです。


出来が良かったので、別枠で紹介しました。

『大人のLaQ教室 in TOIQUE』後記8-オマケ2-

ゴールデンウィーク中に

TOIQUEのキッズデーがあったので行ってきました。


お店に一部、残っていたモデルがあったので、

撮影してきました。


イベントでは、全員がひとつずつモデルを作り、

参加者で投票をし、票が集まった人には記念品を差し上げました。
(LaQ関係者のモデルは選外)

そして人気第一位になったのは

↓一般参加Nさん(女性)作「マンボウ」!
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(※制作途中の写真です。マンボウ独特の形状を再現しようと

がんばっていたところに票が集まりました)


第二位は

さいとうさん作「カメレオン」

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(※後日撮影。首だけしか残っていませんでしたが、

完成作は舌先に蝿が止まっていて、前足までできていました)


第三位は

↓一般参加Kさん(男性)作「ヘビ」
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(※TOIQUEに残っていたモデルを後日撮影しましたが、

複製品かもしれません。反り返る仕組みはLaQのイベントなどに

来ていただいている証ですね!)


同じく第三位は

五十川さん作「クジラ」
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(※五十川さんのブログより転載。ちゃんと完成していたところ、

模様を入れているところを評価している人がいました)


他にも『モンスターハンター』に登場するモンスターを作ってくれたかたがいて、

その作品にも1票入っていました。




僕からの記念品は今や入手困難の絶版商品、

ケイブンシャ刊『LaQ恐竜骨格の本』の未開封品を1位のかたに!

(未開封品ですから、10年前のLaQのカタログなども入っています)

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3位までのかたには、『LaQ恐竜骨格の本』の冊子部分を

差し上げました。


僕にとっても貴重品なのですが、

初イベントということで奮発しました。


また、ヨシリツ様より、

記念品を提供していただけましたので、

参加者全員に合わせて差し上げました。


いつもこういう記念品を出すわけにはいかないと思うのですが、

今回は特別ということで。




ラキュー・恐竜骨格の本/著者不明
¥2,100
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『大人のLaQ教室 in TOIQUE』後記7-オマケ-

参加者にもらった写真と、ケータイで撮った写真です。


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↑参加者に写真をもらいました。当日に持ち込んだモデルです。

お酒&LaQが新鮮な絵図ですね~。

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↑一番人気の「ファミコン」。

写っていませんが、この日のために、

2コンのボリュームも可動できるように改造しました。


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↑ケータイで撮ったテムジン&エンジェラン


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↑テムジン前から

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↑テムジン後ろから


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↑エンジェラン前から


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↑エンジェラン後ろから。

オリジナルではドリームキャストがついている場所に

LaQのステッカーが貼ってあります。

こういうちょっとした遊び心が余裕を感じます。

『大人のLaQ教室 in TOIQUE』後記6-達人列伝④関係者編-

今回のイベントには、さらに実力者が参加してくれました。


「勇者ペルセウス」「LaQ十二星座コレクション」の生みの親、ライトウィングさん

「コンボイトレーラー」「ダイナソーレンジャー」などを作った芸術祭チャンプ、ken01さん

そして元祖LaQハカセこと山内さん


当日は受付を済ませてからピースを一枚引いてもらい、

作るモデルのメインカラーを決定します。


テーマは「生き物」、ただし、厳密に生き物でなくてもOKです。

ロボットでも妖怪でもいいし、

作りたいものがあれば、それを優先していいというルールで、

参加者それぞれが、ひとつずつモデルを作りました。


初心者のかたにも参加いただいてましたので、

僕はなるべくそちらのフォローに回りつつ、

実力者の方々は放置していましたが、

なんだか、とても和気あいあいと楽しんでいただけたようです。


ライトウィングさんは黄緑で「メロンシャーベット」(生き物じゃないぞ!)

ken01さんは赤で「破裏拳ポリマー」

ハカセはオレンジで「初めての人類」を作ってくれました。

(「初めての人類」はTOIQUEのブログ で写真が見られます)



僕がバタバタとしている間に、

実力者3人組は他の参加者のフォローをしたり、

とても和やかなムードを作ってくれていました。


自腹で参加費を払って参加してくれていたのに、

たくさん気を使っていただきまして、本当にありがとうございました。


今回のイベントが無事に終了したのも、

お三方(+ヨシリツから参加いただいた2名)の

影の尽力のおかげだと思っております。


ありがとうございました。


『大人のLaQ教室 in TOIQUE』後記5-達人列伝③さいとうよしかずさん-

イベントには、「ブロック玩具本の著者つながり」で知り合いの

「さいとうよしかず」さんにも参加していただきました。


TVチャンピオンレゴ王まであと一歩の男として

その筋では惜しまれているかたです。


どちらかというと、さいとうさんは、「ブロックのイベント」自体に興味があって、

ご参加いただいたような気がします。


↓さいとうさんの著書。とってもカワイく、内容がぎっしり詰まった本です!

創作アイデアの玉手箱ブロック玩具で遊ぼう!!/さいとう よしかず

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さいとうさんは高い造形力だけでなく、

デザインセンスや編集制作能力もかなり高く、

著書を見れば、その実力がはっきりわかります。


なので、今回はどんなモデルをつくってくれるのか、

とても期待していたかたの一人です。


さいとうさんが挑戦した「カメレオン」は未完成でしたが、

動きや、細かいディティールを盛り込んでいて、

さすが、造形のツボを心得ているなぁ、というものでした。


なのですが……

みなさんが作ったモデルを撮影し忘れてしまいました……○| ̄|_


初イベントが無事終わったことで頭が回っていませんでした。

速やかな撤収を心がけるので精一杯でした。

スミマセン……。


また、機会があれば、ぜひきてください。

(デジカメを忘れないようにします)

あと、さいとうさんは、さいとうさんで、

そのうち何かイベントを企画してくれると思いますので、

そのときはぜひ参加したいと思っています。


なんとかチャンピオンも応援しています。

創作アイデアの玉手箱 続・ブロック玩具で遊ぼう!!/さいとうよしかず
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↑ウォーカーギャリアとか超イカシます。

つくって遊ぶブロック玩具/さいとうよしかず
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↑どの本も大勢のビルダーが参加しています。
これだけの人数と内容を纏め上げるのはすごいなぁと感心します。

『大人のLaQ教室 in TOIQUE』後記4-達人列伝②五十川芳仁さん-

なんと、レゴテクニックの達人として多数の著書がある

テクニカルライターの五十川芳仁 さんがイベントに参加していただけました。


もともと僕もレゴといえばテクニックシリーズが特に好きなので、

レゴマイスターこと五十川さんの著書はほぼ持っています。


五十川さんのホームページをごらんいただければ、

その楽しさはわかってもらえると思うので、ぜひご覧下さい)




↓五十川さんの代表的著書。とてもいい本です。

折りたたみイスなど、影響を受けたモデルも多数掲載されています。

改訂 レゴのしくみで遊ぶ本/五十川 芳仁

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五十川さんとは、

とあるワークショップでご一緒させていただいたことがあり、
そのときに知り合いました。

実は、TOIQUEを知ったきっかけも五十川さんのブログ

本人へ思い切ってイベントの告知を送ったところ、

なんと参加を快諾して下さいました。

数多くのワークショップをこなし、

大学で講師もする五十川さんの前でイベントを回すというのは

ある意味、相当冒険なのですが、

とても光栄なことでもあります。

また、五十川さんがLaQでどんなものを作ってくれるのか?

僕はとてもワクワクして当日を向かえました。



実は五十川さんがLaQをいじるのは初めてでした。

作った作品は、五十川さんのブログで確認できますので、

ぜひご覧になってみてください。



プロダクトの垣根を越えて、今回のイベントに参加いただき、

心よりお礼を申し上げます。

本当にありがとうございました。

LEGO MINDSTORMS NXTオレンジブック―アイデアノタマテバコ/五十川 芳仁
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↑唯一持っていない本。(NXTを持っていないので…)


↓近年発売された最新版レゴテクニック虎の巻3部作。

高く評価され、海外版も出ている良書です。もちろんもってます。

ブロックで作るキカイの本 回る・伝える・きほんのしくみ/五十川 芳仁

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ブロックで作るキカイの本 走る・曲がる・車のしくみ/五十川 芳仁
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ブロックで作るキカイの本 歩く・いろいろ・ふくざつなしくみ/五十川 芳仁
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『大人のLaQ教室 in TOIQUE』後記3-達人列伝①すかさん-

結果的にちょうどいいくらいの人数が集まりましたが、

震災の影響か(そう思いたい)、当初は参加者からの申し込みが鈍く、

青くなった私は、いろいろと知り合いに声をかけてみました。


そのなかで、面識はなかったのですが、

ネットでスゴいLaQモデルを公開していた

「すか」さんというかたへメールを出して

参加を呼びかけさせていただいたところ、

快諾してくれ、なおかつ、

モデルまで持ってきていただけることになりました。


↓すかさんは現役の漫画家さんです。

ひろなex. (1) (まんがタイムKRコミックス)/すか

¥860
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↓ホームページ
http://members.jcom.home.ne.jp/skysuka/


↓すかさんが持って来てくれたモデルその1“テムジン”。

ゲーム『電脳戦記バーチャロン』の登場メカです。

ariana office info
↑※持ってきてくれたモデルは、さらにバージョンアップされたものでした。





↓持ってきてくれたモデルその2“エンジェラン”(右)


ariana office info

エンジェランは設定画の通り、

素体に装甲が装着され、さらに装甲は可動します。




注目すべきは、そのカラーリングセンスです。

大胆にデフォルメされているにもかかわらず、

まったく印象が変わりません。



フォルムの再現度も非常に高く、

テクニック的にとても高度な技がたくさん使われております。



写真でも想像できると思いますが、実物はかなり大きく、大迫力です。

実物は感動的ですらあります。




個人でこのレベルのものを作り上げるとは!

世の中は広いものです…。






すかさんの作品は以下のURLからもっと見ることができます。

http://twitpic.com/photos/skysuka
ariana office info

上記リンクはとにかく必見です!


すかさん!

参加ありがとうございました!

すばらしい作品に感動しました!

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LaQの本を作っていますLaQマスターこと浅川直樹の告知用ブログです。アメブロから移動しました。表示など調整中。

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