阿修羅王の構造

『LaQランド地下迷宮の謎』に出てくる

「阿修羅王」の構造に関して質問があったので

解説させていただきたいと思います。


まず、「つくりかた」を掲載しないモデルなので、

見栄え重視で、成り行きで組んでいる部分が多くあります。


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↑頭、髪の毛、合掌している手、垂れ下がっている布は

ボディに接続されておらず、独立しています。


頭は顔を変えることで性格も変わる、という設定のために

くるくる回る構造にしてあります。


一応、

赤=興奮している

黄色=普通

青=冷静

という感じです。


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↑黒なのでわかりにくいのですが、

頭頂部には溝があり、髪の毛のカタマリをはさんでいます。


合掌している腕は、左腕と右腕がひとつながりになっており、

身体を貫通しています。

手のひらの重みで、いい感じに下がっているのです。


それ以外の腕は身体に固定されています。


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↑身体は六角柱、ももはひし形の柱で

下半身は、おなかのあたりで内側から接続していますが、

接続せずに差し込む形でも作れます。


垂れ下がっている布は「コの字」型にして、

内側に引っ掛けているだけです。




モデルを作るときは、

すべてのパーツを接続したくなりますが、

見栄えを重視する場合、

「はさんでいるだけ」

「ひっかけているだけ」

ということが多くあります。


ぜひともオリジナルモデルに応用して下さい。

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大人のLaQ教室 in TOIQUE

今度「大人のLaQ教室 in TOIQUE」というイベントをやります。

告知はmixiのLaQコミュと店のホームページと

ツイッターでつぶやくくらいにしておこうかと思っています。

15人限定なので、すぐに埋まるだろうという思惑です。


手探りの部分が多いので、

ご迷惑をおかけすることもあるとは思いますが、

参加希望の方はメッセージを下さい。

以下、詳細(mixiより)です。

よろしくお願いします。




■イベント名:大人のLaQ教室 in TOIQUE
■日時:4月12日(火) 夜19:30~21:30
■会場:Toy cafe TOIQUE (トイーク:末広町駅から徒歩5分)
台東区上野5-9 2k540 AKI-OKA ARTISAN M-4
http://www.toique.com/index.html
■定員:15名様
■会費:3500円(食事代、1ドリンク、震災被災者への義援金含む※)
■予約:nasakwaまでメッセージをお願いします※
■受付:定員になり次第、締め切らせていただきます。


昨年12月にオープンいたしました、
末広町、秋葉原、御徒町のあいだくらいにある、
LaQやレゴ、naefなどが遊べるカフェ“TOIQUE”にて
『大人のLaQ教室 in TOIQUE』というイベントを開催させていただきます。

今回はLaQの発売元であるヨシリツ株式会社様の協力の元、
お酒もOKな場所で、食事を楽しみつつ、
大人限定でLaQを遊んでしまおうという初の試みです。

当日は、めったに見られないオリジナルのモデルを持ち込んで、
自由に触っていただきつつ(大人限定ですので)、
構造や仕組みなどを解説して、
モデル作成に役立つ話しをしていければと考えております。

また、当日はテーマを決めて即席コンペを開催し、
優秀な方には記念となる粗品を進呈する予定です。
また、参加費用にはお一人様500円ずつ、
このたびの震災被災者への義援金を含ませて頂きます。

腕に自身のある方はもちろん、
もっとLaQのことを知りたいという初心者のかたも大歓迎です。
もし、自慢のモデルがございましたら、ぜひお持ち下さい。

ご都合のよろしい方は、ぜひご参加をお願いいたします。


※イベント概要
当日は受付開始19:00~
イベント開始19:30~
イベント終了21:30(そのあとも滞在可能)を予定しています。
会費は食事(前菜、サラダ、パスタ、肉料理、デザート)と
1ドリンクの価格込みです。
参加希望の方は名前と連絡先を明記のうえ、
nasakwaまでメッセージをお願いします。
また、状況によって内容に変更がでる可能性があります。
あらかじめご了承下さい。

LaQ本小ネタ-工具-

「ノコギリシリーズ」を作ったあと、

LaQで工具をつくるとカワイイなぁと思い、

いろいろと作ってみました。


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↑左上から

・電ノコ

・ノコギリザメ

・ノコギリ

・チェーンソー

・メジャー

・金槌

・カンナ

・ニッパー

・曲金


どれもけっこう良くできたので、

『LaQ ABC BOOK』で紹介ページを作って紹介しました。


ただし、メジャーとチェーンソーは作り直したので

掲載モデルとは構造が異なります。

このときのメジャーは水準器付きです。

電ノコは、パッと見でわかりにくいのでボツにしました。



(クイズ:仲間はずれがひとつあります)

LaQ本小ネタ-ノコギリ-

『つくれるLaQ④昆虫』をつくっているとき、

「ノコギリクワガタ」を作ったあとに

“ノコギリシリーズ”を作りました。


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↑ノコギリシリーズ


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↑ノコギリクワガタ


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↑ノコギリ


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↑電動ノコギリ

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↑チェーンソー


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↑ノコギリザメ



『つくれるLaQ⑤』は「ノコギリ」で行けるなぁ…

と一瞬思いました。


LaQ本小ネタ-昆虫試作-

『つくれるLaQ④昆虫』に掲載したモデルの試作品です。

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↑「アゲハチョウの一生」

掲載モデルとは、羽の形と模様が若干違います。



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↑「カブトムシの一生」

掲載モデルと違い、腹部に詰め込みテクニックを使っています。

詰め込みテクニックを使ったほうが

昆虫っぽさが出てリアルなんですが、

制作難易度が上がってしまうのでオミットされました。

左上にいるのは、サイズをあわせてつくったノコギリクワガタです。

新江ノ島水族館

神奈川出身なので「えのすい」は

今までで一番行ったことがある水族館です。

昨年、2004年のリニューアル以来、初めて行ってきました。


リニューアル前の見所は、

イルカショーに海獣、くらげの展示などでしたが、

その伝統は受け継がれつつ、

すっかりきれいに最新の展示になっていて、

以前の姿を知っている身としては、とても楽しめました。


もともと学究肌な水族館でしたが、

そこの強化と、エンターテイメント性の向上、

さらにきれいでおしゃれになって、

かなりオススメできる水族館です。


個人的なツボは新設された「深海コーナー」。


巨大な大王具足虫や

硫化鉄のウロコ(磁石にも付くらしい)を持つ

ウロコフネタマガイの標本、

熱水噴出域を再現した水槽など、

レアな展示が目白押しです。


夏はバカみたいに混む場所なので、

春や秋の暖かい日に行くのがオススメです。



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↑「えのすい」といえばクラゲ

葛西臨海水族園

葛西臨海水族園 は東京ディズニーランドの隣の駅にある水族館です。


千葉方面に住んでいるならともかく、

ちょっと行きにくいところにあるので、

(車だとディズニーランド渋滞が怖いし)

なかなか行く機会がなかったのですが、

チャンスがあったので、行ってきました。


上野動物園や多摩動物園と同じく東京動物園協会が運営する、

どちらかといえば硬派な水族館で、

東京湾の生態系や水族館の役割の解説など、

子どもの興味や学習につながるような展示が多いのが特徴です。



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その反面、エンターテイメント性は弱く、

イルカショーなどもありませんし、

目玉となるマグロが泳ぐ回遊水槽も、

巨大水槽が珍しくなくなった今となっては

インパクトが弱さは否めません。


↓(マグロやカツオは魚屋で見られるし、

ただ黙々と泳ぐタイプの魚なので見飽きる)

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なのですが、埋立地の広大な敷地に作った建物なので、

とても広々としており、イスや休憩スペースも多く、

入園料も他の水族館と比べると破格で、

子供連れにはやさしい、気軽に行ける水族館です。


広大な公園の一角なので、

のんびりと週末を過ごすにはとてもいいところだと思います。





オマケ

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↑葛西臨海公園駅に展示してあるペーパークラフト

なにげにクオリティが高い。

マニアックな生き物が多いのも好み。

針金細工

針金細工が好きで、

針金があると、何かを作りたくなってしまいます。


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↑亀と豚。

このくらいなら、ラジオペンチを使って何も見ないで、さっと作れます。


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↑犬の散歩、かたつむり、蛙。

蛙はお尻を押すと跳ねる機能をつけたので、

やや、不恰好です。


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↑モールで作った戦隊ヒーロー。


特技の一つなんですが、

あまり役立ったことはありません。

紙工作

工作全般得意なんですが、

実際に何かを作るときは、お手軽なのでたいてい紙を使います。


なので、ペーパークラフト的なものは、とても得意です。



少し前に、とあるワークショップに参加して、

↓こんなものを作りました。
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↑ご当地ヒーローを使って、

地方活性化につながるi-phoneアプリを作る。という目的。


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↑作ったのは

観光地を回ってローカルなクイズに挑戦するという、クイズゲーム。

この人は問題を出してくる敵、炎将軍。


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↑バッドエンド画面。

様々なシチュエーションを簡単に作るために、

紙のモデルにはモールが仕込んであります。

背景は検索した画像をプリントアウトしただけ。


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↑ゲームオーバー画面の元画像。

複数の人間で協力して3日でプログラムまでして、

実際に稼動するものを作りました。

しかもちゃんとマルチエンディング。


限られた素材で、時間も区切られていたので、

下書きなしで一気に作りました。


LaQ本小ネタ-バッタ-

『LaQ ABC BOOK』に掲載した

「グラスホッパー(バッタ)」の試作です。


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↑面長な顔を表現したかった。



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↑腹部と翅の素材感を変えたかった。




いろいろと思考錯誤したんですが、

どうにも気に入らず、結局、ハカセに相談したら、

あっという間にいいのを作ってくれました。


なので、『LaQ ABC BOOK』に作り方が載っているバッタは、

ハカセの手によるもので、

僕の作った写真のバッタはボツになりました。

LaQ本小ネタ-アルマジロ-

『LaQ ABC BOOK』で掲載している

「アルマジロ」の試作です。


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↑アクティブモード
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↑ディフェンシブモード


ナイフアルマジロがV3をピンチに陥れて以来、

アルマジロ大好きなので、

いつか作りたいと思っていたモデルです。


本に掲載する場合、

子供が再現しやすいように、

まずは簡単で見栄えがいいものが作れないか試します。


なのですが、これは見栄えがイマイチだったので、

読者が再現しにくいんですが、

大きめで見栄えのいいものを作り直して掲載しました。

LaQ本小ネタ-ヘッドバンド-

『LaQ ABC BOOK』を作ったときに、

平面の「クエスチョンマーク」を掲載していますが、

ヘッドバンドを使った立体版も作りました。


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↑これをつけると、とても頭が悪い人間に見えます。



いわゆる「漫符」(マンガの表現に使われる符号的表現)の

応用パターンで

「怒っている人用ヘッドバンド」も作りました。
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↑頭から噴火しているイメージ

ニューオリンズ小ネタ-北斗の拳-

とりあえず1巻を買った『北斗の拳』ですが、

マンガに飢えている身でしたので、

楽しくてしかたありませんでした。



日本人留学生の友達にも好評でしたし、

忍者とかジャッキーチェンとか大好きなルイス にも見せたら

予想以上に面白がってくれて、

「TUBO(ツボ)!」と言いながら人の経絡秘孔を突いて、

「You are already die!(おまえはすでに死んでいる)」とか

言うようになりました。


そんなルイスが超楽しくて、

決して安い本ではないのですが、

ついつい続巻を買ってしまい、

最終的には4冊も(ジャギ登場のあたりまで)買っていました。




ルイスもいろいろとマスターし、

最終的には

「Say my name!(オレの名前を言ってみろ!)」

とかまで使いこなしていました。



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ニューオリンズ小ネタ-マンガ-

かなりのマンガ読みなので、

海外ではマンガに飢えていました。


当時はYou Tubeなどもありませんし、

本屋にあるのはアメコミばかり。

第一、アメリカは本屋の数が日本に比べて圧倒的に少ないのです。




でも、比較的近所にコミックスの専門店が一軒あって、

ついつい、そこには定期的に行ってしまいました。

(行くとつい買ってしまうので2ヶ月に一度くらいでしたが)




当時はまだまだ海外版のコミックスは流通量が少なく高価で、

タイトルも限られていました。

(まだ、ワンピースもナルトもアニメになっていないころです)


そのころは日本のコミックスは、

右開きにレイアウトしなおすのが一般的でしたので、

その関係上1冊の値段がバカ高く(1000円くらいする)、

無分別に買うわけにいきません。



少なくとも英語の勉強になるように、

ストーリーがわかっていて、せりふもなんとなく記憶にあって、

面白く、家にあってもいい名作系という条件でまず買ったのが、

『北斗の拳』でした。


また、彼女も『風の谷のナウシカ』を買い、

その後、ちょこちょこと続きを買い、

結局、『北斗の拳』は最初から、ジャギが出るとこくらいまで、

『ナウシカ』は半分くらい、

あと、$3くらいのうすっぺらい『ドラゴンボール』を何冊か

(サイヤ人襲来のとこらへん)

を持っています。



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↑廉価版『DB』。1冊に3話くらい入っている

地震近況報告2

今朝方、ずっと連絡が取れていなかった

石巻の叔父一家とやっと連絡が取れました。


全員無事でした。


電気、水道、ガスが依然止まっており、

電話もまったくつながらなかったそうですが、

自宅は浸水を逃れて、なんとか住めているようです。


一日も早い復興ができるよう、応援しています。



原発事故を心配して、海外在住の友人が

「こっちに避難して来い」と、たくさん言ってくれます。

とてもありがたいと思います。

でも、たとえ最悪のケース(1号~6号が全部臨界など)

になっても、200キロ以上離れている東京には影響はないので、

大丈夫だといい続けています(ソース )。



自粛ムードで、都内の飲食店など軒並み開店休業状態です。

円高&株安&3月の決算期と重なり、

このままでは確実に倒産企業が爆発的に出ます。


復興支援も緊急な課題ですが、

日常の経済活動の停滞は日本全体を疲弊させます。

「日常生活の維持」を心がけたいと思っています。

Mad Science

東急ハンズで行われていたMake:のイベントで
「Mad Science」という本を買いました。

【送料無料】Mad Science

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価格:2,940円(税込、送料別)



その名の通り、
自宅でできる(かもしれない)頭のおかしい科学実験を
たくさん紹介している本で、

たとえば、
・ナトリウムと塩酸を反応させて(両方劇薬)
ポップコーンに塩味(NaCl)をつける
・液体窒素を使って30秒で自家製アイスを作る
・自家製ナイロンを作る
・水銀を使ったモーターを作る
・自家製チタンを精製する
・高電圧でコインを半分の大きさに圧縮する
・雪の結晶を瞬間接着剤で永久保存する

などなど…「マッドサイエンス」の名にふさわしい内容です。

高い本なんですが、かなり面白いです。
買って悔いなしです。

Make:

Make:」というアメリカの雑誌がありまして、

平たく言うと「子どもの科学」のアメリカ版のような雑誌で、
電子工作や化学実験などのネタがたくさん載っている本で
日本語版も発行されています。

【送料無料】Make(1(volume 01))

【送料無料】Make(1(volume 01))
価格:1,575円(税込、送料別)



ただ、内容はやや大人向けで、
ちょっと危険だったり、頭が悪い工作がちょこちょこあって、
個人的にとっても好みなのです。

ためしにVol.5を買ってみましたが、
たとえば、
バーチャルリアリティーバギーの作り方とか
(ラジコンバギーにウェブカメラをつけて、
ヘッドマウントディスプレイで操縦する)、
パソコン用スキャナをカメラに改造するとか、
自作手品グッズとか

多くの人ににとってどうでもいい工作ネタが満載で、
とても楽しいです。

人を選ぶ、マイナーな雑誌なのですが、
東工大でイベントがあったり、
徐々に認知度は上がっていて、
2月には東急ハンズ渋谷店でコラボイベントがあったので
見てきました(終了しています)。

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↑上に乗ると歩いてくれる多脚式のセグウェイ的な乗り物

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↑へんなあみもの。かわいい。

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↑巨大なタコブツの編み物。
うーん編み物おもしろいなぁ…

LaQ本小ネタ-ひし形立体-

『LaQ大百科』のP29で紹介している「ひし形立体」ですが、

三角をNo.3で接続してひし形を作り、

それを12個(30個)組み合わせて作っています。


ひし形部分の接続をNo.7にすると、

そこにパーツをつけられるので、

いろいろと可能性が広がります。


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↑「ひし形十二面体」にNo.7をつけてパーツを伸ばすと

大きい「正八面体」に。

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↑「ひし形30面体」の場合は、

「正20面体」の頂点と辺を削った形に。

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↑「ひし形30面体」に三角をつけて作った“モーニングスター”

(『ドラクエ4』でクリフトが装備できるヤツ)


※観賞用。子供に与えないこと!

LaQ本小ネタ-多面体試作-

以前 にも紹介しましたが、

『LaQ大百科』で紹介している多面体は、

ベストな作り方を模索して試行錯誤をしています。


↓本では「変形十二面体」の五角形部分を

へこませた五角錐で作っていますが、

膨らませた五角錐で作ったバージョンです。
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ただのヌメッとした「正二十面体」になってしまいボツです。



↓五角形のワクを四角いワクで束ねた「正十二面体」
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触ると重くてガシャガシャいって面白いんですが、

パッと見て構造がわかりにくく、

この形で紹介する必然性がなくてボツにしました。

地震近況報告

東北の親戚筋とは軒並み連絡が取れない状況ですが、

私を含め、関東在住の親戚、知人で切迫した近況は入っておりません。


自宅も本棚から本が落ちた程度の被害で済みました。


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地震発生時は都内におりましたが、

皆様の迅速で冷静な対応にとても感心しました。


警察、消防のかたはもちろん。

コンビニ、飲食店、警備員など、普通のかたたちが、

きちんと職務を全うしていて、

お店でもみな、必要なもの以外を買いだめるようなことはしていませんでしたし、

交通ルールも守り、声を掛け合っていました。


日本人は緊急時のシミュレーションがみなしっかりとできているなぁと

とても頼もしく思いました。


もし、今回を上回るような災害が起きたとしても、

きっとこの国は大丈夫だと思えます。

LaQ本小ネタ-正十二面体-

『LaQ大百科』で、LaQで作る多面体を紹介していますが、

LaQは正五角形を面で作れないので

正五角形を使う多面体はとても作りにくいのです。


とくに正五角形だけを12個つかってつくる「正十二面体」は

なかなか納得のいくものが作れませんでした。
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↑『LaQ大百科』で紹介しているもの。

五角形で分割されているが、

フォルムがほとんど球状なので、

個人的には納得がいっていなかった。



そして、その後、たどり着いたのが

『はじめてのLaQ』で紹介している形

↓です(写真は試作)。
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内部で三角形どうしを接続して、

五角形を作っています。


複雑かつピースをたくさん使うので、

再現は難しいと思いますが、

見た目よりも、かなり頑丈にできています。


これが完成したときは、うれしくて、

写真をとった後、子供に見せたら、

かなり大きくて頑丈なので、大丈夫だと思ったらしく、

渡したとたんに床において座ってみていました。


(もちろん一瞬でぺしゃんこになりました)

船の科学館

船の科学館 はお台場の科学未来館の近くにあります。


両方とも公営なので、

ぐるっとパスを持っているとハシゴをしたくなるんですが、

“船の”と限定しているわりには、かなり見ごたえがあるので、

どちらかにしておいたほうが無難です。

(ハシゴするなら科学未来館からがオススメ)


個人的には「船酔い」のイメージがあるので、

船に対する憧れはそれほどないのですが、

それでも展示内容はワクワクするような

ヒストリー&ロマン&アドベンチャー&テクノロジー満載で見所たっぷり。


巨大なエンジン、精巧な船舶ミニチュア、潜水艦に船のラジコンなどなど

オトコノコの魂を揺さぶるモノが大量にあり、エンターテイメント性も高く、

展望台やレストランなど設備も充実しているので、

子どもも大人も楽しめる、居心地のいい場所です。


停留している船(羊蹄丸&宗谷)は、

さすがにベビーカーだと不自由ですが、

それ以外はバリアフリー度も高めです。


「船の科学館」というネーミングにピンと来ない人も多いと思いますが、

とても楽しめるオススメスポットです。


スライドバンクロボ

お正月の話になりますが、
甥っ子(小4)のお年玉は
↓このパズルに入れてあげました。
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スライドパズルとしては古典の

箱入り娘 (ピースをスライドさせて一番奥のピースを出す)が

貯金箱になっているものです。


もちろん解けなくてもフタをあければ

お金は取り出せるのですが、

「ちゃんと自力で出さなきゃだめだよ」と言ったら、

「わかった」とひとりでがんばっていました。

もうちょっと時間がかかるかと思っていたんですが、

驚異的な集中力を見せ、

1時間ほどで取り出していました。

小学一年生4月号

小学一年生4月号には毎年とても豪華な付録がつきます。


小学一年生 2011年 04月号 [雑誌]/著者不明
¥750
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もちろん定期購読をしてくれる読者を獲得するためなのですが、

そのために、とてもコストパフォーマンスがいい号なのです。


しかも、伝統的に小学一年生4月号には、

楽器オモチャがつくことが多く、なにげに高性能で、

年齢を問わずに楽しめるレベルのものだったりします。


今年の付録は指に装着してどこでもピアノが弾ける

“ゆびピアノ”です。


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もちろん音もただの電子音ですし、

子どもサイズなので大人は装着できませんが、

明和電気を思わせるアナログ感がたまりません。


うちの子は来年2年生なんですが、

これ欲しさに買ってしまいました。


LaQ本小ネタ-目の表現3-

内側からNo.6ジョイントを差し込んで目の表現にした

応用モデルその2です。


『LaQスーパーテクニック』に

改良したものが掲載されています。


写真はハツカネズミのモデルにタイヤをつけて、

猫のオモチャにしようという試みです。


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↑くんくん。



実験台は、うちのネコ(雑種)。



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↑ツンツン。






実は、最初は写真を撮ろうとしても、

まったく反応してもらえませんでした。


いろいろとやっても無反応だったのですが、

妻のアイディアで中に煮干を仕込んだら、

やっと反応してくれました。

LaQ本小ネタ-目の表現2-

昨日紹介した、

内側からNo.6のジョイントを差して目玉にするやりかたの応用モデルです。



↓口の中は、二重構造にしてあります。

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↓背びれと尾びれは一体になってます。
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フォルムはサメっぽくて気に入っているんですが、

構造が複雑なので、

本で紹介するには不向きなモデルなのです。

LaQ本小ネタ-目の表現-

『LaQスーパーテクニック』に掲載した「うさぎ」の試作です。


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実は、このときの眼は、

No.6のジョイントを内側から差して表現しています。


これはこれでスーパーテクニックなんですが、
ちょっと作りにくいんで、

本に掲載しているやり方に変えました。


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ニンジンと組み合わせるとカワイイので、

『LaQランド地下迷宮の謎』でも

若干デザインを変えて

登場させました。

ニューオリンズ小ネタ-インフルエンザ-

ニューオリンズで死にそうな目に遭ったことが一度だけあります。

 

二人して高熱を出して寝込んでしまったのです。

おそらくインフルエンザだったと思います。

 

体温計を持っていなかったので体温を測れず、

薬もろくなものを持っていません。

強烈な寒気と倦怠感、体中がズキズキ痛み、

同時にダウンしてしまったので、

食事もてきとーです。

 

これはやばいと二人で相談し、

医者にかかることにしました。

 

アメリカで病院にかかると高額な請求がくることは有名ですが、

僕らは学生だったので、

大学のスクールドクターのところへ行けば無料で診察してもらえます。

 

学生証、パスポート、保険証券、現金など

必要と思われるものをとにかく持って、

(往復しなくていいように)

広大なキャンパスを歩いて医務室まで向かいます。



南部とはいえ季節は冬、

湖沿いのキャンパスは風が強く、

ふらふらになりながらたどり着きました。

 

朦朧としていてよくおぼえていないんですが、

医務室はそんなに混んでいなかった気がします。

それでも、とにかく待たされて待たされて……。

 

診察が終わって、薬をもらい、

家に着くと、出たときから6時間以上経っていました。


薬を飲んでこんこんと眠り、

どうにか回復しましたが、
海外で病気になると、とても心細く、

命の危険を感じるほどでした。

グリーン・アーミー・メン

↓最近買ったLEGOです。
ariana office info
映画『トイ・ストーリー』に出てくる
プラスチックの兵隊人形
「グリーン・アーミー・メン」です。
パッケージ写真だと伝わりにくいのですが、
つくりが粗いことがアイデンティティのキャラクターを
そのまま再現して、とてもかわいくなる、というのが
ちょっと面白いなと思うのです。

オモチャがカラフルなのは、そのほうが子供に売れるから、

という理由があります。

映画に登場するキャラクターとはいえ、

1色しか使っていない大量生産品を
レゴで再現して単品で商品化するというのは
ある意味、勇気があると思いますし、
(他の大型セットに緑のフィグをつけるだけでもいいのに)
それだけ、そのかわいさに自信があるからといえます。

実際、緑一色のキットなのに

なんだかとってもカワいくて、

これは面白いなぁと感心したのです。

また、オモチャの再現ということで、
レゴ社が絶対に扱わない、
リアルミリタリーモデルがキット化したというのも
かなりレアな感じがします。
というわけで、このキットは買ってしまいました。

レゴ トイ・ストーリー パトロール中のグリーン・アーミー・メン 7595/レゴ
¥2,100
Amazon.co.jp

リスーピア

お台場にリスーピア という体感型ミュージアムがあります。


その名の通り、理数系のアトラクションがメインの

科学館のような場所です。


規模はそんなに大きくないんですが、

「理数をもっと楽しむ」というコンセプトや

アトラクションのセンスなど好感が持て、

個人的にかなり気に入っています。


理数系アトラクションといっても、

小難しいものではなく、

小さい子でもなんとなく楽しめて、

なんでこうなるのか?

という理屈が解説されているパターンが多く、

理科、数学への興味の入り口として

とても有効なものがそろっています。


また、とくにワークショップが粒ぞろいで、

内容が独特で、質が良く、楽しいものばかりです。

大人でも楽しめるレベルのものもたくさんあり、

その道で知られている人が、こっそり講師をしていたり、

かなりオススメできます。


規模が大きくないので、ふらっと行っても

混んでたりすると、入場制限があったりしますので、

ネットでマメにワークショップをチェックしておいて、

よさそうなものがあったら予約して

(楽しそうなものはかなり早く締め切られる)、

早めに行くのがいいと思います。

プロフィール

laqmaster

Author:laqmaster
LaQの本を作っていますLaQマスターこと浅川直樹の告知用ブログです。アメブロから移動しました。表示など調整中。

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