LaQランド地下迷宮の謎

『LaQランドの大冒険』の続編が出ました!


LaQランド 地下迷宮の謎 ~LaQ あそびかた・つくりかた研究室~/著者オレ

¥1,260
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今回も編集、構成、文、ストーリー、モデル作成(ハカセと分担)などなど

何役もこなしております。



今回のお話は、LaQランドの地下で

謎のダンジョンが発見されるところから始まります。


謎の忍者軍団、半人半獣の怪物、三面六臂の魔神…

ダンジョンでは怖ろしい(?)怪人たちが

ヨシオくんとリツコちゃんを待ちうけますが、

二人は力をあわせて乗り越えていきます。


誰が、何のために作った遺跡なのか?

謎の大首領の正体とは?

超古代文明とLaQの関わりとは?




今回は、前作よりもおはなしに重点を置いて、

LaQの可能性を広げるような内容を心がけました。


大人でも子供でも楽しめるストーリーと、

シリーズならではのイカした(れた)モデルの数々。

ぜひ、ご堪能ください。


できましたら、感想などいただけますとうれしいです。

よろしくお願いします。

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ニューオリンズ小ネタ-フィールドトリップ-

IELP では1学期(2ヶ月)に一回フィールドトリップというものがあります。


要するに「遠足」で、IELPの全レベルの生徒全員で

ニューオリンズ近辺のどこかに行くというイベントです。


僕は4期履修したので、


・スワンプ(湿地帯)

・プランテーション(植民地時代の大規模農園)

・ジャズフェスティバル

・ニューオリンズミュージアム

の4箇所に行きました。


どこもニューオリンズを知るには欠かせない場所で、

先生がちゃんと解説をしてくれますし、

普段、あまり会話をする機会のない、

違うレベルの生徒とも仲良くなれる

とても楽しいイベントです。


ただ、朝、学校に集合して、

例のスクールバス(黄色のボンネットバス)で移動するのですが、

運転手さんは、たいてい飛ばし屋で、

湿地帯を埋め立てているあちこちガタガタの道路をぶっ飛ばすので、

頭をぶつけそうになるし、カチカチのイスでお尻が痛くなるし、

行程はいつもハードでした。


↓例のスクールバス
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ジャズフェスティバルはまた別格なのですが、

個人的に楽しかったのはスワンプです。


地平線が見えるような広大な湿地帯に木の遊歩道が敷いてあって、

そこを一周できるコースがあります。

そこでは野生のワニがいて、フクロウまで見られました。



↓広大な湿地帯。生き物の宝庫でちょー楽しい。
ariana office info

学校から30分くらいのところに、

こんな大自然があるということが、もう驚きでしたし、

アメリカの大きさを実感できました。


いろいろと外国を回りましたが、

どんなに大きな建造物でも、

自然のすごさには勝てないなぁーと思います。




ニューオリンズ小ネタ-運転免許-

一応、日本で国際免許を取って、持って行っていたのですが、

アメリカの運転免許は簡単に取れるというので、

僕と彼女は取得にチャレンジすることになりました。


なんでも、ルイジアナでは筆記に受かれば、

運転をちょこっと習ってすぐに免許がもらえるらしいのです。

しかも試験は辞書を持ち込んでもいいみたいでした。

(州によって違うらしい)


何しろアメリカは広いので、車がないと本当に不便です。

自転車を2台借りてはいたのですが、

一台は子供用、もう一台はかなりの年代モノだったので、

遠出はかなりしんどかったのです(暗くなると危ないし)。


中古車は$200(20万くらい)で売ってます。

帰国前に売ればコストはガソリン代だけです。

買い物も楽になるし、週末はちょっと遠出したりと夢が膨らみます。


李さんから交通法規の手引きを借り、

ひと通り訳したら、ウキウキしながらさっそく免許をとりにいきました。


バスを乗り継ぎ、試験料を払い、やっと試験の開始です。

ところが、試験場で、試験官のおばちゃんに

辞書の使用を禁じられてしまいます。


多少食い下がりましたが、

「アメリカで車を運転するなら英語が必要だ」と言われ、

何も言い返せませんでした。


仕方がないので辞書なしで試験に臨みますが、

pedestrian(歩行者)とかmoderate(中速度)とか、

日常で使わない交通用語を覚えているはずもなく、

日本での試験と同じように難解な言い回しの文章が多く、

(二重否定の疑問文とか)

二人ともあっさりと撃沈してしまいました。


どうも、人によって辞書を容認してくれる場合があるようなのですが、

とても再チャレンジの気力はありませんでした。


結局、アメリカで車を買うという野望は夢と消えたのでした。


ニューオリンズ生活19-さらばニューオリンズ-

いよいよ8ヶ月以上生活したニューオリンズを去ることになりました。


借りていたものは返し、
もって帰りたいものは船便で実家に送りつつ、

ムービングセールを実施し、売れるものは売り、

(けっこう知り合いがいろいろ買ってくれました)

残ったものは友達にあげ、

本当に引き取り手のないものだけがゴミとなりました。


電気、ガス、水道、銀行口座

(何かで必要で近所の銀行に口座を開いていた)を解約し、


学校の先生にあいさつをし、

近所の友達に別れをつげ、

アパートを引渡し、

知り合いの家 に移りました。


もう10年以上経ちますし、

たった8ヶ月の生活でしたが、

いろんなことを今でも鮮明に思い出せます。


危険や誘惑も多いですが、

自分の子供が留学したいと言い出したら、

迷わず送り出したいと思えるくらい、

有意義で、得たものがたくさんありました。


もし、宝くじが当たったら、

「いろんな国で、その国の言葉を習いながら学生生活を送る」

という生活をしてみたいくらいです。


もしまた機会があれば、ぜひ同じことをやってみたいと思います。



(一応、今回で「ニューオリンズ生活」シリーズは

おしまいにしようと思いますが、まだまだ小ネタが

たくさんあります。「中南米」シリーズの前に、

小ネタを少しずつ書いていこうと思っています)


消防博物館

消防博物館 は四谷三丁目にある博物館です。


前の会社の近くで、入場無料だったので立ち寄ったことがあるのですが、
古い消防車とか、消防士の装備、火消しの歴史など

消防に関するあらゆるものが展示されているマニアックな場所で、

かなり贅沢な内容です。


なかでもオリジナルアニメが10本も見られる
「アニメシアター」はとにかく気合が入っています。

主人公の父親である博士が、月で宇宙人を助けたときに
もらった巨大ロボが消火活動で大活躍する
「消防ロボ ゼウレス」。

全身火傷で瀕死の重症を負った少女が、絶対に燃えない体と
人間の一万倍のパワーを手に入れ、消火活動で大活躍する
「炎の戦士 ファイアーガール」

など、2011年となった今では厳しいものがありますが、

おそらく、開館当時は最新鋭だったであろうアニメは必見です。


消防博物館自体はあっさり見られるので、

(子供はドハマりする危険もありますが)

近所の東京おもちゃ美術館とセットで見に行くことをオススメします。




ちなみに、

つくれる!LaQ 2 はたらく車 ―LaQ公式ガイドブック (別冊パズラー/著者不明

¥680
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を作ったときに、

「高所放水車」の英語表記がどうしてもわからず、

消防博物館の資料室に行ったら、

東京消防庁の官報に「Squirt」の記述があったので

それを採用した、という経緯があります。

切手の博物館

切手の博物館 は目白駅からすぐのところにある地味な博物館です。

大して大きくもないですし、展示してあるのは切手ばかり(当たり前ですが)


でも楽しいところなんですよ。


別に切手に興味があるとか、収集しているとか、一切ないんですが、

特に海外の切手はデザイン的に優れたものが多く、

単純に優れたデザインのプロダクトが

ものすごい分量でテーマ別に展示してある、というだけで

個人的にツボなのです。


さらに、切手は生き物の図案が多く、

切手で外貨を稼いでいるような小国の切手は、

マニアックな生き物をシリーズ化していたりするので、

博物画好きな僕は見ていて本当にあきません。


文化遺産や、名所・旧跡、民族文様、など切手にはお国柄が表れるので、

旅行好きの血も騒ぎます。


ミュージアムショップも楽しいです。

海外の郵便グッズはかわいいものが多いですし、

いろいろな国の切手が買えたりします。


外国の恐竜の切手が売っていて、

かわいかったので買ってしまったほどです。


入場料はなんと200円。オススメです。




切手で旅するヨーロッパ/山田 庸子

¥1,680
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↑ヨーロッパの切手はとてもカワイイ

おりがみはうす

ギャラリーおりがみはうす

というギャラリーが

地下鉄都営三田線白山駅すぐ(文京区白山)にあるのですが、

すごい楽しい場所です。

折り紙界では有名な山口真さんというかたがオーナーで

その名の通り、折り紙モデルの展示と関連商品の販売を行っているのですが、

飾ってあるモデルのクオリティが半端ではありません。

ギャラリーには山口さんのものだけでなく、

国内外を含め多くの折り紙作家さんの作品が展示されており、

その表現力や存在感はため息が出るほどです。

(リンクのホームページのwebギャラリーで一部が見られます、

ぜひごらんになってください)

紙という素材、折り紙という文化の実力と可能性をとても感じられ、

造形好きなかたなら、ものすごい刺激をうけるはずです。

行くと、折り紙をしたくなります。

ショップにも、ここでしか買えないものが売ってたりして

かなり危険だったりします(お財布が)。

↓山口さんの著書(ニューオリンズに持っていった本)

日本のおりがみ事典―心に残る伝承おりがみ180作品を次代の子どもたちに/山口 真

¥1,334
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ユニット折り紙

折り紙の世界をのぞいているうちに、
“ユニット折り紙”という世界があることを知りました。

折り紙を何枚も同じ形に折って組み合わせ、

幾何学的な立体を組んでいく、

昔よくタバコ屋さんなどに飾られていた、

タバコの空き箱で作る和傘なんかも

ユニット折り紙の一種だと思います。

「布施知子さん」というかたが特に有名で、山ほど著書があり、
布施さんの本は、全国の図書館に必ずおいてあります。
(アマゾンで「布施 知子」で検索してみたら89件もヒットしました)
↓例えば
ゆかいな多面体―折ってなるほど! (Heart warming life series)/布施 知子
¥1,470
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ユニットあらかると (ユニット折り紙)/布施 知子
¥1,223
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実は、「折り紙の多面体の本」が

とてもたくさん出版されていることをしり、

「こういうものを好きな人はけっこういるのかもしれないなぁ…」と思い。

『LaQ大百科』でも多面体のコーナーを作った、

という経緯があります。


実際に、『LaQ大百科』を作るときには

↓の本を買って参考にしました。

はじめての多面体おりがみ―考える頭をつくろう! (Heart warming life ser.../川村 みゆき
¥1,260
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複雑な立体だと、同じものを何十個も作ったり

かなり手間がかかるのですが、

工程はほとんどパズルなので、

個人的には楽しめる作業です。


また、完成品には独特の美しさがあるので、

出来上がったときの達成感もとても高いです。


折り紙

ニューオリンズには折り紙と折り紙の本を持っていっていました。


折り紙はすでに日本の文化として認知されているので、

千代紙の鶴を上げたりすると普通に喜ばれるんですが、

やっぱり日本人留学生がやってみせることの定番らしく、

せっかくなので、もうちょっと複雑な蟹とか海老とかをあげていました。


もちろん、もともとそんなのを折れるわけではなく、

持って行った本を見て折っていたのですが、

時間はたっぷりあったので、

いろいろとこだわって改良したり、

新しいモデルを生み出したりしていたら、

すっかり折り紙が楽しくなりました。


もともと細かいことが好きなうえに、

やっぱり、2Dを3Dにおこすことに適性があるみたいです。


帰国してから、いろいろと折り紙の世界を手繰ってみると、

伝統系、複雑系、幾何学系、改造系など

なかなかに深遠な世界でした。


↓この辺が最先端です。


神谷流創作折り紙に挑戦!―創作アイデアの玉手箱/神谷 哲史

¥2,100

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↑画像はアマゾンより転載。

テレビチャンピオンでも有名な折り紙王、神谷さんの著書

あと「ツル星人」で画像検索すると

楽しい折り紙がたくさん見られます。
ぜひごらんになってください。


ニューブロック


¥1,050
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挿すところと挿さるところがわかりやすいので

子供でも一見して遊び方がわかります。


しかも軽くて、やわらかいので、子供が投げたりしても怪我などの心配が低く、

大きいので誤飲の心配もない、

低年齢向けの優秀なブロックだと思います。


ただ、接合はあまり強固でなく、

あまり考えずにつなげていくと自重で外れていったりして、

たくさんのピースを使ったモデルを作るのが難しかったりします。


形状も一部商品をのぞいて、基本、格子構造なので、

作品もざっくりとしたものになりがちです。

(格子を組んで何かの形を再現するのは、かなり高度なのです)


ひとつひとつのパーツに使い道がある。

とてもよく考えられたブロックなのですが、

それを読み解いて遊ぶのは、

実は子供には至難の業だったりします。


「構造に注目して再現できる形を考え、最適な構造を模索する」

という高度な遊びができますが、

かさばるので、各家庭にある分量も限られているでしょうし、

小学生くらいになると、ほかのブロックに興味が移ってしまい、

そこまでいたることは、あまりないかもしれません。



ファーストブロックとしては十分にオススメできる、

いいブロックなんですけどね。


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↑さんりんしゃ

もっとニューブロック きほんパーツセット/学研

LaQ本小ネタ-ロードローラー-

『つくれるLaQ2はたらく車』用に作った試作ロードローラーです。

図書館から働く車の本を借りてきて、

古いタイプのロードローラーを作ったんですが、

造形的にイマイチだったのでボツにしました。


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その後ロードローラーへのチャレンジは続き、

イマジナルシリーズの試作でも作りましたが、

それもボツになりました。

(『LaQスーパーテクニック』参照)

LaQ本小ネタ-お弁当-

『はじめてのLaQ』用につくったお弁当の試作です。


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↑鮭がピンクで、ナッパがおざなり。


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↑誰にもわかってもらえなかったカイワレベーコン

LaQ本小ネタ-海の仲間たち-

『つくれるLaQ1-海の仲間たち-』用に作った試作品です。


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↑ミニフグ。気に入っていましたが、

ちょっと特殊な作り方だったので、掲載が見送られました。


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↑ハゼの試作

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↑ツノダシ。その後改良され『LaQスーパーテクニック』に載ります。


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↑テトラポッドは、その後『LaQスーパーテクニック』に、

タコの切り身は『はじめてのLaQ』で使いました。

ニューオリンズ生活18-帰国ルート決定-


僕らがチリ行きを検討していると、

南米に来るならベネズエラにも来ないとだめだと、

エスメランサ が言ってきました。


ちょうどマリア がベネズエラに帰国していたので、

もちろんマリアの家に泊めてもらえるというのです。


さらに、ルイス ももうすぐエルサルバドルに一時帰国するから

遊びにきていいよと誘ってくれました。


もちろん断る理由はありません。


地理的には

マイアミ→エルサルバドル→ベネズエラ→チリ

というルートが効率がいいのですが、


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いろいろと調べてもらった結果、

それぞれの国をわたるより、

それぞれにマイアミへの往復チケットを買うほうが安いというのです。


さらに、マリアの家は

ベネズエラの首都カラカスから離れた地方(バーキシメイト)にあるので、

国内線の乗換えが必要でした。


結局、僕らは

ニューオリンズ→マイアミ→カラカス→バーキシメイト→カラカス→マイアミ→サンサルバドル→マイアミ→サンチアゴ→イースター島→タヒチ→ハワイ→ロサンゼルス→成田という

約3ヶ月で13路線を乗り継いで帰国することになりました。


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ニューオリンズ生活17-いざ南米へ-

僕らが英語を習っていたIELP(集中英語プログラム)

習熟度別に5段階のレベルがあるのですが、

最後の方はネイティブレベルなので、かなり難しい授業になります。


なのですが、授業をまじめに履修すると、

強制的に上のレベルに進級することになります。


4レベル目ともなると、ヒヤリングはさっぱり聞き取れませんし、

宿題も高度で量も多く、だんだんと苦行に近くなってきました。


貯金で生活しているので、だらだらとしているわけにもいきません。

帰国タイミングを決めずに来た旅ですが、

僕らは帰国への流れを検討し始めました。


もちろん、まっすぐ帰国するのはつまらないので、

どこに寄り道していくか? という検討です。


何人ものチリ人 たちが、チリに遊びにきたら泊めてやる、

と言ってくれたので、チリには行きたいと思っていたんですが、

調べてみると「ランチリ航空」というチリの航空会社で、

「太平洋周遊チケット」というものがありました。


マイアミ→サンチアゴ(チリの首都)→イースター島→タヒチ→ハワイ→ロサンジェルス


と回れて1年オープン(1年間有効で好きなときに予約して使える)で$1600

(当時17万くらい)という航空券でした。


金額的には大きいのですが、イースター島まで行けてこの値段、

しかも1年オープン! これだ! 


僕らはこのチケットを使ってチリに寄り、

太平洋を周遊して帰国することに決めました。


一応、イースター島とペルーを選べたのですが、

(つまり、イースター島とマチュピチュの選択)

グラディウス世代の僕は、迷わずイースター島を選んだのでした。



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↑太平洋周遊ルート


(つづく)


LaQスーパーテクニックに修正箇所がありました

『LaQスーパーテクニック』に修正箇所がありました



62ページ「合体ロボ」の「つくりかた」で

つくるのに必要なピースは


×ハマクロンシャフト

      ↓

〇ハマクロンミニシャフト


×きいろ「No.6×2」

      ↓

〇きいろ「No.7×2」


でした。


謹んでお詫び申し上げます。



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ニューオリンズ生活16-カタン-

ニューオリンズ生活も終盤、住み慣れたアパートを引き払い、

ニューオリンズを発つ日まで、

数日友達の家に居候することになりました。


その友達はニューオリンズで働いている日本人女性で、

彼女の友達がヨーロッパ旅行に行っている間に

留守番を頼まれている家に泊まっていいと言ってくれたのです。


車がないとちょっと不便なところだったのですが、

彼女も一緒に泊まってくれたので、かなり快適に過ごせたのですが、

その家には何故か山のようにボードゲームがあるのです。


とくに、日本でもさんざん遊んでいた「カタンの開拓者」がたくさんあって、

「あれ? そういう仕事のひとなのかな?」と思って聞いてみると、

「お父さんがこのゲームを作った人なんだって」と言うのです。


びっくりして話を聞いてみると、

「友達のニューオリンズ在住のアメリカ人女性が

ドイツ人の男性と結婚して、

今はヨーロッパに新婚旅行に行っている」

と言うのです。


結局、僕らはその家の持ち主には会えずに

ニューオリンズを離れてしまい、

ハリケーン「カトリーナ」の被害で、今や、その家もないそうです。


正確にははっきりしないのですが、

僕らはカタンの作者、

クラウス・トイバーの息子の家に泊まったみたいなのです。


いつかクラウス・トイバーに会えたら、

「オレはお前の息子の家に泊まったことがあるんだ。

本人には会ったことがないんだけど」

と言ってみたいと思っています。


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↑山のようにあったボードゲーム。特にカタンがたくさん。

1999年当時はフィルムカメラしか持ってなかったので、

現像したらピンボケでガックリしました。

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↑立体カタンもありました。まだ、商品化される前だったので、

おそらくプロトタイプ。かなり貴重な写真かも。

カタン

通称「カタン」、正式名称は「カタンの開拓者たち」という

ボードゲームがあります。


発売は、もう10年以上前ですが、

とても画期的なゲーム性の高いシステムで

世界中のボードゲームファンをうならせた名作ゲームです。


日本でも相当売れたので、


しっている人もかなりいると思います。


カタンの開拓者たち / The Settlers of CATAN/Mayfair Games



¥5,600

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プレイヤーは舞台となる島で、それぞれ自分の開拓地を広げていき、


行動によって得られる得点が規定の数になれば勝ちです。




そして、その最大の特長は、展開の自由度が高く、飽きないところです。




たとえば、ボードは六角形の地形の組み合わせなので、


プレイごとにボードの形を変えることが出来ますし、


得点が得られる行動は状況により変わってくるので、


いろんな勝ちパターンがあります。




また、プレイヤー同士で自由に貿易(資源の交換)ができ、


「交渉」という対人要素が展開に大きく作用してきます。




とにかく、自分でコントロールできる部分とできない部分の


バランスが絶妙で、何度やっても、誰とやっても面白い


オススメボードゲームです。


スタンダードカタン/ハナヤマ



¥3,780

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ニューオリンズ生活15-朋遠方よりきたる-

海外での生活がとても楽しかったので、

事あるごとに、家族や友人たちに遊びに来るように誘ったのですが、

なかなか来てくれる人はいませんでした。


当時、僕は28歳だったので、

友人はみな働いていて、まとまった休みは取れませんし、

飛行機の乗換えがあるので、

来るのには20時間はかかります。

さらに、僕の友人はアナログ人間が多いので、

パソコンの普及率が低く、

Eメールアドレスを持っていないヤツもざらでした。

そのころはブログやSNSもありません。


なかなか遊びに来てくれる人がいなかったのですが、

ちょうど勤めていた会社を退職した友人がいて、

誘ってみたら、はるばると遊びに来てくれました。


同じ高校で、同級生ではないんですが、

共通の友達が多く、よく麻雀をしたりしていた友人です。


タイミングがあったということもあるのですが、

たった一人で飛行機の乗換えまでして、

ほとんど地球の反対側まで来てくれたことが本当にうれしく、


論語にある「朋あり遠方よりきたる、また楽しからずや」

(人生の最高の楽しみの1つは仲の良い友人と酒を酌み交わし、歓談すること、という孔子の言葉)

という言葉がピッタリと当てはまる心境でした。


僕はうれしくてうれしくて、

いろんなところに連れまわしましたし、

ひょっとしたら、うざいくらいだったかもしれません。


でも、僕にとっては

ニューオリンズで一番の思い出といってもいい出来事でした。


そして、僕らは、

「海外の友達に会いに行く」という行為が

とても楽しいことだと気が付いてしまったのでした。

ダジャレ

ダジャレだけはやめられません。


もちろん、垂れ流すのはマナー違反だと思うので、

普段は気の置けない相手にしかいいませんし、

これは許されるな、というレベルのものだけを

口にするようにしています。


マージャンをやっているときや、車の運転をしているときなど、

垂れ流しになるときはありますが、

僕の口からダジャレを聞けるのは、

僕が心を許している証拠だと思っていただいてOKです。


マナー違反だと思いつつ考えることをやめられないのは、

『天才バカボン』や『東大一直線』を読んで育った

環境のせいもありますが、

ダジャレの本質は日本語の特性を活かした高度な言葉遊びで

決して恥ずかしくない知的遊戯だという自負があるからです。


現に俳句や川柳で多く使われていますし、

落語や広告、標語などでも多用されています。


教育関連の研究者には、

ダジャレの教育的な効用について

明確に言及している人も少なくありません。


子供が大好きな、ナゾナゾなんて、

ダジャレそのものが答えであることがほとんどです。


ダジャレの「ダ」は駄作の駄かもしれませんが、

ダジャレを考えるという行為そのものは、

とても脳にいい、ポジティブなものなのです!




…と言い訳をしつつ、

今日もくだらないダジャレをずっと考え続けるのでした。


プリンター(Brother justio)

今まで使っていたプリンターがかなりダメになってきたので、
年賀状作成のタイミングで新しいプリンターを買いました。

Brother JUSTIO A3インクジェットFAX複合機 MFC-6890CN/ブラザー工業

¥価格不明
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仕事柄、大量のラフを送ったりするので、

A3対応、自動給紙付きで、

スキャナーにもコピー機にもなる複合機を選びました。


これで大量のラフを自動でスキャンしてPDFにしてアップする手間が

一気に解消&カラーコピー機としても使えるので、

あらゆる効率がアップします。


しかも、これだけ多機能で価格は4万円台。

インク代で元を取る仕組みだとはわかっていますが、

これだけの機能がついていたら、

ものすごい安いと思います。


インクジェットなので画質はそれなりですが、

とても便利で、さっそく使いこなしております。


ひとつ不満なのが、

スキャンデータをPCに保存しようとすると

BMPファイルになってしまい、

PDFにするには、USBメモリなどを介さないといけないところです。

作業はPC上でできるのでそれほど不便ということはないのですが、

いちいちUSBメモリに残ったデータを消したり、

ひと手間かかる感じです。


それでも圧倒的に便利なので、

買ってよかったーとは思えるんですが。

LaQ本小ネタ-カーキャリアー-

『つくれるLaQ2-はたらく車-』に掲載されている

カーキャリアーの試作モデルです。



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↑本に掲載しているものとは

フロントや接合部などいろいろ違います。


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↑ラダーの構造も違います。

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↑ラダーはひっかけるだけ。


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↑ひっかけるだけ。


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↑トミカも載せられます。

LaQ本小ネタ-ゴミ収集車-

『つくれるLaQ2-はたらく車-』に掲載されている

ゴミ収集車の試作モデルです。

構造が複雑だったので、シンプルに改良されました。


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↑ゴミ袋はティッシュで作成
ariana office info
↑裏側

LaQ本小ネタ-ボツ多面体-

『LaQ大百科』で紹介している多面体シリーズのボツ作品です。

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↑ボツ正十二面体
(理由:掲載作のほうがシンプルだから)


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↑ボツ変形立方体

(理由:掲載作のほうがシンプルだから)


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↑ボツ切頂六面体
(理由:掲載作のほうが強固だから)

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↑ボツ変形十二面体の応用

(理由:複雑すぎる)

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↑ボツ切頂十二面体(試作)
(理由:大きすぎる)

三麻

「三麻」とは「三人麻雀」の略です。





麻雀自体が大好きなんですが、


三人麻雀(三麻)はもっと好きだったりします。





通常4人でやる麻雀を3人でやると、


従来のバランスが崩れるので、


決められた28枚の牌を抜いて、専用のルールが加味されます。





それによって、本来なかなかめぐり合えない


スゴイ手ができやすくなるのです。




例えばあがったら死ぬといわれているくらいレアな役


「九蓮宝燈」でさえ、三麻ならあがったことがあります。



もともと手役重視派(きれいな役が好き)なので、


普段見られないような高い手が


ガンガン狙えるというシチュエーションがたまりません。



高い手ができやすくなることで、


順位の変動が激しい荒れ場になりやすいんですが、


緊張感が増すところも、けっこう好きだったりします。



ただ、雀荘でやると場代を割る人間がひとり減るので


高くつくのが欠点です。



荒れて負けが混んだりしたら目も当てられなくなります。

麻雀

麻雀大好きです。




子供が出来て、徹マンをしなくなりましたが、


高校のときに覚えて以来、ずっと大好きです。




麻雀漫画、小説、戦術書など読み漁りましたし、


ヒマさえあれば一人麻雀を黙々としていた時期もあります。






(※ちなみに、「一人麻雀」とは、


一人で4人分シミュレートしながら打つ遊びで、


くだらない、面白くない、暗い、と思われるかもしれませんが、


主要牌の使われかたとか実感できるので


個人的にはオススメです。)






ある程度詳しい、というのも


麻雀が好きな理由のひとつだと思いますが、


ノーレートでも楽しめるので、


純粋にその独特なゲーム性が好きなんだと思います。




4人で競う、順位が重要、上がり手に点数がある。


選択が連続するテンポのよさ。


オープン情報とクローズ情報のバランス。


偶然と必然のバランス。


読み合い、騙しあいがある。逆転がある、逃げ切りがある。


くだらないことをしゃべりながらできる。


歴史がある。ドラマがある…


好きなところを挙げていったら、きりがないくらいです。




個人的に世の中にたくさんあるゲームの中で


一番面白いんじゃないかと思っています。

ニューオリンズ生活14-ディノス-

ニューオリンズで仲良くなった留学生のひとりに

サイプロス(キプロス)からきているディノスがいました。


本名はコンスタンティノス=ジョルジューユ

クラスは僕らよりも全然上だったんですが、

彼の同級生に日本人がいて、

それが縁で仲良くなりました。

ariana office info
↑マッチョで笑うとちょっとトム・クルーズに似ているいい男、

でも身長は150センチくらい(2003年日本にて)


最初、彼の英語はものすごいギリシャ語なまりで、

僕らの読解力も低かったので、

何を言っているかさっぱりわかりませんでした。


でも、とても人懐っこく、イタズラ好きで、

好奇心が強くて、情熱的で、エッチで、

生き物が大好きで(いつも何かを飼っている)、

とにかくいいヤツだったので、

会話はなかなか成り立たないものの

僕らはすぐに仲良くなりました。



サイプロスは徴兵制があって、従軍経験があり、

トルコと軍事衝突したときは怪我をして、

新聞の1面に載ったことがある、とか、


自転車を買ったときに、サドルに値札がついていたので、

一番高い自転車に一番安い自転車のサドルをつけて買ってきた、とか


くだらないエピソードが山ほどある、

破天荒という言葉がピッタリの男でした。


その後、彼は大好きな幼なじみを追ってオーストラリアに

渡っていったのですが、

僕らはそこに遊びに行きましたし、

彼が日本に来て僕らの家に泊まっていったりもしました。

さらに、彼の姉も新婚旅行で日本に来て、

僕らの家に泊まっていきました。


いつか、サイプロスに遊びにいく約束もしています。


なんだかんだいって、

ずっと連絡を取り合っている友達です。




ニューオリンズ生活13-バーボンストリート-

ニューオリンズで一番にぎやかな場所がバーボンストリートです。


ストリートミュージシャンがいて、

ジャズの生バンドの店がいっぱいあって、

レストランやディスコ、ポールダンスの店とかもたくさんある

新宿で言えば歌舞伎町のような雰囲気の通りです。


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↑テンプテーション(ゆうわく)という名の店

なんの店かはナイショ


アメリカにしては狭い通りなので、

世界中から観光客があつまるマルディグラの日や大晦日などは

ラッシュアワーなみの混雑になり、

道路がビールでビタビタになるほどです。


アイアンテラスで飾られたベランダには

マルディグラビーズを持って飲んでいる人たちがいて、

「胸を見せたらビーズをもらえる」という伝統があり、

ノリのいい観光客が現れると、周りがはやし立てて、

異様な盛り上がりを見せます。

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↑夜はテラスの2Fにも人がびっしりになる



飯はうまいし、音楽は一流だし、とてもクレイジーで、

大人が遊ぶには、楽しい場所なんですが、

アパートからはバスで30分ほどかかりますし、

行くとそれなりにお金もかかるので、

そうしょっちゅうは行けませんでしたが

それでも、ことあるごとに遊びに行っていました。


音楽に料理にお酒にお色気がそろっていて、

通り全体で騒いでいる感じなので、

英語がそれほど出来なくても十分楽しめます。

もちろん女性でも楽しめます。


ニューオリンズのNo.1オススメスポットです。

ニューオリンズ生活12-マルディグラ-

マルディグラとは、2月~3月ごろ

世界のいくつかの都市で行われる

キリスト教系のお祭りなんですが、

ニューオリンズのマルディグラは別格で、

世界の主要カーニバルのひとつに挙げられるほどの規模です。

期間中は街のいたるところで奇抜な山車が出て、

マルディグラビーズと呼ばれる首飾りや

コイン、カップ、おもちゃ、お菓子などをばら撒きます。


それをアメリカ中から来ている観光客と街の人が競って取り合い、

ビーズをもらうために女性が胸を見せたりと、

とにかく乱痴気騒ぎと呼ぶにふさわしいお祭りなのです。


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↑山車のデザインからしてまともじゃないものが多い

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↑ビーズに群がる見物客



以下wikiより引用です。

マルディグラの日を最終日とする11日間の祭りの間は、マルディグラ・カラーと呼ばれる紫・金・緑の三色に町中が染まる。紫は正義、金は権力、緑は運命の象徴である。フロートと呼ばれる巨大な山車 から、マルディグラ・カラーのビーズを大量に投げ、それを人々が競って受け止める。 また、女性が胸をあらわにして乳輪の大きさを競う風習もあり、毎年その様子を 撮影しようとする人々が訪れることで街は経済的に成り立っている。



期間中、僕らは山車のスケジュールに合わせて

何度もパレードを見に行き、

ダンボール一杯のビーズやカップなどを手に入れました。


期間中は旅券やホテルが高騰するので

実際にはなかなか難しいのですが、

とても楽しいので、

またいつか行ってみたいお祭りです。


2011仕事用年賀状

今年の仕事用年賀状です。


ウサギは自作ですが

あまり時間がとれず、

正直、もうちょっといじりたかったです。
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一応、アリも作ったんですが、

縮小すると何かわからなくなるので

不採用になりました。
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