テーブルゲーム

テーブルゲーム全般好きです。


将棋や麻雀、ボードゲーム、カードゲームの類です。




前の会社の関係者に、ボードゲームが好きな人たちが何人かいて、


その人たちの影響がかなりあります。




特にドイツ系のボードゲーム、カードゲームは、


面白さはもちろんのこと、ルールの独創性、デザイン、世界観など、


とてもハイクオリティで、その魅力にやられてしまいました。




きっかけは「カタンの開拓者」でしたが、


それがとても斬新な、よくできたゲームだったので、


そこからどんどん手を出していった感じです。




また、ちょうど『ケロロ軍曹おあそびえほん』の仕事がきて、


5冊連続でフロクを考えなくてはいけなくなり、


ネタ探しに、いろいろなボードゲーム、カードゲームのルールを調べたりして、


ますますハマりました。




それまで、ボードゲームといえば、


すごろくからモノポリーくらいの認識だったんですが、


調べれば調べるほどルールや世界観が多様で、


本当に魅力的なものがたくさんあります。




フリマとかで見つけると、つい買ってしまったり、


所有しているものも少しずつ増えました。




カタン、海カタン、騎士カタン、カードカタン、モノポリー、スコットランドヤード、クルー、ピクショナリー、バルバロッサ、チケットトゥライド、エルフェンランド、カヤナック、ドラダ、バンカース、ガイスター、ピコベーロ、ゴキブリポーカー、6ニムト、コロレット、ラッツィアなどなど




これでも長い名前のもの、奥に入っているもの、


日本製のもの、伝統系は省いてます。




実は買ってから遊んだことの無いものとかもあったりしますが、


子供が大きくなったらいっぱい遊びたい、


遊べるといいなーと思ってます…。


ボードゲームキングダム (Vol.1)/オフィス新大陸



¥3,465

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勝負事

昔から、ちょっとした勝負事にすごい自信があります。

身体を使うとか、将棋のように定石が確立しているものは別ですが、

1対1でお互いに初めてやるテーブルゲームなど、経験値に差が無い状態なら

かなりの勝率をキープする自信があります。


とくに小銭を賭けたりすると、この根拠の無い自信がとても生きてきます。


きっと、昔から新しい遊びを考えたり、

遊びの新ルールを考えるのが大好きだったので、

それで新ルールへの対応力に自信があるのだと思います。


たとえば、公園の遊具で、筆箱に入っているもので、教室にあるもので、など、

限定された条件で何か新しい遊びができないかを

しょっちゅう考えているような子供でした。


なので、ウォーシミュレーションのボードゲームを初めて知ったときは、

ノートにいっぱい自作しましたし、

トランプの遊び方の本とか買ってもらって読んでいましたし、

マージャンパイを使って2人で遊ぶ暇つぶしゲームとか大好きです。


TVゲームをプレイするモチベーションも、

どんなルールなんだろうという好奇心からが大きいので、

そのルールに飽きてしまうと、もういいかなってなったりします。


考えてみると、やっぱり今やっている仕事につながっているんですよね。

本やパンフレットの企画で

ちょっとしたゲームや遊びを盛り込んだりできるのは、

そういうことを子供のころからやっていたからで、

そういう仕事ができるのは、本当にラッキーだと思います。


なんか脱線した気もしますが、

ちょっとしたゲーム(勝負事)が大好きで、

それを考えたりするのも得意だ、という話しでした。

新聞

昔から新聞を読むのが好きです。


小学校高学年のときに、

毎日朝の会で、新聞の気に入った記事を

みんなの前で発表する、という当番があって、


そのときに、みんなが面白いと思うような記事を発表したくて、

一生懸命新聞を読んで探していました。


それ以来、新聞の面白さに目覚めて、読む習慣がつきました。

なので、政治経済の話題には、それなりについていけます。



僕の実家は新聞に関して節操がなく、たいてい2紙同時に購読していて、

朝日、読売、毎日を順番にとったり、

赤旗までとっていた時期もありました。

最近ではサンケイスポーツが定番になっているようです。

また、勤めていた会社では日経と日経産業新聞をとっていたので、

一時は、それもなるべく目を通していました。


いろんな新聞の読み比べは、

新聞によってのスタンスや論調の違いがハッキリとわかってとても楽しく、

一方でべたほめの政策も、

一方ではクソミソにこき下ろしているなんてしょっちゅうですし、

どんな記事を大きく扱うかも全然ちがいます。

異なる視点での解説は、物事を深く理解するのに、とても役立ちます。


ただ、新聞をがっつり読むのはそれなりに時間がかかるので、

油断をすると新聞がどんどんたまってしまいます。


故竹下登元首相は、主要新聞をすべて購読していたので、

新聞休刊日が来るとほっとしていたそうですが、

その気持ちがすごいよくわかります。




ニューオリンズ生活6-治安-

あまり治安が良くないと言われる南部ですが、

ニューオリンズは観光が主な産業なので、

繁華街には警察官も多く、危ないところに近寄らずに、

目立った行動をとらなければ、

安心して観光を楽しめるようになっています。



感心したのは、学校で新入生向けに治安に関するレクチャーがあったことです。

市内の近寄らないほうがいい場所(人気のない裏通り、

シェルター(貧しい人たちの避難所)の近くなど)、

基本的な注意、対処法(抵抗せずに財布を出す)などのほかに、

アメリカの犯罪傾向という話がありました。


それによると、人種間で起こりやすい犯罪というのがあって、

もっとも多い犯罪は黒人が黒人相手にする犯罪だそうです。

同様に、犯罪は同じ人種間で起こりやすい傾向があるので、

同じ人種ということで油断しないようにというような話がありました。


なにしろスーパーマーケットで銃を売っているような国ですので、

こういうレクチャーをきちんとしてくれるということに

とても感心しました。


僕らはたいてい2人で、すばやく行動するようにしていましたし、

危険なところにも近づきませんでした。

あと、基本、アゴヒゲを蓄えて、こわもてに見えるようにしていました。

具体的にあった被害はホテルでカバンの鍵を壊されたくらいでした。

過信は禁物だと思いますが、

なんとなく、「あ、ここは危ないかもなー」という嗅覚のようなものを

鍛えられた気がします。

ニューオリンズ生活5-ジャズ-

ニューオリンズといえばジャズの町。

繁華街に行けばストリートミュージシャンがそこかしこにいますし、

生バンドの店もあきれるほどあります。

なにかしらのコンサートも、しょっちゅう、そこらじゅうでやっています。

大学の食堂では毎週水曜日の夜にジャズナイト(無料)もありました。

そして、街の中心部で毎年行われる「ジャズフェスティバル」は、

全米から観光客がやってくる、一大イベントです。


そんなジャズ好きにしてみれば垂涎の環境でしたが、

基本、倹約モードで生活していましたし、

音楽を堪能しようとすれば、いくらでもできてしまうので、

逆に、「安い」「ただ」というものばかり堪能していました。

(それでもかなりのクオリティなので)


もちろん、有名なジャズバーや、

ジャズフェスティバルには行きましたが、

一言でジャズと言っても、

モダン、クラシック、ニューオリンズジャズ、

ディキシーランドジャズ、セカンドラインなどなどたくさんありますし、

さらに、ケイジャンミュージックやゴスペル、カントリーにR&Bなど

音楽のジャンルがやたらとあって、

どれも生だと本当に迫力があって楽しめますし、

ジャズに詳しくなるどころではありません。


8ヶ月現地にいましたが、

圧倒的な質と量のニューオリンズ音楽の表面に

さっと触れてきただけな印象です。


でも、その印象こそが、

「もう一度ニューオリンズに行きたい!」と

思わせる源泉なのだと思います。

ニューオリンズへは留学から10年目に再訪していますが、

何度でも行きたいと思ってしまいます。




ニューオリンズで出会った音楽で、

あえて個人的に印象深いものをあげるとすれば、

それまで知らなかった

ケイジャンミュージック(ルイジアナ州発祥のダンスミュージック)

というジャンルの音楽です。


ただ、ケイジャンミュージックは、

アコーディオンとかバイオリンとか洗濯板でジャカジャカやる音楽で、

ライブはとても楽しいのですが、

CDで聞くとノリの普通のいいカントリーのような感じで、

試してみても「すげえ!」という感じではありません。

(それでも個人的には好きですが)

↓どんなCDかわかりませんが、
このへんがケイジャンです。
ザ・ベスト・イン・ケイジャン・アンド・ザディコ - ’’ホームブリュー’’ (Best in .../Various Artists
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ケイジャン・アンド・ザディコ (Cajun & Zydeco) [Import CD from.../Various Artists
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ニューオリンズ生活4-日本人-

アメリカの南部は、日本からの距離も遠く、

治安に関してもネガティブなイメージが強いので、

日本人は少なめです。


でも、とても個性の強い、魅力的な場所ですし、

特に、ニューオリンズはジャズの街なので、

音楽系の留学生、ミュージシャンとかもいたりして、

集まっていた人たちは、やっぱり個性的な人が多かった気がします。


ニューオリンズにいる日本人は、

だいたい、「目的がある」「安いから」「縁があった」などの

明確な理由があります。

(なんとなく、という人は少ない)


なので、たいていの人は、まじめに何かに取り組んでいますし、

一人でもがんばろうという、芯が強い人が多かったと思います。


そんな人たちが集まっている場所なので、

そこで出会った人たちは、一度仲良くなるととても親切にしてくれます。


英語のつたない僕らは、何人もの日本人に助けてもらいました。

また、夢を追いかけていたり、真剣に何かに取り組んでいたり、

それでいてアメリカをエンジョイしている様は、

とても刺激になりましたし、影響を受けました。


英語を学べた、見知らぬ外国で生活するシミュレーションができた、

という意義もありますが、

魅力的な人に多く出会えて、

助けたり、助けてもらったりする経験ができたのは

本当に有意義だったと思えます。

落語

落語好きといっても、本で読むばっかしで、

寄席には数えるほどしか行ったことが無いです。


小学生のときに学校の図書室で

小学生向けの「古典落語全集」みたいな本があって、

それにハマって以来、定期的に読み返しています。

近年、子供と図書館に行くようになって、

また少しずつ読んでいる感じです。


なので、主に古典中心、好きな落語家はたくさんいますが、

特に贔屓がいるわけではありません。

でも、古典のメジャーどころは、ほとんど読んだことがあると思いますし、

「寿限無」なんか未だに諳んじられます。


個人的に落語に触れることの効用をすごい感じていて、

成長期に落語に触れているかどうかで、

会話のリズムやセンスに明らかに差が出ると思っているくらいです。


やっぱり、それを推奨している人はかなり多く、

課題図書、推薦図書の類に落語は定番になっていますし、

子供向け教育番組でも多く取り上げられています。

図書館の児童書籍コーナーにも落語のコーナーは必ずあります。


最近は落語絵本なんてのもあって、子供もお気に入りだったりします。

たがや (落語絵本 (10))/川端 誠
¥1,260
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噺としては、
テキトーな人、そそっかしい人にテンポよく突っ込んでいくような

オーソドックスなそこつ系(そこつの釘、道具屋、子ほめなど)が好きですが、

SFっぽい不条理な設定があったりする不思議な噺

(もといぬ、頭山、幽霊、地獄系の噺など)が昔から好きでした。

水族館

動物園も好きなんですが、水族館はもっと好きです。


たぶん、水族館のほうが、

甲殻類(海老、蟹)、軟体動物(蛸、烏賊)、

棘皮動物(雲丹、海星)、刺胞動物(水母、磯巾着)

などの変な生き物が多いからだと思います。


魚だったら、深海魚やタツノオトシゴ、ハコフグ、サメ、エイの仲間など

変なフォルムのものがグッときます。

泳ぐのが下手だったりしたら、もうたまりません。


動物園と一緒で、生き物を見るだけでなく、

“水族館”という施設を見るようになって、より楽しめるようになりました。


なので、東京近郊にはけっこう水族館が多いのですが、

あらかた行ってます。


シャチが見られる鴨川シーワールド、

クラゲの展示に力を入れている新江ノ島水族館、

昭和の香りがするしながわ水族館、

巨大ペットショップの東京タワー水族館などなど、

実はけっこう個性があって、子供も楽しめますし、

オススメレジャースポットです。


動物園と同じように、旅先に水族館があったら、

ほぼ間違いなく入っています。

今後行きたい水族館は、国内なら沖縄ちゅら海、

海外ならサンディエゴとドバイに行ってみたいです。



ariana office info
鴨川にて。シャチすげーでかい

動物園

生き物好きなので、もともと動物園は好きな場所なのですが、
↓この本を読んでから、動物園をより楽しめるようになりました。
動物園にできること (文春文庫)/川端 裕人
¥690
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動物園の存在意義、地域や子供との関わり方、

自然保護、種の保護という命題、

展示やエンターテイメントに関する話など、

動物学、動物園学という学問的なアプローチを押さえつつ


世界の動物園の実例やインタビューなどを多く引用し、

とても読みやすい、読んでいて楽しい本です。


これを読んでからは、

動物園でただ動物を見るだけでなく、

“動物園”自体を見るようになりました。


展示の仕方や解説、教育的要素、順路、サービス、イベント、ショップなどなど、

動物園が来園者に提供してくれているものは、

とても多様で、熟慮されている良質なものばかりです。

上野動物園にパンダがいないとか騒いでいるのが、

本当にくだらなく思えます。


なので、旅先に動物園があると、なるべく行くようにしています。

たとえば海外だと、ニューオリンズ、メルボルン、パリ、台北などに行きました。

海外には、有名な動物園がけっこうあるので、

(ニューヨーク、ロンドン、ベルリン、シンガポールなど)

機会があれば、ぜひ行きたいと思っています。

ジョボブロック(JOVO Block)

<ボーネルンド> ジョボブロック 150ピース
¥5,040
楽天

デンマーク製のプレートを組み合わせて立体をつくる玩具です。

かなり気に入っています。


ポリドロンと構造は同じなんですが、

面が埋まっている、こちらのほうがかわいいかなと思って

ジョボブロックを選んでいます。

(作りやすさはきっとポリドロンのほうが上ですね)


ポリドロン 標準セット/東京書籍
¥15,540
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『LaQ大百科』で多面体のページを作って以来、

立体は面白いなーと思っていて、これに手を出しました。


立体は実際につくらないと全体がよくわからないことが多く、

『LaQスーパーテクニック』で紹介している多面体も、

JOVOで作ってみてから、LaQで再現できるか検証をしてみる。

という工程で作っていたりします。

作って楽しいだけでなく、実際にとても重宝しています。



パーツは正三角形、正方形、正五角形の三種類。

シンプルですが、この3種類があれば基本的な立体はカバーできますので、

十分だと思っています。

(ポリドロンの二等辺三角形は魅力的ですが)


サイズが大きいので、何かに見たててモデルを作るにはむきませんが、

作った立体がとてもカワイイので、

多面体好きには、いい玩具だと思っています。

Wammy

ワミー ベーシックセット2/コクヨ
¥3,570
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正直、最初にいじったときは、それほど興味を惹かれませんでした。

形状が一種類ですし、何かの形を再現するのも、結局ワイヤー構造なので、

モデルの見た目がどうしても単調になってしまうなーとか思いました。


でも、入手していろいろいじってみると、

だんだんといいところが見えてきました。


ワミーのいいところは、素材と形状に集約されます。

手触り、素材感もいいですし、

大きさ的に乳幼児が誤飲しにくく、

結局、このやわらかさが形状のバリエーションを生む役割をしているため、

基本形状が1種類で済んでいるのです。


形状も相当計算されています。

これを作った人は、相当の切れ者な気がします。

コンセプトをぶれさせずに、ムダを削りに削って行き着いた、

といってもいい形状です。


ピースはたった1種類ですが

あらゆる立体を再現できるので、

立体好きなら、相当遊べると思います。


ただ、「ムダがない」というところは、

弱点にもなってしまいます。


世の中にあふれているものを再現するときには、

ムダな部分を作らなくてはいけませんし、

ムダが無いもので、ムダなものを作るのは、

かなりのセンスが要求されます。


長く楽しむには、センスはもちろんですが、

世の中のものをよく見ている「観察眼」的な能力が

必要な気がします。

LaQスーパーテクニック

LaQスーパーテクニック LaQ公式ガイドブック (別冊パズラー)/著者不明

¥1,000
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本日発売のLaQ本新刊です。


今回の本は、とても苦労した気がします。

製作過程でのトラブルもありましたが、

「スーパーテクニック」の名前に恥じないよう、

内容にこだわったせいもあります。


今までの本を買って頂いたかたでも楽しめるように

差別化するのはもちろんですし、

この本を始めて買う人のことも考えなくてはいけません。


「スーパーテクニック」の名前を冠するわけですから、

読者が見たことの無いテクニック、モデルにこだわりたいですし、

ただ、複雑なモデルの羅列ではなく、

実用書籍としての流れも盛り込まなくてはいけません。


見て楽しい、読んで楽しいを実現するために、

いろいろとつめこみすぎてしまい、

製作スタッフには、とても苦労をさせてしまいました。

(スミマセンでした)


本当に多くのことを詰め込んでいるため、

難しめなアプローチも多く、
小さい子には理解できない部分もあると思うのですが、

どうか「むずかしすぎる!」と怒らないでください。


興味の対象で難しいものに触れておくのは、

将来きっと役に立ちます。


また、「つくりかた」を用意していないモデルが
大量に掲載されていますが、
ぜひ、自分なりに構造をイメージして
再現することに挑戦してみてください。

LaQはスポーツや、趣味的なものと同じように、

すぐにできないことがあるので、

子供たちがちゃんと熱中できるのです。

試行錯誤をしているうちに
だんだんとできるようになるはずです。

ニューオリンズ生活3-アパートメント(環境)-

ぼろくて汚いアパートでしたが、個人的にすごい気に入っていたところがありました。


まず、一階の住人が裏庭(一階の住人と共有)で人懐こい犬を飼っていて、

キッチンの裏口を開けるとワイヤーが届く限り階段を登ってきて、挨拶をしてくれること、

そして裏庭の大きい木に野生のリスがすんでいたことです。


犬好きで、犬がいる生活にあこがれていたんですが、

団地で生まれ育ったので、犬に触れ合える生活は初めてでした。


また、ニューオリンズは湿度の高い、かなり温暖な場所なので、

街路樹も巨大で野生のリスがそこら中にいるのです。


生き物好きとしてはたまらない環境だったので、

早速、最初の買い物でバードフィーダーと餌を買って

リスの餌付けを始めました。

↓バードフィーダーはプラスチックのぶら下げるタイプ
$10くらいのやつ
エイヴォン・バードフィーダー/covent garden
¥5,800
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もちろん、そう簡単に人には慣れないんですが、

すぐに軒下まで餌を食べに来てくれるようになりました。
そこには、いろんな野鳥もくるようになって、とても楽しかったです。

日本にはいない、カラフルな鳥もたくさん来ていました。


↓こんな感じの鳥がきていた(写真は拾い物:ナツフウキンチョウ)
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もちろん、自然環境が豊かということは、

招かれざる生き物も多く進入してきます。


夏はものすごい蚊が多いし、

ゴキの大きさもハンパではありません(床を歩く音がするくらいです)。

シロアリとネズミも出ました。


(初めて台所でネズミと目が合う、という体験をしました。

一瞬お互いに固まるんですが、向こうがすぐに逃げます。

日本の繁華街とかに現れるデカイやつではなく、

↓こんな感じの体長5cmくらいのかわいいやつです。
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それでも厄介なので、薬をしかけたりしましたが)



ニューオリンズ生活2-アパートメント(仕様)-

中国人留学生の李さんと、初めてこのアパートを見に行ったときは、

大家さんが修繕中でした。


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大家さんといっても普通の人で、

おそらく学生向けアパートを投資目的で購入して

自分で管理しているような感じでした。


なぜそう思ったかというと、

いろんなことがかなりいい加減で、

家賃は手渡しで、くるときも必ず本人が何かのついでで来るし、

少なくとも会社の形態ではなかったです。


修繕中だったのですが、すぐ入居したいといったら、

すんなりOKが出て、修繕は継続してくれる話だったのですが、

入居したとたん、一切来なくなりましたし、

入居時に入れたデポジット(保証金:家賃一か月分)も、振り込む約束をしていたのに

結局、ばっくれられました。

(海外の常識として、しつこく言わないとダメみたいですね)


修繕途中の箇所は、

・網戸が何箇所か破れている(特に裏口の内扉の網戸がボロボロ)。

・生ゴミ粉砕機が壊れている。

・カーテン、ブラインドの類がない。

が主なところで、

そのほか、前の入居者の使い方が荒かったんだと思いますが、

傷や汚れ、破損などそこらじゅうにありました。


ですが、間取りはいいし、台所も広いし、設備もいいしで、

僕らは、とても気に入って、即日入居を決めてしまいました。


結局、不便なところは、自分たちで修繕して、

カーテンは無いまま、最後まで過ごしました。

その後、近所に友人ができ、行き来するようになると、

やっぱり、きれいに修繕して次の人を入れるのが普通のようで、

僕らのアパートは汚いんだなぁと気が付いたのでした。

ニューオリンズ生活1-アパートメント(概要)-

ニューオリンズでは、↓のアパートの二階に2人で住んでいました。

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ただし、この写真は当時のものではなく、

2008年に子供を連れて再訪したときのものです。


ご存知のとおり、ニューオリンズではハリケーン「カトリーナ」の影響で

多くの家が水没し、僕らが住んでいたアパートも同様に被害にあっていました。


今では多くの家が取り壊され、建て直しが進んでいるのですが、

この建物は、奇跡的に(というか案の定というか)

被害にあったまま残っていました。


もともとニューオリンズは湿地帯を埋め立てて

整地してある場所なので海抜が低く、

二階でも浸水被害があったようです。


湿度が高い地域で、浸水した壁はカビだらけになってしまうので

とりあえず壁をはがして、放置されていました。


↓リビングからベッドルームを望む。

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当時の家賃は月500$、5万円ちょいで、

キッチン、リビング(10畳くらい)、2ベッドルーム(6畳くらい)。

駐車スペースと裏庭までついていて、

エアコン完備、お湯も出ますし、

オーブンと食洗機、冷蔵庫までついていました。

(つづく)

英語を学ぶ7-勉強方法-

アメリカまで行って英語を勉強してみて、

自分なりに効率がいいと思う英語の学び方があります。

(えらそうに言うほど英語ができるわけではないんですが)


特に大切なのは、


①中学までの文法

②ヒアリング

③ボキャブラリー


の3つです。


①は普通に勉強すればOKです。

疑問文、否定文、過去形、助動詞など基本を押さえつつ、

構文(S:主語+V:動詞+O:目的語など)を反復すると、

補語や副詞の使い方が自然にマスターできて、表現に幅が出ます。


②は、僕も一番苦手なんですが、

反復して聞いていると、少しずつ慣れてきます。

とにかく慣れる、集中して聞く、しかないです。

実感なんですが、ヒアリングは個人の能力の差がはっきり出る気がします。

耳がいい(音感がある人)ほど、マスターが早いので、

音楽をやっている人は有利な気がします。


③は会話を構成するパーツなので、これがないとどうしようもありません。

数が多いので、単語帳なども有効だと思いますが、

会話や作文で実際に使っていくほうが頭に残ります。

コミュニケーションはボキャがなくても取れますが、

ボキャがあると、より深く相手を理解できます。


①は一回マスターすれば、落ちにくい能力だと思うのですが、

②と③は、英語に触れていないと、どんどん忘れていきます。

「聞くこと」に集中して、「使う単語を増やしていく」、そして

ちゃんと「耳から入れて」「口から出す」を反復すること、

やっぱり、これが一番効率がいいと思います。


(えらそうに書いてますが、僕も全然できていませんし、

②と③は、本当に自信がないです。スミマセン)


ぐるっとパス

都内の博物館や美術館には、かなり行っているんですが、

↓「ぐるっとパス」というチケットが便利です。

http://www.museum.or.jp/grutto/


おもに都内の公立の対象施設で販売されているまっとうなもので、

70施設の入場無料、もしくは割引のクーポンブックです。


買ってから2ヶ月限定ですが、2000円なので、

3つ、4つくらい回れば元が取れます。


最近は子供が小さいので使ってないですが、

対象施設で入ったことがあるところは、


上野エリア

下町風俗資料館国立西洋美術館恩賜上野動物園東京国立博物館東京藝術大学大学美術館国立科学博物館


皇居エリア

科学技術館ニューオータニ美術館


目黒・港エリア

国立科学博物館附属自然教育園東京都写真美術館目黒区美術館


世田谷・新宿エリア

世田谷文学館世田谷美術館損保ジャパン東郷青児美術館


両国・深川エリア

東京都現代美術館江東区深川江戸資料館


臨海エリア

パナソニックセンター東京
リスーピア
日本科学未来館船の科学館


多摩エリア

武蔵野市立吉祥寺美術館井の頭自然文化園三鷹市美術ギャラリー多摩六都科学館多摩動物公園


まだまだ行ったことのない施設のほうが多いのですが、

ざっと、このくらい行っています。


やっぱり当たり外れはありますが、

古典や、系統立てされた展示というものは、とても刺激になります。


「ぐるっとパス」を買うと、2ヶ月という期限を切られるので、

モチベーションが上がりますし、

リーズナブルでとても価値のあるレジャーだと思うので、

オススメです。

上野動物園

上野の定番スポット第三弾は「上野動物園」です。

自宅からのアクセスも悪くないので、

上野の定番スポットのなかでは一番行く場所です。


残念ながら、今はパンダ不在ですが、

東京都運営なので、いろいろリーズナブルで、

最近は、ナイトズー(夜まで開園、夏限定)や

ボランティアスタッフによるミニツアー、スタンプラリー、ワークショップなど

イベントも豊富ですし、

近年は行動展示(動物本来の行動が見られるように工夫した展示)に

特化した施設も増え、とても見ごたえがあります。


子供と行くので、ゾウやキリン、ライオンなど

定番動物に時間を取られがちですが、

個人的には小獣館の小動物や両生爬虫類館を
じっくり見るのが好きだったりします。


↓こんなの
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カヤネズミ

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トッケイヤモリ


あと、ショップも楽しいです。

最近ではハダカデバネズミのぬいぐるみがキュート過ぎて

本気で買うか迷いました。

(ぬいぐるみを増やしてはいけないという判断でやめましたが)


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ハダカデバネズミ サイズ:L7.5cm
¥714
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上野国立博物館

どちらかというと科学博物館のほうがストライクなんですが、

上野には、もうひとつ国立の博物館があって、
そちらもなかなか見ごたえがあります。

こちらでは、浮世絵、水墨画、書、土器、土偶に鎧兜、刀剣に絵画などなど

教科書に載っているような

国宝クラスの美術品が多く展示してあって、

それらの「本物」に出会えるのが感動的でさえあります。


前に一度、企画展で

「自在置物」という展示をやっていたのですが、

残念ながら見逃してしまいました。

(終わってから気が付いた)


自在置物とは、江戸時代とかからある伝統工芸品で、

簡単に言うと昔の可動フィギュアです。

金属製で節という節に関節が組み込まれていて、

全てが可動して自在にポージングできる置物です。


↓こんなの
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写真の蛇や龍の胴体や、カミキリムシの触角は

一節一節、別パーツで、ぐにゃぐにゃと動かせるのです。


こういう美術工芸品にも、とても弱いのでもうメロメロです。


金持ちになって床の間が持てるようになったら、

こういうのを飾りたいものです。



話は戻りますが、上野の国立博物館は、

こういった企画展も粒ぞろいで、

(最近の大ヒットは国宝阿修羅展)

ミュージアムショップの品揃えも抜群です。

かなりのオススメスポットです。

別冊緑青 11 自在置物 JIZAI OKIMONO/原田 一敏
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上野国立科学博物館

標本好きとしてはずせないスポットに上野国立科学博物館があります。


恐竜展、哺乳類展など特別展があるときはもちろん、

平時にも子供を連れて行くことがあります。

(行きたいところがたくさんあるので、

そうちょくちょくは行きませんが)


個人的に超楽しい場所なので、いろんな人にオススメしています。



恐竜好きなら地球館B1がメインなんですが、


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最近は「恐竜<骨格」なので、地球館B2のほうが楽しいです。


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標本だと地球館1Fや日本館3F南翼の海洋系がしびれます。


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それ以外にも

宇宙系、科学系、機械系、歴史系と盛りだくさんなので、

じっくり見たら一日では見きれません。


科学実験体験コーナーもあるので、子供を連れて行くのに超オススメです。

ミュージアムショップもサイコーです。

標本

標本学―自然史標本の収集と管理 (国立科学博物館叢書)/松浦 啓一
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ブログをつらつらと書いてきて、

自分が好きなものは“標本”なんだなと気が付きました。


恐竜の骨格や昆虫が代表的なものなんですが、

標本全般が好きみたいです。


たとえば、地層とか鉱物とか、生き物でないものも

標本の体を成していれば興味の対象になってきます。


なので、自分の理想の部屋は、本と標本にあふれている部屋です。


以前、東京大学で「驚異の部屋展」というのをやっていました。

http://www.um.u-tokyo.ac.jp/exhibition/2006chamber.html

東京大学所蔵のあらゆる標本を研究室に展示するという企画です。


虫、鳥、動物の剥製や標本、鉱物、地図、実験器具、機械類など

とにかく雑多に置かれた部屋がもう、たまりませんでした。

ここに住みたいとさえ思ったほどです。


昔から夏休みの自由研究で昆虫の標本を何回も作っていましたが、

きっと、そこからなんだと思います。


博物館が好きなのも、生物フィギュアが好きなのも

どうやら標本好きが根本のようです。

カーペンターブロック

売っているところが少ないので、

なかなか出会いにくいのですが、

「カーペンターブロック」というブロックがあります。

↓(写真はリンクより転載)
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【SOZ・ソズ】カーペンターブロックミニ/CARPENTER BLOCK mini・シングルカ...
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ちょっと高めなんですが、

精度が高く、触った感触がよく、

パッケージも、ブロックのカラーもとてもかわいく、

デザイン的に非常に優れています。


面白いのが、家具やインテリアをつくれる

ブロックをそのまま大きくした商品があって、

実際に使えたりするところです。

(↓ホームページ参照)

http://www.soz.jp/home.html



デザインが良質すぎて、パッケージを見ても

子供はこれが楽しいオモチャだと気がつきにくいかな~とも思いますが、

品質といい、デザインといい、

とても良質なプロダクトだと思います。



ダイヤブロック(ナノブロック)

個人的にダイヤブックには好感を持っています。

商品企画に一生懸命独自性を出そうとしていますし、

実際、デザイン性に優れた商品やいい企画も多くあります。


特に近年ダイヤブロックの河田が出した

ナノブロックはとてもいい商品だと思っています。

nanoblock スタンダード/河田

¥3,675
Amazon.co.jp

単にダイヤブロックを限界だろうと思われるサイズに縮めただけで、

ダイヤブロックとの互換性もないのですが、

この小ささが、とてもかわいいのです。


本当に小さいので、物理的に作れない人も多いと思いますし

誤飲のリスクや、散らばったときの絶望感など

ネガティブ要素も少なくないのですが、


出来上がったもののサイズが

根付や伝統工芸品を思わせる手のひらサイズで、

「ちいさきもの」を愛でる日本人の魂を揺さぶる感じです。


サイズを変えただけなんですが、

それでこれだけの個性が生まれるというのは

すごいなあと感心してしまいます。


おそらく、海外ではありえないサイズなので、

日本でなくては商品化できないプロダクトです。

こういうものが商品として成立する国でよかったなぁと思えます。



英語を学ぶ6-クラスメート-

IELPにはいろんな国から生徒が集まっていました。


憶えているだけで、

日本、韓国、中国、台湾、インドネシア、サウジアラビア、トルコ、キプロス、ベネズエラ、エクアドル、コロンビア、チリ、アルゼンチン、フランス統治国などです。

みんなつたない英語で気を使いながらしゃべるので、

逆にコミュニケーションをとりやすく、

価値観が合うタイプだと、とても仲良くなれます。


国ごと、というよりは地域ごとのお国柄が

とてもはっきりしていて面白いです。


アジア人は、とても英語でコミュニケーションをとりやすいです。

一般的にまじめで、相手にわかりやすい文法を使ってきます。

ギャグセンスや価値観も近く、

宗教観や、食事、外国への印象など、お互いにあまり説明がいらない、

共有できる話題が多いのも強みです。

コミュニケーションをとるときの距離感が共通している気がするので、

ものすごい仲良くなれるわけではありませんが、

とても楽に付き合えます。


中東系は、数が少なく、イスラム系でかたまっていることが多かったので、

接触が少なかったのですが、

「まじめ」or「テキトー」のどちらか、という印象です。

アメリカに留学にくる時点で実家が裕福なのでしょうが、

みんな車を持っていました。


中南米(スパニッシュ)は

騒ぐの大好きで、すぐ踊りだします。

普通に、まじめなタイプやおとなしいタイプもいるんですが、

どんなタイプでも、すぐ踊るのは共通してました。

反応がよく、すごいスキンシップをとりたがるので、

会話をしていて楽しいし、すぐ仲良くなれます。

見た目純粋な白人もいますが、

ほとんどがミックスなので、

有色人種に対する上から目線はゼロです。

アメリカ人のえらそうなところを嫌っているので、

「アメリカのダメなところ」で盛り上がれます。

(いいところの話だと、自分たちの国のダメなところの話にすりかわります)


超ダメなやつも多少いましたが、ほとんどの人がまともで、

みんな自分の国に対するコンプレックスは、ちゃんと持っっており、

一方的に自国を褒め称えたり、相手を貶めたりしません。

差別意識=無知なだけ、ということがはっきりわかります。


いろんな国の友達ができましたが、

結局、仲良くなるタイプは、日本でのパターンと同じで、

どこかしらマジメな部分をしっかり持っているタイプがほとんどでした。


ここでできた人脈を元に、南米などを旅したのですが、

それは、またおいおい書いていきます。

英語を学ぶ5-文法-

アメリカで英語を習って、

文法に関してとても驚いたことがあります。


“過去分詞”に関してです。


日本では過去形を習ったあと、

現在形-過去形-過去分詞形と一セットで教わり、

過去分詞は受身の表現で使う、というような習い方をした記憶があります。

そして3つセットで憶えさせられます。


たとえば「書く(write-wrote-written)」のようにです。


ところがアメリカだと、過去分詞という言い方は一切されず、

writtenはwriteの形容詞形と習うのです。


つまり日本式だと

The story is written by him.「ストーリーは彼によって書かれた」は

(主語+be動詞+過去分詞)で、


She is beautiful.「彼女は美しい」は

(主語+be動詞+形容詞)で、

明らかに違う文法なんですが、


アメリカでは同じ「主語+be動詞+形容詞」だと習うわけです。


つまり

「文章の構成は主語(S)+動詞(V)+目的語(O)がほとんど」

「動詞はほとんど「ed」をつけると過去形になって、形容詞形も同じ、

ingをつけると名詞形になる、一部特殊な動詞がある」

と習うのです。


この理屈は、おそらく、正確な文法上の理屈を

はしょっている教え方だと思うのですが、

これを教わって、英語は思っていたよりシンプルなんだなと

思うことができるようになりました。


でも、その反面、日本で過去分詞の理屈でつまずいて英語嫌いになる

中学生が相当数いることをを思うと、

かなりショックでもありました。


言語が先にあって、

それを体系づけたのが文法であることを考えると、

文法は例外だらけの非常に理解しにくいものになるのは当然です。

(日本語もそうですし)


それなのに、まず文法ありきで、ついてこれない生徒を生んでしまうような

日本の英語教育の問題点を実感して愕然としたわけです。


別にこのときだけ、というわけではありませんが、

これを教わったときは、あぁアメリカにきてよかったなぁと思いました。

LEGO

実は、レゴも相当やってます。


LaQの仕事を始めたきっかけも、

会社でレゴをいじっていたのを

ケイブンシャの担当さんが、見ていたからなのです。


でも子供のころから、どっぷりというわけではなく

アメリカでスターウォーズレゴを買ってからハマりだし、

Technicシリーズを知ってから一気に加熱した感じです。


(※テクニックシリーズは、

歯車やカムなどを使ったギミックを取り入れた

かなり複雑な、テクニカルなモデルが作れる、

対象年齢が高めのブランド)

↓こんなの

レゴ テクニック クレーン/レゴ

¥15,750
Amazon.co.jp

テクニックシリーズは廃盤品に名作が多く、

ハマリだしてからは、オークションや個人輸入などにも手を出し、

一時期はものすごい勢いで買っていました。


さすがに、ピーク時の勢いはありませんが、

今でも「これは」というものは買ってしまいます。


高い精度、デザイン性、かわいさ、ギミックなどなど、

やっぱり老舗玩具ブランドとして世界中で愛されているだけのことはあります。


ブロック玩具好きとして、

いつかはレゴの本も作ってみたいなーと思っています。



LaQ3

特にアナウンスはしていないのですが、

LaQは、発達障がいを持っていたり、

自閉症の子供に気に入られるケースが多いようです。


なぜ、アナウンスをしていないかというと、

何かの病気や症状に対して、医学的に根拠がない事実は、

効果を誤解させるような表現で商品の説明に使うことができないからです。


なので、あくまで第三者の個人的な意見として読んでください。


まず、そういった声は、ヨシリツにも多く届くようですし、

全国でLaQを販売している販売店のかたたちからも、

同様の話を何度も聞いたことがあります。

ネットで「LaQ 自閉症」で検索すると、多くのユーザーの声もヒットします。


とても多くの事例があるので、

そういった場面でのLaQの優位性を、僕なりに考えてみました。


まず、指先を使って、カラフルな素材を組み合わせていく玩具は

そう珍しくありません。


「指先を使う」「カラフル」「素材を組み合わせる」

それだけでも抜群の教育効果がある遊びですが、

レゴに代表されるブロック玩具をはじめ、

折り紙や粘土だってその優位性は持っています。


そういった玩具のなかでLaQ独特の特長といえば、

「クリック音」です。


つなげるときに「パチン!」外すときに「ポキ!」という音のことです。


この音が、「上手にはまったよ」「上手にはずせたよ」という合図になっていて、

それが、子供へ大きな安心感を与えるのではないでしょうか。


一回一回の工程に、ちゃんと反応が返ってくるというのは、

ちょっとしたことに不安を持ちやすい子供にとっては

とても大きいはずです。


最初は力が足りなくて、できなくて、かんしゃくを起こすこともあるのですが、

付け外しができるようになると、長時間集中して作るようになる、

というのが、一般的なパターンのようです。


やがて、ほかの人が作ったものをまねる、設計図を読み取る、

自分で考えたものをつくる……といったように、

できることが増えていくのです。


何かの症状が劇的に改善するといったことではないのですが、

間違いなく「できること」を増やす訓練にはなりますし、

電車や自動車、恐竜、食べ物、日用品など

興味の対象となるものをえらんで作れますので、

子供自身が気に入りやすいはずです。


もし、試してみるのなら、

↓このへんからがオススメです。

LaQ Mini Kit 平面セット/ヨシリツ
¥1,449
Amazon.co.jp

LaQ 体験パック平面(60PCS)/ヨシリツ
¥630
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はじめてのLaQ ―LaQ公式ガイドブック(別冊パズラー)/著者不明
¥1,000
Amazon.co.jp

※僕自身の体験に基づいた話ではなく、

推測で書いた部分が多くあります。

この記事を読んだ方で、

ご意見、ご感想、体験談などがありましたら、

お聞かせいただけますとありがたいです。




LaQ2

(前回のつづき)

LaQの仕事を10年近くやってきましたが、

お世辞抜きで、LaQは本当にいい玩具だと思っています。


いいところをあげてみると、


①サイズ

②デザイン

③感触

④音

⑤シンプルさ

⑥創造性


大まかに言うと、この6点が秀でているポイントです。


①のサイズは、「小さすぎる」といわれることもありますが、

これ以上大きくすると、作ったものが大きくなりすぎて、

遊びにくくなりますし、

生きることを学ぶことが遊びの本質であることを考えると、

簡単なオモチャは最適なオモチャではありません。

(子供も飽きますし)

薄さが最小単位だとすると、ベストの大きさだと思われます。


小さい子供の遊びにくさ、誤飲は、対象年齢を守っていただければ

問題がない話しです。


②のデザインは、

見た目のかわいさを考えれば一目瞭然だと思いますが、

ピースにウラオモテがあるところや、ビビットな色あい、

計算された幅や角度など、精度の高さもポイントです。


③の感触は、手触りのよさもありますが、

パーツを組んだときの「パチン!」という感触と

はずしたときの「ポキ!」という感触が秀逸です。


④の音も同じなのですが、

ひとつひとつの工程で、その完了がわかるというのは、

精神的な安心感を生み、ストレスの低減になります。

③と④を別にしたのは、感触と音は、

明らかに違う次元の快感だからです。


⑤のシンプルさは、

2種類の基本パーツ、5種類のジョイントパーツのみ

というLaQの基本構造のことです。


基本パーツの少なさは、

初心者には救いとなり、上級者には挑戦状になります。

LaQが幅広い層に受け入れられるのは、

この選択肢の少なさに起因するのです。


そして、「何でもつくれる」無限の創造性⑥です。



まとめると、

五感のうち3つ(視覚、聴覚、触覚)を満足させる要素があり、
指先を自然と使い、立体感覚や色彩感覚が鍛えられ、

論理的な思考が必要で、

初心者から上級者まで楽しめるので、飽きにくく、

超いろんなものが作れて楽しい。


という感じです。

価格の高さを指摘されることも多いですが、

一番大きいセット(3万3600円)を買ってしまえば、

まず買い足しをしなくて済むと思うので、

上限が3万3600円で済む趣味(+知育要素)と考えれば、

ほかのブロックや模型、ハマリものと比較したら激安です。


オススメ玩具ですので、ぜひ、試してみてください。

LaQ1

僕とLaQの出会いは、10年ほど前になります。

当時、お付き合いがあったケイブンシャの編集さんが、

書店で売っていたLaQを持ってきて、

これで本を作れないかと相談されたのがきっかけです。


出版社さんからの相談なので、書籍という形が絶対条件です。

とりあえずは、ピースをオマケにつけた本で、

いろんなものが作れて、子供に人気があるもの、


というイメージでLaQをいじりながら、

ピッタリのモチーフを模索していました。


僕自身、まだ、LaQのノウハウを持っていない状態だったので、

組んでいくと、どうしてもモデルにスキマができてしまいます。


当時は色も赤、青、黄、緑、白、黒の6色しかなく、

車輪パーツもありませんでしたが、

限定されたピースで、いろいろなものが作れることを条件にするなら、

さらに色を絞る必要がありました。


子供が好きなモチーフで、色を絞って、スキマを効果的に生かせるもの、

という思考でたどり着いたのが「恐竜の骨格」です。


そこからは、一気に進みました。

恐竜の骨格モデルをいくつか作り、ヨシリツへプレゼンし、

ピース数、本の体裁を決め、デザインを組み…。


そして完成したのが「LaQ恐竜骨格の本」です。
ariana office info

その後、ケイブンシャがつぶれてしまい、

「LaQ恐竜骨格の本」は絶版になってしまいますが、

その流れで、『LaQ恐竜骨格シリーズ』が生まれ、

世界文化社のLaQ本シリーズへと仕事は続いているのです。


丸10年いろんなLaQの仕事をさせていただきまして、

LaQという玩具に関しては相当詳しくなりました。


現時点で少なくとも世界で2番目くらいには

LaQに関しての知識があると自負しています。
(次回につづく)


英語を学ぶ4 -会話-

アメリカ人と会話をすると、

タイプが2つに分けられます。


「外国人と会話をすることに慣れている人」と

「慣れていない人」です。


前者は、学校の先生や接客業、外国人の知り合いがいる人などです。


後者は、学生、子供、そういう機会が少なかった人、などです。


前者の場合、特に学校の先生は、本当に英語が通じやすく、

超カタカナ英語でも、ほとんど理解してくれます。

(ひどい発音は直されますが)


さらに、こちらが理解できない単語の説明が本当に上手で、

これはプロの「説明」だと感心することばかりでした。


(編集、ライティングは「なにかを説明すること」が本分だと思うので、

すごい身になったと思えます)


外国人にとって、何がわかりにくく、どう言うとわかってもらえやすいかを

意識しながら、考えながら会話をしてくれる人は、

本当にコミュニケーションをとりやすいです。


後者の場合、特に子供は本当に会話が成り立ちません。

なにしろ、別の言い方を持っていないのですから。


たとえば、向こうの言っていることがわからないと言うと、

まずは、省略形にしてきます。

(I amを I'mにするような)

長いからわからない→短くする。

という発想です。


そうすると、こっちは余計わからなくなるのです。

むしろ、長い説明にしてくれたほうがわかるのに。


それでもわからないと、例のお手上げポーズをされてしまう、

という流れです。


子供がとくに顕著なんですが、

学生や、若者でもそういうタイプは結構いるので、

そういう人と会話が成立せず、お手上げポーズをされて

へこんだり、頭にきたり…ということがけっこうありました。




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LaQの本を作っていますLaQマスターこと浅川直樹の告知用ブログです。アメブロから移動しました。表示など調整中。

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