友情のチリ編8-食べもの-

チリは基本パン食です。


呼び方も英語の「ブレッド」ではなく、「パン」ですし、

ベネズエラやエルサルバドルでよく出たコーンのパンではなく、

小麦粉を焼いた普通のパンなので、とても食べやすかったです。


基本の飲み物はコーヒーではなく「紅茶」。


ティーバッグですが、毎食必ず温かい紅茶が出て、

みんな砂糖をたっぷり入れます。


僕らは、ほぼストレートで飲んでいたので、

チリ人には、よく「砂糖入れないの?」と聞かれました。


オカズは肉、卵、魚介類、野菜、果物、何でも美味しかったです。

(アーティチョークを初めて食べました)


ワイン大国だけあり、ワインはとても安く、

スーパーに売っている紙パックワインは、

ミネラルウォーターよりも安いものもありました。


みんな、ワインに関しての好みがあるらしく、

どれが美味いとか、しょっちゅう話題になっていました。


食事は素材がいつも美味しかったので、

不自由した記憶はありませんが、

習慣的に、朝(少なめ)、昼(超豪華)、夜(あっさり)というバランスで、

(このバランスが身体にいいんだと、みんな言っていた)、

僕は、朝、夜しっかり食べたい派なので、

そこは唯一不満でした。



HORTUS社 アーティチョーク(カルチョーフィ)・ロマネスコ
↑アーティチョーク。
花びらみたいな部分を外して、
前歯で食べられる部分をこそげ落とす。
甘くておいしい。


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友情のチリ編7-いきなりのダウン-

チリに到着して1日目、

歓迎パーティーで貝類をたらふく食い、

「ピスコ」という安めのお酒をたらふく飲み

(※ピスコ:チリ産のブドウの蒸留酒で40度ある。

これをコーラで割った「ピスコーラ」というものを大量に飲んだ)、

さっそくダウンしてしまいました。


とにかく気持ちが悪く、お腹もおかしくなり、

下痢&嘔吐という症状です。

大量の貝を食べたので、ニューオリンズの悪夢を思い出し、

「あぁオレは地球の裏側で死ぬかも…」と弱気になりますが、

一晩寝たら、だいぶ回復しました。


翌日(チリ2日目)は低空飛行ながらも近場を散策できたのですが、

3日目は、熱を出し吐いて、本格ダウン。しまいには彼女も寝込みました。


4日目にはだいぶ復活したのですが、

大事をとって、丸一日休みました。


本来なら、4日目にはスキーに連れて行ってもらう予定だったのですが、

それもキャンセル。


チリには一ヶ月滞在する予定だったので、

日程的な余裕はあるのですが、

僕らが来ることを楽しみにしていた友人たちには、

いきなり迷惑をかけてしまった感じです。


それでも、みんなとてもよくしてくれ、

とくに、マカレナの家族は本当に親切で、

とても居心地のいい家でした。


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↑7月のチリは冬。

マカレナの家には暖炉があって超快適。

お兄さんに冬服を借りて、なんとか凌ぎました。

ニューオリンズ小ネタ-生牡蠣-

ひさびさのニューオリンズネタです。


ニューオリンズは、フランスからの移民が多かったため、

フランスの文化が色濃く残っています。


特に料理に顕著で、そのおかげで、

アメリカでNo.1の食文化を誇る街と言われています。


また、ミシシッピー川による海運が発達していたという地理的要因もあり、

「生牡蠣」は人気料理の一つとして、お店がたくさんあります。

(競馬場にも競馬をしながら生牡蠣が食えるオイスターバーがあった)。


僕らがニューオリンズを去る前のお別れ会も、

地元のシーフードレストランでしてもらいました。


その店の名物はもちろん生牡蠣。

豪快さが売りのアメリカのレストランでパーティーを開くと、

アホほど料理が出てきます。


とにかく美味い生牡蠣で、いくらでも食べられます。

ライムを挿したコロナと、とても合い、

そんなに強いほうではないのですが、酒もしこたま飲みました。


なにしろ主役だったので、プレゼントなども貰い、

とても楽しく過ごせたのですが、

家に帰ると、なんだか吐き気がします。


ちょっと飲みすぎたかな~と思いつつトイレにいくと、

ものすごい勢いで吐いてしまいました。


さらにおなかも痛み出し、下からもすごい勢いで出始めます。


とにかく気持ちが悪く、上から下から水分の排出もとまりません。


なんだか発熱もしてきますが、

病院にいくといくらかかるかわからないので、

寝るしかありません。


幸い、下痢も翌日には収まり、回復にむかいましたが、

はっきりいって人生初体験の七転八倒、生き地獄の苦しみでした。


飲みすぎたのか、食中毒なのか、貝毒なのか、

病院にいっていないので原因は不明ですが、

それ以来、生牡蠣を食べるときは、

少し緊張するようになりました。



友情のチリ編6-鬼フジツボ-

サンティアゴ空港まで迎えにきてくれたのは、

クラウディオ、マカレナ、マカレナのお母さん、

バルバラ(女の子)、ピラ(女の子)、の5人。


その日は、お世話になるマカレナの家で歓迎パーティーを

開いてくれました。


マカレナの家は魚屋(たぶん中売りか卸し、店舗は違う場所にある)で

新鮮な魚介類をたくさん用意してくれました。


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↑バーベキューで貝類を豪快に焼いて食う。


料理はエビ、カニ、貝類などで、

でかい二枚貝、ムール貝、そして巨大なフジツボが大量にありました。


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↑「ピコロコ」(ピコ=くちばし)(ロコ=クレイジー)と呼ばれる鬼フジツボ。

くちばしが入り口にある、馬鹿でかいフジツボ。


フジツボを食うのは初めてでしたが、『地球の歩き方・チリ』にも

うまいと書かれていたので、ちゅうちょ無く食いましたが、

とてもうまかったです。


それもそのはず、フジツボは甲殻類(カニの仲間)で、味はまさにカニ。


要するに、岩にへばりついて生きることを選択したカニの仲間なので、

筋肉はカニと同じ味なのです。


日本で見られるフジツボは小さくて殻も割りにくく、食べるところが少ないので、

食べる文化がないのですが、

これだけでかいと、割りやすいし、食べ応えもあるし、

とても美味しかったです。


飲んで、食べて、ダンスをして、みんな歓迎してくれて、

いきなりとてもハッピーにすごしましたが、

貝類を食べ過ぎた僕は、翌日ひどい目にあうのでした…。

友情のチリ編5-マカレナ-

僕らがそもそも南米に行ったのは、

IELP大量のチリ人 が入学してきて、

そこで仲良くなったチリ人に遊びにこいと誘われたからです。


僕らが特に仲良くなったのは同じクラスになった

「クラウディオとマカレナ」のカップルでした。



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↑アホだけど超いいヤツのクラウディオ。

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↑おばあちゃんが中国人でアジア人の血が混じっているマカレナ。

ちょっとおてんばでとってもカワイイ女の子。



マカレナといえば「恋のマカレナ」 (リンクはyou tube)のヒット曲が有名ですが、

スペイン語圏ではメジャーな女性名のようで、

クラウディオのお兄さんの嫁とその娘も「マカレナ」で

三人とも自己紹介のときに

マカレナダンス(リンク先参照)を踊ってくれました。


チリでは、そんな明るくてとってもかわいいマカレナが
家に泊めてくれました。

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