2013/06/19
直江和由さん
LEGOビルダーの直江和由さんが急逝されました。初めてお会いしたときに、
LaQの本を作っていることを話したら、
僕が作った本のことを知っていてくれて、
それ以来、仲良くしていただけるようになりました。
初代LaQハカセや某LEGOアンバサダーのかたを交えて
飲みにいったり、カラオケをしたり・・・、
本当に忙しいかただったので、
思い出は数えるほどですが、
とても気持ちのいいかたでした。
会うたびにニコニコと笑いかけてくれて、
直江さんが作ったモデルのことを聞くと、
ここを見てとか、ここが苦労したとか、
本当に自分が作ったものへの自信と愛情を持っていて。
子どもへの対応も丁寧で、
LEGOファンへの感謝をすごいきちんと持っていて、
おもちゃが大好きで、
お酒が大好きで、
人間が大好きで、
何よりLEGOが大好きで。
直江さんが作るモデルには、
直江さんの人格が現れていました。
全体がきちんとしていて、
細部がきちんとしていて、
丁寧に作ってあって、
どこにも手を抜いていなくて、
かっこよくって、かわいくって、
大人にも子どもにも見られることをきちんと意識していて、
何を作るかのチョイスもセンスがあって、
LEGOビルダーとしての誇りとプライドを持って
一流と呼ぶにふさわしい仕事をしていました。
本当に本当に尊敬できて、
でもとっても気さくで、
直江さんという太陽のような存在は、
LEGOファンの皆さんの結束の固さというか、
雰囲気の良さにつながっていた気がします。
直江さんのことを思い出しながら
文章を書いていると、泣けて泣けてしかたありません。
直江さんがプレイベートで作ったと言っていた、
LEGOのマグマライザー見たかったです。
きっと超手加減なしの、
めっちゃカッコいいマグマライザーだったんだろうなぁ。
ただただ、悲しいです。

↑やる気のない長男と

↑LEGOイベントにて